木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

10月31日 生ゴミ処理機 使用レポート

2007年11月02日 | 活動日誌その他
 10月31日 生ゴミ処理機(ナショナルMS-22)を使ってみました。


宣伝文句の「キッチンにおけるコンパクトサイズ」とは
このぐらいの大きさになります。


 第一印象はといいますと、上部構造はまるで炊飯器のようです。ウチ釜もついてるし。ウチ釜には持ち運びに便利な釣手と内部に撹拌用の羽が一枚ついています。

 


 キッチンに置くとにおいや音が気になるのではと思ったので、風呂場の脱衣所(洗濯機)のとなりにおきました。(村営住宅の場合)アースの設置も問題なく出来ます。
 早速生ごみを入れてスイッチ・オン。ブーーンと音がします。生ゴミ約400グラムの場合、約1時間30分動作します。ドアを閉めていると洗濯機より少し静かで何か動いているなあ・・・といった程度。処理機には排気口がありますが、生ゴミのにおいは全く出ません。新品の家電の匂いというか、強いて言えばプラスチックか機械の匂いです。

 処理が終わって蓋を開けてみると・・・

ぱっと見は、漢方薬か煎じ薬のようです。


 生ゴミが粉砕・乾燥されてサラサラになっています。少し大きいものはみかんの皮やバナナの皮。サカナの切れ端や煮物かすが混じっていたためか、少し佃煮の匂いがして、・・・なんだかご飯にふりかけにして食べられそうなおいしい匂いでした。

 みかんの皮だけを刻んで入れれば「チンピ」という生薬が作れたり(ちなみに柑橘類は引火成分リモネンを含んでいるので大量投入は×です)、ドクダミを摘んできて入れれば「どくだみ茶」なんかが作れるんじゃないか? とも思いましたが、たぶん処理温度が高温なので薬効がなくなってしまいそうです(笑)

 思っていたよりも清潔感もあって、これはすぐれもんです!

 以前、生ゴミのリサイクルに「ミミズ方式」を使ったことがあります。釣りえさのミミズを放り込んで土と生ゴミを入れていたのですが、生ゴミが多すぎるとミミズが逃亡をはかってしまいます。それでもミミズが大好きというコーヒー豆のカスが効いたのか、卵を大量に生み、それが孵ってまつ毛のようなミミズの赤ちゃんがうようよ増えました。
 秋ごろには2、3センチほどのミミズに成長し、ちょっと見ただけでも100匹以上に増え、順調に生ゴミを食べていたのですが、寒くなって冬はほったらかしにしてたら厳冬期を越せずに全滅しました。土が解凍した春にはミミズは完全消滅しており、ある意味でさらさらの園芸土ができたことは確かです。

 次に「ぼかし」を使ったバイオ式をやってみましたが、こちらはミミズよりも匂いが強くて気になるうえ、やっぱり厳冬期はカチンカチンに凍って、微生物が死滅したようです。

 生ゴミ乾燥機のすぐれたところは、ミミズ式・ぼかし式と違って室内においても全く問題ないこと(冬も外にでなくていい)。
 電気代は一回の処理に約16円。生ゴミの処理に電気代をかけることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、ゴミ処理袋を購入することを考えれば、あまり費用に神経質になることもないように思います。

 生ゴミ処理機はまだ使い始めたばかりですが、今後もレポートしてゆきます。


 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。