安藤先生の月刊ブログ 「きらめき」

何気ない毎日に"きらめき"を感じていますか?

魅力ある人

2017年04月14日 | 月刊ブログ

 三分咲きだった桜は、入学式の日に一気に満開となり、私たちと一緒に新入生を出迎えてくれました。あいにく、それから数日は雨になり、花見もできないまま散ってしまうのではないかと心配でしたが、今日もまだ凛として咲いています。雨上がりの駐車場には、満開の桜の中を通ってきたのか、花びら模様の車が1台停まっていて、うれしくなりました。

 

 年度替わりのこの時期には、別れと出会いが交錯して、気分も落ち着かない状態です。

 長崎校の入学式では、ブライダルプランナーを目指す人と、葬祭ディレクターを目指す人たちが、これから始まる実践的な学校生活に不安や期待が入り混じっているようでした。それでも、前日のオリエンテーションをとおして、すっかり仲良くなったクラスメートたちと話は尽きないようで、明るく和やかな入学式でした。

 佐世保校の入学式では、恒例の公務員合格祈願祭が執り行われ、厳粛に神事が終了しました。お祓いをしてくださった早岐神社の神主さんは、この学校で学べることを家族に感謝をするようにと、神事の最後におっしゃってくださいました。

 いつだったか、神社にお邪魔をして、その女性の神主さんと、子供たちとの接し方についてとても長い時間、お話したのを思い出しました。その時お話したことを、よく覚えていらっしゃって、私たちの学生への思いを、そのままお話してくださいました。私たちが話すより、きっと学生の心に沁みたことと思いました。神主さんの心広く優しいお人柄がいつも私たちをほっと安心させてくださいます。

 

 昨日は、フィギアスケートの浅田真央選手が引退を発表しました。世界的に注目され活躍した選手が、一つ区切りをつけたのだと思います。

 5歳からスケートを始め、15歳で、オリンピックには年齢で出場できませんでしたが、その年の上位の成績を残した選手のみが出場できる「グランプリファイナル」で優勝するという偉業を遂げました。それから10年、2度のオリンピック出場を経て、日本を代表するフィギュアスケートの選手となりました。

 浅田選手には、人を引き付ける魅力があります。自分の感情を素直に表し、その一つ一つにファンならずとも共感を覚え、一緒に喜び、一緒に悔しがり、一緒に目標を立てて上を目指してきました。つい応援したくなるのです。

 引退に際しては、自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力がなくなったと述べていました。しかし、会見時には、「私のフィギアスケート人生に悔いはありません。」といつもの凛々しい表情ではっきりと言い切っていました。

 それだけの努力をし、実績を残してきたことに自信と誇りがあるのでしょう。気丈にインタビューに答えていましたが、最後は声を詰まらせるシーンもあり、こちらも胸が熱くなりました。いままで応援ありがとうございました、と深々とお辞儀をしていました。

 大きな決断をした浅田選手でしたが、まだ若い彼女には、これが一つの通過点であり、新たな夢や目標を見つけて、持ち前のがんばりと明るい笑顔で再び私たちを魅了してくれることでしょう。

 私たちの周りには、たくさんのアスリートや芸術家や専門家がいますが、その中でも特に応援したい人、注目したい人がいます。それらの人に共通して言えるのは、人としての魅力でしょう。その笑顔だったり、発言だったり、特に、目標へ向かって努力する真摯な姿勢に私たちは、自分を重ね合わせたり、理想としたりして応援してしまうのです。 

 人としての魅力とは、どんなことだろうと考えてしまいました。その人全体から醸し出すパーソナリティかもしれません。持って生まれたものと、育った環境は大きな要因ではないかと思います。そして、前を向いて進んでいる、ということだろうと思います。

 私たちも、日々の生活の中で出会う人たちの、記憶に残る魅力ある人間になれたらと思います。

 この4月から、新しい環境で仕事について頑張っている卒業生にも、先輩や周りの人たちから好感をもってもらえるといいなと思います。

 今年度から、本校にも新しい職員が2名仲間入りしました。その二人に重ね合わせて、今頃は一生懸命頑張っていることだろうと思います。ついつい声を掛けて手助けしたくなります。

 いよいよ、新学期がスタートして、それぞれの目標に向かって始動しました。

 この学校で過ごす毎日が有意義で実りある日々であることを祈念します。そして1年後、または2年後、新たな目標をもって、ここを巣立ってくれるよう、私たち職員も初心に返り力を尽くしていきます!

 

 写真は、勿忘草(忘れな草)です。中世ドイツで、ドナウ川の岸辺に咲いたこの花を取ろうとした恋人が、川に流されてしまいました。残された女性が生涯この花を身に付けて男性のことを忘れなかったという悲劇から、この名前が付いたそうです。花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで」。可憐でロマンティックな色と形ですね。

 

 Photo by mizutani

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