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リペア特別講習会

2012-12-28 13:46:56 | フルートの修理

「フルート工房 きのした」です。

修理資材を購入しています「ワールドフロンティア」の主催で大阪でのサクソホーンリペア講習会に参加してきました。
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フランスのクランポン、セルマーで修理を学び、現在はフレンチ・バスーンを製作しているヤナック・デュカス氏を迎えての講習会でした。全国より30名を超すリペアマンがそろいました。

楽器店、専門学校のリペア担当の方もいましたが、個人で工房を立ち上げリ、始めて3年未満というリペアマンの方が結構いました。この景気の悪い中、みなさんひとりで頑張っているのがひしひしとわかりました。

講習終了後の懇親会では、リペアマンならではの悩みや情報交換ができたことは大きな収穫でした。



奄美から修理が来ました。

2012-12-23 07:02:02 | フルートの修理

「フルート工房 きのした」です。

奄美から頭部管の修理がきました。

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パウエルの頭部管です。台座の部分にハンダのはがれがありましたので、ハンダ付けをしました。

さらに続けて頭部管2本のすりあわせです。

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やはりアメリカの頭部管「バーカート」と「パウエル」です。ヴィンテージフルート「ヘインズ」にすり合わせしました。





オールドフレンチ ルブレ

2012-12-23 06:37:15 | フルートの修理

「フルート工房 きのした」です。

フランスのヴィンテージフルート「ルブレ」のオーバーホールです。002005

Esキー(右手小指)に特徴があります。丸い形をしています。

006リングキー・インラインです。

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現代フルートのようにタンポナットではないので、ラック(のり)でカップに貼り付けネジ付きのワッシャーで止めています。リングワッシャーはありません。

タンポナット+ワッシャー+ネジに改造、リングワッシャーは一から製作しました。

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ヴィンテージ ルイロット

2012-12-11 11:15:59 | フルートの修理

「フルート工房 きのした」です。

ヴィンテージフルート「ルイロット」の修理がやっと終わりました。002

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8月のおわり頃預かって4か月かかりました。足部接続の継ぎ足し、トーンホールの息漏れ防止、芯金・ネジのガタ止め、通常のオーバーホールです。最後になかなか音が安定しませんのであまりハンドメイドフルートには使わないのですが、蒸気処理をタンポに施しなんとか完成にこぎつけました。いい勉強になりました。