日曜日のことですが、仙台メディアテークに写真講座特別編
『フォトゼミ・中村ハルコさんからの贈り物』
スライド&トークを見に行ってきました。
http://www.smt.city.sendai.jp/photo-s/2006/index.html
仙台のフォトグラファー中村ハルコは丁度一年前、まだ小さな3人の
子どもと夫を残して44歳の若さですい臓癌で亡くなりました。
海をテーマに、子どもが生まれるまでの自分の姿をセルフポートレート
した作品がキヤノン写真新世紀2000グランプリをとり(あのアラーキーが
選んだらしい)話題になった写真家です。
その後はイタリアのフィレンツェの景色に出会い、取り付かれたようにその
街に通い写真を撮り続けていたといいます。
実は何枚かの写真は見たことあるものの、今回初めてハルコさんの写真を
スライドでじっくりと見ました。
海・生命の誕生・美しい景色・世界・わたしの生活・・・
衝撃でした。生命の誕生では海と地球のはるかな愛を感じ、そしてイタリアの
写真の前ではまるでその場所に立っているかのように風や、匂い、声、草のおと
まで聞こえてくるようです。
写真に魂が宿っている。
そんな写真でした。それも静かに上品に。
そして彼女の写真にはいつも愛が溢れています。
そんな写真が取れるのも彼女といつも支えあっていた夫と3人の子どもとたち
家族の愛のチカラ。
完成されたものが嫌いといい、未完成なものの可能性を求めたハルコ。
第二部は夫や姉、友達(森美術館の学芸員)の話を交えハルコの家族を
取り続けた写真がピアノの生演奏と共に映し出されました。
次々に映し出される家族の写真。泣いたり、笑ったり、にぎやかな家族。
命を削って取り続けた写真のすばらしさ。自然に涙が溢れ出て止まらなかった。
才能のあるひとはなぜ早く亡くなってしまうのでしょう。
亡くなった今、ハルコの写真は再び注目され、国内、国外から写真集や写真展の
話がきているそう。
きっと時代がついてくる。
人の魂を揺さぶる写真は国を問わず広がっていくに違いありません。
※150名の席に対して溢れるほどの人
実は
息子が3歳の頃、イベントの企画で彼女に写真を撮ってもらったことがあります。
すごく自然な写真でずっと大事にしていました。宝物です。
でも写真、見たことが有ります。
良い写真は心に残りますね。
わたしも魂の揺さぶられる写真を撮ってみたいものです。
まだまだ甘ちゃんです。
このハルコさんとお友達なんですね。
ですから亡くなった時の話を聞いていました。
一度彼女の写真をきちんとみてみたいな…って思いました!
本当に素敵な女性でした。去年、河北新報の中で彼女が亡くなったことを知ったときはすごいショックを受けました。
あんなに素敵な人がこんな若さで亡くなるなんて…。
残念です、ご冥福を祈ります。
写真を見て鳥肌が立つ感動が静かに伝わってきました。
もう、亡くなられてるなんて、もっともっとたくさんのすばらしい写真が撮れたでしょうにと悔やまれますね。
思わずカキコしてしまいましたが、これからもまたこちらに読みにおじゃましますね!
よろしくお願いします。
才能があって、しかもキレイな人ってなんで早く亡くなっちゃうんでしょうね!!
その点で私が健康な理由が分かる気がします。。
中村ハルコさん、存じ上げないんですが、きりゆきさんのお話を読んでいるだけで、ジーンときます。
妊婦さんの写真、本当にきれいですね。
ぜひ生の写真を見てみたいと思います。
仙台にこんなに素敵な写真家がいるのに、あまり作品が知られてないのが残念なこと。
私も今回ちゃんと見たのが初めてだけどね。
こころ揺さぶる写真ってすごいよね。
やっぱパワーあります。
xiao_quanさんの写真も素敵だよー。
常に進化している感じがする。
ところで、
22日まで一番町のむかでや画廊でやっている
「大沼英樹アンコール写真展」がおすすめ!
かなりのメッセージがくるよ!
写真をやっているsodadorpさんも絶対好きな
テイストの写真だと思うよ。
写真展とか早くやってほしいよ~。
その講座受けてたんですか!
今となってはすごい貴重な時間ですね。
そしてその写真はすごい宝物だわ。
ホント素敵なひとですよね。
トークショーの生前の生き方や言葉の話も良かったですよ
>写真を見て鳥肌が立つ感動が静かに伝わっ>てきました。
そうなんですよ!さりげないような風景まで
質感が伝わってくる写真です。
写真集発売の話もあるようなので楽しみです!
きっとこれからかなり話題になる写真になると
思います。