今すぐにというところに恋と愛を感じる。
山崎まさよしのアンジェラ良いー!!
早速レンタルしてきましたーvvv飼育の檻続編打つときずっと聞いてよう…。
他にも嵐のきっと大丈夫を借りてきました。
UVERworld借りてこようと思ってたのに無かった…(しくしく)
でもまぁ今から書く部長専務はアンジェラとは程遠いお話だから、きっと大丈夫に切り替え。
ではではてんちゃんの裏オエビから確かにバトンキャッチ!
ドキドキベイブ恋愛修行中な感じでレッツ妄想!今回こそエロ突入?!の巻き!(えー)
--------------------------------------------------------------
暇そうにしている女子社員から窘められても俺の都合のいい事ばかり覚えている頭はそう簡単にはおさまってくれない。
寧ろ身体がおさまらない。え。どうしてくれんのこの行き場のない性欲。
トイレで抜いてこようかなー…いやだってあの時の乱れっぷりは凄かった。
思い出しても鼻血が…………あの、やっぱ、トイレ…。
俺が土方とデキあがったのは俺が営業部に回されてすぐだった。
というか正確には仕事で疲れていた土方を俺が襲った。
俺的にはサービスだったんだけどさ。疲れてるときはヌくといいし、エッチなんてする暇も無さそうなほど疲れてそうだったし。(まぁ実際はより疲れちまったわけだけど)
土方のイった顔見てたら止まらなくなって、夜食のお供に買ってきていたゼリーを使って突っ込んだ。(その後土方の前でゼリーを食おうとすると殴られるようになった)
ヤった後にホモが!って罵られて、お前のこと好きだからこんなことしちゃったんだごめんなって言って。
そこからなし崩しみたいな感じでお付き合いがスタート?
でも先月行った慰安旅行までは、俺はこの関係付き合ってるの?ってちょっと疑問だった。
エッチはするけどデートは行かない。
社内メールは欠かさずするけど電話はしない。
なんか、ちょっと色々、足りない?
そう、思ってた。
「何で俺がお前と相部屋なんだ」
慰安旅行先の旅館で女子社員が適当に作った部屋の割り振りに、今まで旅行など全く無関心だった専務様は切れそうな勢いで一緒に部屋に入った俺を睨みつけてきた。
いや、そんなこと言われても。
そりゃ普通専務なんてお偉い立場は一人部屋でしょうよ。でもしょうがないじゃん、部屋の空きが無いとか言うんだしよ。
ここの系列の旅館はうちが慰安旅行するたびにお世話になっているから、そう大きな文句だって言えない。(そんな大きな口が叩けるほど大きな会社じゃない)
土方だってその辺はわかってるだろう。
こいつが言いたいのは。
「それは俺と一緒の部屋が嫌だってことでしょうかね、専務」
「決まってんだろうが。一々聞いてんじゃねぇよ」
ということだ。
こういうこと言われるたびに、俺コイツのただのダッチワイフなんじゃないかって思っちゃうね。
あ、違うか。突っ込んでるからダッチダディー?あ。ダディーは違う?あれ?
…まぁ要は体のいい性欲処理機って感じで。
小さく溜め息をつきながら土方の荷物を下ろして部屋の中を歩き回った。
部屋は12畳で、小さなクローゼットと、叩かないと付かないような古いテレビが一台。ちゃぶ台みたいな机の上にはお茶菓子と湯飲みが二つにポットが一つ。おばちゃん急須がありません。
そんなことを考えていたから、土方が部屋の中から居なくなっていることに気が付かなかった。
背後を振り返っても誰も居ない。
俺に嫌気が差して逃げた?と思ったのも束の間、部屋の入り口(ちょっとしたアパートみたいになっていて、襖を開くタイプではなく玄関のようなものが付いている)から戻ってきた。
「何だ。俺が嫌で逃げ出したのかと」
「誰が逃げるか馬鹿。社員に今から温泉に行くから一緒にどうかって誘われただけだ」
もうそんな時間か。
ふ、と時計を見上げると、時間はもう午後7時。
今日は電車が事故で遅れたもんだから宴会は明日にお流れってことになった。
夕飯も足止め食らったホームで駅弁食っちまったから、皆温泉である程度汗流してから飯食おうって話になったんだよな…。
ごそごそと風呂の用意を始めた土方が訝しげに俺を見つめ返す。
「お前は入らねぇのか?」
「いや、風呂場で襲ったらマズイっしょ?」
「…死ね!」
耳まで真っ赤にして、愛しの専務様は足取りも荒く浴衣を鷲掴みにして部屋から出て行ってしまいましたトサ。
いや、まぁ実際ね、風呂場とか、俺あいつにシタいこといっぱいあるから本当二人っきりで入る以外はご遠慮願いたい。
風呂場ん中で出させて、あーあ、お湯汚しちゃったー専務どーします?旅館の人に謝ります?湯の中で射精しちゃいましたゴメンナサイって謝ります?とか耳元で囁いて羞恥プレイしまくりたい。
もう顔真っ赤にして怒ったらいいのかどうしたらいいのかわかんない顔してる土方とか…ちゅ、チューしたい…!!
そうして土方が温泉を堪能している間、俺は一人妄想の海にダイブしていた。
「部長今からお風呂入るんですか?」
ほかほかと湯上り+浴衣で日頃より30%女らしさをアップさせた女子社員に声を掛けられた。
どうやらこいつらは今から飯らしい。ということは男どもはすでに飯食ってる真っ最中か。
「おー」
「遅くありません?もう皆入っちゃいましたよ?」
「ちょっとなー、ま、先飯食っといてよ」
「えー可哀想だから待っててあげますよ。私たちまだお腹空いてないから、丁度今から卓球でもしようかって言ってたとこなんです」
指差された先には寂れた卓球場。
卓球台が2つあるそこに向かおうと前々から計画していたのか、彼女らの手にはラケットやピンポン玉が握られている。
「お前ら風呂入ったのにまた汗流すのかよ」
「だってここのお風呂薔薇風呂とかゆず湯とかいっぱいあるんですもん!いっぱい汗流さないといっぱい堪能できないじゃないですかぁ!」
なるほどね。
じゃあ俺も後で混ぜてよ、と言うと珍しく機嫌の良い返事が返ってきた。
女子の機嫌がいいのは会社にとっていいことだ。
珍しく風呂に時間をかけて(えーだって夜は、なぁ?)出てくると、卓球場の方から喧しいほどの歓声が鼓膜を劈いた。
「きゃー!専務すごーい!!」
「もう敵ナシじゃないですかー!!」
え。専務?
驚いて卓球場の方に顔を覗かせると、鬼も裸足で逃げ出しそうな形相で土方がピンポン玉で男性社員を叩き潰していた。(様に俺は見えた)
女どもよ、何故あそこまで憤怒のオーラを抱えたあいつにキャーキャー言えるんだ…。旅行か?これが慰安旅行だからか?はっちゃけてんのかお前ら。
俺があまりの物々しさに見なかったことにして食堂へ行こうとすると、一人の女子社員が俺に気付いて待ったをかけた。
「あー!坂田部長!!坂田部長も専務と戦ってくださいよー!!」
お前ら俺に卓球で死ねってか。
俺の名前を聞いた途端に土方のオーラに殺気が混じった…様な気がした。
え。何?俺なんか怒らせるようなことしたっけ?
まさか俺が計画している色々なナニがバレた?いや、口には出してないしメモってもいない。
まさか俺が風呂に行っている間にこいつ一旦部屋に戻って俺の鞄の中のコンドーム(箱買い)見ちゃった?!
ウッソマジで?!ちょ、あれは見るなよ!流石に引くだろ!!(自分で買ったくせに)
いや俺も誰かに鞄開けられて見られないかってこっち来るまですんげぇ心配で、でも結構ドキドキしちゃったり?あ、これ俺結構俺も羞恥プレイとかできるんじゃない?Mの才能も秘めちゃってるんじゃない?
ちょっとどこまでオールラウンダー俺ーとか思っちゃったり思わなかったりって違ーーーー!!!!!!
「いや、俺腹減ってるし…」
「逃げんのか」
いや。何。怒ってるみたいですけど、お前のそういう声、俺には誘ってるようにしか聞こえないからね。
お前本気で怒ってても俺にはすっげぇ快感しか与えてないからね?あれ?それって俺やっぱりMの才能ありってことですか。
「…いんやー…じゃ、ヤリマスカ?」
「へっ、上等だ」
だぁかぁらぁ。
そういうこと、言うなって。
風呂上りなのに、湯冷めするどころか熱くなっちゃうだろうが。
女子社員からラケットを受け取って、ピンポン玉を急所に受けて死んでいる屍どもを女子社員に頼んだ。
「つーか何怒ってんですか専務」
「怒ってねぇよ。喋んじゃねぇ。耳障りだ」
「この声が好きな癖に」
ニヤ、と笑みを浮かべると、土方の顔が一瞬で赤く染まった。
女どもはくたばった男どもを介抱するのにいっぱいいっぱいで、こちらに全く耳を傾けていない。
「世迷言喋ってんじゃねぇよ…」
「世迷言かどうか、今夜布団の中で実証しましょーか?」
「…わかった」
え。
珍しい。こんなすぐにお許しがいただけるなんて。
そう思ったのも束の間。
「俺が勝ったらお前廊下で寝ろ」
専務様は本気でご立腹でいらっしゃいますよ皆のもの。
「え、ちょ、専務?ちょ、専務?」
「寒いのが嫌ならそこの優しい女子社員どもと風呂でも一緒に入ってこいやぁぁぁぁ!!!!!!」
開始の合図も無く突如繰り出された弾丸サーブ。こんなのあり?!
つか、女子?は?え?
一緒に風呂?!
…ちょ、おい、まさか、お前さっきの卓球場前の俺らの会話偶然聞いてて、勝手に勘違いしてんだろ待てやコルァァァァァァ!!!!!!
目の前に繰り出されたピンポンを身体を捻ってバックハンドで打ち返した。
ピンポンの銀時、略してピン時とは俺のことよっ!あ!ごめん!やっぱりちょっとカッコ悪いから前言撤回!!
「ちょ、聞け、じゃなくて、聞いてください専務!」
「誰がお前の話なんぞ聞くか!耳が腐る!!」
「耳が腐るだぁぁぁ?!おま、言ったな?!言ったな?!!今日言葉責め決定ね!!俺にその言葉一生使えねぇようにしてやっかんな覚えてろコルァ!!!」
「いきがってんじゃねぇよふにゃチン野郎!この遅漏!!」
「んだとてめぇなんか早漏じゃねぇか!お前この前一晩で何回イったか覚えてんのか!あぁ?!」
「てめぇがネチネチとしつこいからだろうがぁぁぁぁ!!!!!」
土方があまりの怒りに我を忘れてラケットを振りかぶり、ピンポンは俺の後ろの壁で哀れ原型を留めない変わり果てた姿となった。
ま、ピンポンには悪いけど。
「…アウトっすね?専務」
「っ…!」
あ。
っていうかさっきの会話あいつらに聞かれて…。
慌てて辺りを見回すと、そこには猫の子一匹残っちゃいなかった。
どうやら俺らの馬鹿長いラリーに嫌気が差したらしい。
なんかちょっと空しいけど、好都合っちゃー好都合?
カタンとラケットを卓球台の上に置いて俺を睨みつける土方に、本日一番の清々しい笑顔を浮かべてやった。
「じゃ、お願い聞いてくださいねー」
-------------------------------------------------------------
見てこの無駄に長いの!!!
あたしがどれだけエロに持っていこう、エロに持っていこうと頑張ったか…!!
でも途中で力尽きた…樹里はもぉ動けましぇん…。
ちなみにエロ描写入るシーンになったら字を反転させますのでー。18歳以下の方は見ないようになさってくださいませー。(正しく自主規制)
土方専務は坂田部長の「じゃあ俺も後で混ぜてよ」という言葉を卓球ではなく風呂だと勘違いしたようですよ。
ほほ、そんな馬鹿な。
坂田部長がそんな変態発言をかますのは土方専務に関してだけです。
さて、じゃあそろそろ原稿を…。
にしても何から本にすればいいのだろう…アンケートとか取りたい…(死)
山崎まさよしのアンジェラ良いー!!
早速レンタルしてきましたーvvv飼育の檻続編打つときずっと聞いてよう…。
他にも嵐のきっと大丈夫を借りてきました。
UVERworld借りてこようと思ってたのに無かった…(しくしく)
でもまぁ今から書く部長専務はアンジェラとは程遠いお話だから、きっと大丈夫に切り替え。
ではではてんちゃんの裏オエビから確かにバトンキャッチ!
ドキドキベイブ恋愛修行中な感じでレッツ妄想!今回こそエロ突入?!の巻き!(えー)
--------------------------------------------------------------
暇そうにしている女子社員から窘められても俺の都合のいい事ばかり覚えている頭はそう簡単にはおさまってくれない。
寧ろ身体がおさまらない。え。どうしてくれんのこの行き場のない性欲。
トイレで抜いてこようかなー…いやだってあの時の乱れっぷりは凄かった。
思い出しても鼻血が…………あの、やっぱ、トイレ…。
俺が土方とデキあがったのは俺が営業部に回されてすぐだった。
というか正確には仕事で疲れていた土方を俺が襲った。
俺的にはサービスだったんだけどさ。疲れてるときはヌくといいし、エッチなんてする暇も無さそうなほど疲れてそうだったし。(まぁ実際はより疲れちまったわけだけど)
土方のイった顔見てたら止まらなくなって、夜食のお供に買ってきていたゼリーを使って突っ込んだ。(その後土方の前でゼリーを食おうとすると殴られるようになった)
ヤった後にホモが!って罵られて、お前のこと好きだからこんなことしちゃったんだごめんなって言って。
そこからなし崩しみたいな感じでお付き合いがスタート?
でも先月行った慰安旅行までは、俺はこの関係付き合ってるの?ってちょっと疑問だった。
エッチはするけどデートは行かない。
社内メールは欠かさずするけど電話はしない。
なんか、ちょっと色々、足りない?
そう、思ってた。
「何で俺がお前と相部屋なんだ」
慰安旅行先の旅館で女子社員が適当に作った部屋の割り振りに、今まで旅行など全く無関心だった専務様は切れそうな勢いで一緒に部屋に入った俺を睨みつけてきた。
いや、そんなこと言われても。
そりゃ普通専務なんてお偉い立場は一人部屋でしょうよ。でもしょうがないじゃん、部屋の空きが無いとか言うんだしよ。
ここの系列の旅館はうちが慰安旅行するたびにお世話になっているから、そう大きな文句だって言えない。(そんな大きな口が叩けるほど大きな会社じゃない)
土方だってその辺はわかってるだろう。
こいつが言いたいのは。
「それは俺と一緒の部屋が嫌だってことでしょうかね、専務」
「決まってんだろうが。一々聞いてんじゃねぇよ」
ということだ。
こういうこと言われるたびに、俺コイツのただのダッチワイフなんじゃないかって思っちゃうね。
あ、違うか。突っ込んでるからダッチダディー?あ。ダディーは違う?あれ?
…まぁ要は体のいい性欲処理機って感じで。
小さく溜め息をつきながら土方の荷物を下ろして部屋の中を歩き回った。
部屋は12畳で、小さなクローゼットと、叩かないと付かないような古いテレビが一台。ちゃぶ台みたいな机の上にはお茶菓子と湯飲みが二つにポットが一つ。おばちゃん急須がありません。
そんなことを考えていたから、土方が部屋の中から居なくなっていることに気が付かなかった。
背後を振り返っても誰も居ない。
俺に嫌気が差して逃げた?と思ったのも束の間、部屋の入り口(ちょっとしたアパートみたいになっていて、襖を開くタイプではなく玄関のようなものが付いている)から戻ってきた。
「何だ。俺が嫌で逃げ出したのかと」
「誰が逃げるか馬鹿。社員に今から温泉に行くから一緒にどうかって誘われただけだ」
もうそんな時間か。
ふ、と時計を見上げると、時間はもう午後7時。
今日は電車が事故で遅れたもんだから宴会は明日にお流れってことになった。
夕飯も足止め食らったホームで駅弁食っちまったから、皆温泉である程度汗流してから飯食おうって話になったんだよな…。
ごそごそと風呂の用意を始めた土方が訝しげに俺を見つめ返す。
「お前は入らねぇのか?」
「いや、風呂場で襲ったらマズイっしょ?」
「…死ね!」
耳まで真っ赤にして、愛しの専務様は足取りも荒く浴衣を鷲掴みにして部屋から出て行ってしまいましたトサ。
いや、まぁ実際ね、風呂場とか、俺あいつにシタいこといっぱいあるから本当二人っきりで入る以外はご遠慮願いたい。
風呂場ん中で出させて、あーあ、お湯汚しちゃったー専務どーします?旅館の人に謝ります?湯の中で射精しちゃいましたゴメンナサイって謝ります?とか耳元で囁いて羞恥プレイしまくりたい。
もう顔真っ赤にして怒ったらいいのかどうしたらいいのかわかんない顔してる土方とか…ちゅ、チューしたい…!!
そうして土方が温泉を堪能している間、俺は一人妄想の海にダイブしていた。
「部長今からお風呂入るんですか?」
ほかほかと湯上り+浴衣で日頃より30%女らしさをアップさせた女子社員に声を掛けられた。
どうやらこいつらは今から飯らしい。ということは男どもはすでに飯食ってる真っ最中か。
「おー」
「遅くありません?もう皆入っちゃいましたよ?」
「ちょっとなー、ま、先飯食っといてよ」
「えー可哀想だから待っててあげますよ。私たちまだお腹空いてないから、丁度今から卓球でもしようかって言ってたとこなんです」
指差された先には寂れた卓球場。
卓球台が2つあるそこに向かおうと前々から計画していたのか、彼女らの手にはラケットやピンポン玉が握られている。
「お前ら風呂入ったのにまた汗流すのかよ」
「だってここのお風呂薔薇風呂とかゆず湯とかいっぱいあるんですもん!いっぱい汗流さないといっぱい堪能できないじゃないですかぁ!」
なるほどね。
じゃあ俺も後で混ぜてよ、と言うと珍しく機嫌の良い返事が返ってきた。
女子の機嫌がいいのは会社にとっていいことだ。
珍しく風呂に時間をかけて(えーだって夜は、なぁ?)出てくると、卓球場の方から喧しいほどの歓声が鼓膜を劈いた。
「きゃー!専務すごーい!!」
「もう敵ナシじゃないですかー!!」
え。専務?
驚いて卓球場の方に顔を覗かせると、鬼も裸足で逃げ出しそうな形相で土方がピンポン玉で男性社員を叩き潰していた。(様に俺は見えた)
女どもよ、何故あそこまで憤怒のオーラを抱えたあいつにキャーキャー言えるんだ…。旅行か?これが慰安旅行だからか?はっちゃけてんのかお前ら。
俺があまりの物々しさに見なかったことにして食堂へ行こうとすると、一人の女子社員が俺に気付いて待ったをかけた。
「あー!坂田部長!!坂田部長も専務と戦ってくださいよー!!」
お前ら俺に卓球で死ねってか。
俺の名前を聞いた途端に土方のオーラに殺気が混じった…様な気がした。
え。何?俺なんか怒らせるようなことしたっけ?
まさか俺が計画している色々なナニがバレた?いや、口には出してないしメモってもいない。
まさか俺が風呂に行っている間にこいつ一旦部屋に戻って俺の鞄の中のコンドーム(箱買い)見ちゃった?!
ウッソマジで?!ちょ、あれは見るなよ!流石に引くだろ!!(自分で買ったくせに)
いや俺も誰かに鞄開けられて見られないかってこっち来るまですんげぇ心配で、でも結構ドキドキしちゃったり?あ、これ俺結構俺も羞恥プレイとかできるんじゃない?Mの才能も秘めちゃってるんじゃない?
ちょっとどこまでオールラウンダー俺ーとか思っちゃったり思わなかったりって違ーーーー!!!!!!
「いや、俺腹減ってるし…」
「逃げんのか」
いや。何。怒ってるみたいですけど、お前のそういう声、俺には誘ってるようにしか聞こえないからね。
お前本気で怒ってても俺にはすっげぇ快感しか与えてないからね?あれ?それって俺やっぱりMの才能ありってことですか。
「…いんやー…じゃ、ヤリマスカ?」
「へっ、上等だ」
だぁかぁらぁ。
そういうこと、言うなって。
風呂上りなのに、湯冷めするどころか熱くなっちゃうだろうが。
女子社員からラケットを受け取って、ピンポン玉を急所に受けて死んでいる屍どもを女子社員に頼んだ。
「つーか何怒ってんですか専務」
「怒ってねぇよ。喋んじゃねぇ。耳障りだ」
「この声が好きな癖に」
ニヤ、と笑みを浮かべると、土方の顔が一瞬で赤く染まった。
女どもはくたばった男どもを介抱するのにいっぱいいっぱいで、こちらに全く耳を傾けていない。
「世迷言喋ってんじゃねぇよ…」
「世迷言かどうか、今夜布団の中で実証しましょーか?」
「…わかった」
え。
珍しい。こんなすぐにお許しがいただけるなんて。
そう思ったのも束の間。
「俺が勝ったらお前廊下で寝ろ」
専務様は本気でご立腹でいらっしゃいますよ皆のもの。
「え、ちょ、専務?ちょ、専務?」
「寒いのが嫌ならそこの優しい女子社員どもと風呂でも一緒に入ってこいやぁぁぁぁ!!!!!!」
開始の合図も無く突如繰り出された弾丸サーブ。こんなのあり?!
つか、女子?は?え?
一緒に風呂?!
…ちょ、おい、まさか、お前さっきの卓球場前の俺らの会話偶然聞いてて、勝手に勘違いしてんだろ待てやコルァァァァァァ!!!!!!
目の前に繰り出されたピンポンを身体を捻ってバックハンドで打ち返した。
ピンポンの銀時、略してピン時とは俺のことよっ!あ!ごめん!やっぱりちょっとカッコ悪いから前言撤回!!
「ちょ、聞け、じゃなくて、聞いてください専務!」
「誰がお前の話なんぞ聞くか!耳が腐る!!」
「耳が腐るだぁぁぁ?!おま、言ったな?!言ったな?!!今日言葉責め決定ね!!俺にその言葉一生使えねぇようにしてやっかんな覚えてろコルァ!!!」
「いきがってんじゃねぇよふにゃチン野郎!この遅漏!!」
「んだとてめぇなんか早漏じゃねぇか!お前この前一晩で何回イったか覚えてんのか!あぁ?!」
「てめぇがネチネチとしつこいからだろうがぁぁぁぁ!!!!!」
土方があまりの怒りに我を忘れてラケットを振りかぶり、ピンポンは俺の後ろの壁で哀れ原型を留めない変わり果てた姿となった。
ま、ピンポンには悪いけど。
「…アウトっすね?専務」
「っ…!」
あ。
っていうかさっきの会話あいつらに聞かれて…。
慌てて辺りを見回すと、そこには猫の子一匹残っちゃいなかった。
どうやら俺らの馬鹿長いラリーに嫌気が差したらしい。
なんかちょっと空しいけど、好都合っちゃー好都合?
カタンとラケットを卓球台の上に置いて俺を睨みつける土方に、本日一番の清々しい笑顔を浮かべてやった。
「じゃ、お願い聞いてくださいねー」
-------------------------------------------------------------
見てこの無駄に長いの!!!
あたしがどれだけエロに持っていこう、エロに持っていこうと頑張ったか…!!
でも途中で力尽きた…樹里はもぉ動けましぇん…。
ちなみにエロ描写入るシーンになったら字を反転させますのでー。18歳以下の方は見ないようになさってくださいませー。(正しく自主規制)
土方専務は坂田部長の「じゃあ俺も後で混ぜてよ」という言葉を卓球ではなく風呂だと勘違いしたようですよ。
ほほ、そんな馬鹿な。
坂田部長がそんな変態発言をかますのは土方専務に関してだけです。
さて、じゃあそろそろ原稿を…。
にしても何から本にすればいいのだろう…アンケートとか取りたい…(死)