2017年9月24~25日(日~月)
23日朝自宅を出発し名古屋から東海北陸自動車道を通って富山手前の砺波JCTで北陸自動車道を北進して流杉PAで車中泊とした。
翌日立山インタ-チェンジで高速を降り亀谷まで行き有峰林道の通行時間(6時から)迄小一時間待って折立登山口の駐車地まで行った。
「町から見ても、登ってみてもでかい山」百名山で、かの有名な深田久弥も「百足のわらじを履いても登り切れないほどの大きい山」と書いています
薬師岳(やくしだけ)(2,926m)は剱岳・立山と並ぶ飛騨山脈(北アルプス)立山連峰の主要峰である。山域は中部山岳国立公園に指定されている。
総歩行距離 21.36Km
総歩行時間: 15時間21分
累計高低差: ±1,828m
消費カロリ-: 5,254Kcal
今回自宅から登山口までの往復走行距離は1,140Kmで歩いた距離21Kmほどです。かかった時間は車16時間ほどで山歩きは15時間ほどでした。
天気の良い土日の為駐車場は日帰り登山や小屋泊りテント泊の登山者の車で満車状態です。何とか道横に止められました。
登山口はこの道を奥に少し進んだ所です
はじめの内は歩行や雨水で掘れこんだ歩きにくい急登道です
木の根っ子や段差の大きい所を登っていくが、所々大きなブナ等があって楽しく歩ける所もあります。
この長く続く石ころの坂道は疲れました
この岩の斜面は滑ることなく登れました
急登も一先ず終わって木道地帯です
草紅葉の向こうは有峰湖とその向こう富山市市街です。
少しガスって来ましたが・・・・
右手に薬師岳の雄大な山容が見えてきました。遠いいなぁ。
写真中央の白く見える道は木道です
大分草紅葉が進んで来ています、所々にあるナナカマドも紅葉が始まっていますね。
太郎平小屋が見えてきました。ここまで4時間少しかかりました、あぁシンド。
小屋に到着。お昼はニンニク入りラ-メン、♀カモシカはうどんを頂きました。
お腹も一杯になり太郎平山荘を出発して向こうの薬師岳山荘に向かいます。ここから見ると近そうですが、一旦大きく降って、赤矢印の沢を150mほど大きな岩の岩塊斜面を登ることになりました。
上の写真の赤矢印手前の薬師峠まで降ってこれから急登となる手前で赤く色づいたナナカマドに会ってほっと一息をつきました
100mから150mほどこんな大きな岩の岩塊斜面を登ります
これは凄い
やっと大きな岩魂も終わりです。♀カモシカもお疲れの模様です
薬師平に来ました、斜面は草紅葉とチングルマの赤い葉っぱと、向こうには槍ヶ岳。
チングルマの実が一部まだ飛ばずに残っていました
薬師平から標高で100m程登る斜面は疲れが最高で・・・・
赤矢印のダレた坂道を登り詰めれば小屋です
やっと薬師岳山荘です。今晩お世話になります。
小屋での夕食です。窓から薬師岳(写真は手前のピ-ク、左手ガラスが曇った所に薬師岳)を見ながらビ-ルと食事は最高です。
夕方空が夕焼けに、中央に槍ヶ岳と左手鷲羽岳岳(?)が
翌朝5時に朝食を頂き、頂上に向かいます。中央は石作りの避難小屋があるピ-クで写真左端が薬師岳です
お天気は最高です、もうすぐ日の出の時刻ですね。小屋泊りの何人かは食事を後回しにしてヘッデンを付けて登りました。
振り返れば赤丸が山荘、有峰湖には雲海が、富山市街と富山湾には雲海とガス。
登って来る人と早朝から登って降る人達です
石積みの避難小屋です
赤丸の所が頂上です
もう少しです
記念に
北北東方向です、手前北薬師岳(2900m)と金作カ-ル、向こうは立山連峰の山々です。
南南東方向です、雄大な中央カ-ルとその向こう左から水晶岳、黒部五郎岳、その一番奥は槍ヶ岳、穂高連邦です。
雲の平方向
そろそろ帰ることにしました、頂上には未だ多くの登山者が楽しんでいます。
もう一度薬師岳山荘方向
帰り道槍ヶ岳とお別れです
もう一度綺麗な草紅葉を
薬師岳ともお別れです
今回の高低図
早朝の山頂はさぞかし寒かったでしょう。冬のグローブしてますもんね。
4年前2013年7月に行ったのを思い出します。
薬師から北、立山はTJARの選手が通ってくるルートなので、
いつか歩きたいと、山頂で思いました。
長旅お疲れ様でした(^o^*)/(^o^*)/
黒部五郎岳に登った時に、折立から登って来られた方々が多くて気になっていました。
薬師岳、いいですね。来年登ってみようと思います。
私は今年は、ダメでした。天気の良い日が土日にかぶり、行きやすい月曜、火曜、水曜にけっこう用事がはいったり、天気が悪かったりして、計画倒れでした。
当初は、7月に有峰から薬師岳、五色ヶ原を経て立山に降りる計画をもっていましたが、花の季節が終わり、常念岳、蝶が岳の周回コースにかえたものの、実現できませんでした。10月も車の乗り換えのことでバタバタしないとならなず、仕事ができない分、仕事も頑張らねばならず、いけない感じです。
次の営業車の話も楽しみにしています。
下山したら紀伊半島大水害に見舞われました。
思い出します。
祠に熊野修験の碑伝ありましたか?
頂上の祠のガラス扉には鍵が掛かっており、見ておりません、祠の前に置いていた重い鐘は持ち上げ同じく置いていた木の棒で鳴らしました。