10月23日 任意団体の現実

　木祖村の伝統工芸品の維持・伝承(できれば振興も夢見て)を目的に、有志が集って研究会を結成。助成金を受けて、公共施設の収蔵資料を対象に、資料データベースと情報発信のためのホームページを構築した。

　ところが、そのHPの雲行きが怪しい。
　WEBショップやBBSを備え、様々な試行錯誤の末に構築されたものだったが、構築した研究会解散後にHPの管理を引き受けた保存団体は、当初計画の3年を待たずして運営維持困難に陥ったとのこと。
　長野県選択無形文化財に指定された木祖村の伝統工芸品を紹介する唯一の専門的HP だけに、その動向は極めて重要である。この試練を乗り越えることが出来るのか、さてどうする？

エッ？　(゜Д゜)　あぼーん？　
閉・鎖・決・定　・・・orz

と、いうことで「木曽のお六櫛」サイトは10月23日をもって閉鎖となりました。

　この助成金事業で購入・作成したものは、未だ誰も自由に活用できる形になっていない。結局村にも郷土館にも何も残されることはなかった。

　任意団体の実態を目の当たりにして、やり場のない怒りと空しさが溢れる。