SONY Reader の Wiki的な...

2011-10-08 17:32:43 | Reader
そろそろ新型(T1)の発売が近づいてきたので10ヶ月使ってきた現状のReader(PRS-350)について覚書を残しておきます。

1. 大量の書籍を登録すると使えない?
 現状1700冊程度入っていますが一応使えてます。ファイルの内訳はXMDFがほとんどで(青空文庫を変換した物とDRM無しで購入した物)、.book/PDF/epubは数冊単位です。ただ、この状態では、大きなPDFファイル(10M以上)や画像が沢山埋め込まれているepubファイルの表示が出来ない場合があります。表示しようとすると固まってしまう。

XMDFファイルで大きな物がないため確認できませんが、登録数が少ない場合と同様に普通に表示されます。.bookの場合も問題なく、アニメのファイル(26Mbyte)も表示できます。epubでも画像のほとんどないファイルの場合、大きなファイル(2Mbyte程度でProject Gutenbergから取得したもの)でも問題なく表示されます。

 想像ですが、大量に登録した場合、インデックス情報をメモリー中に展開しているため、ビューアーアプリが使用できるメモリーが圧迫されているのではないでしょうか。XMDFの場合、元々貧弱なマシンでの動作が前提だったので問題ないが、PDF/epub共にadobeのモジュールを使っているため、影響を受けているきがします。adobeのアプリはPC上の物でもメモリーを使いまくっているのが多いのですから。

表示しなくても新規に登録した場合、大きなPDF/epubでは表紙のサムネイルの作成のときに固まってしまう場合がありますので、最悪ホーム画面表示時に固まってしまいます。大量登録時のPDF/epubは使用しないのが一番です。


2. 大量の追加登録
 大量のファイル(100冊以上)をまとめて新規登録すると、表紙のサムネイル作成で固まってしまう場合があります。追加登録は小分けにしたほうが無難です。ただし、XMDFで表紙が設定されているものの場合は問題がないようです。

また、新規登録するする場合には、一旦シャットダウンしてからUSB接続を行ったほうが登録処理が安定するようなきがします。それに、もしも固まってリセットした場合でもそれまでの情報は保存されていているので安全です。


3. .bookの取り扱い
 DRM無しの.bookファイルを登録する場合、購入した書籍ファイルをそのままの状態でReaderへ転送する必要があります。一旦PC上でT-Time等のアプリを使って参照した後でReaderへ転送すると、Reader側で読めなくなる場合があります。
T-Timeで表示させると表示位置などの情報を文書ファイルへ登録しているみたいで、それが影響しているのかもしれません。


以上どれも、SONYが想定している使用法(ReaderStoreから購入した書籍を登録する)では、問題が発生しないと思われます。
だとすると、改善される見込みは薄いかもしれません。

新型では Web表示ができ、しかもWebKitを使用しているらしいのでepub3対応時には、現状のadobeベースのレンダリングエンジンからWebkitベースに切り替わってくれるとうれしいな。どうせ日本ではDRM付きのepubなんか発売してない(多分?未確認です)のだからadobeから離れても問題ないんじゃないだろうか。
(PRS-T1/G1もAdobe RMSDKでした。)


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