目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「ミッドナイト・イン・パリ」 ひさびさオーウェン!

2012年05月31日 | 映画タイトル ま行
久々です~!マイ・ダーリンオーウェン・ウィルソン
スクリーンで観るのは(涙)

それも、ウディ・アレン映画とは。
私生活ではいろいろあったけど、よかったね、オーウェン。
共演のレイチェル・マクアダムスも、
10年前の「ホット・チック」の時から青田買いして
応援している女優さん。
(女子高生レイチェルがロブ・シュナイダーと体が
入れ替わってしまうというアホなコメディ)

それにしても、ニューヨークの代名詞だった
ウディ・アレン、ロンドン・バルセロナにつづいては
パリ。もうNYは撮り飽きたのかなぁ。

で、ミッドナイト・イン・パリ
(Midnight in Paris / 2011 西・米)
2012年アカデミー賞脚本賞を受賞。

ハリウッドの脚本家であるギルは、使い捨て仕事ではなく、
小説を書くことを諦めきれない。
フィアンセと訪れた大好きなパリ。
真夜中、ひとり彷徨う彼の前にクラシックカーが。
乗るように声をかけられ、とあるパーティを訪れると
そこにいたのは、フィッツジェラルドにコール・ポーターに・・・。
憧れの黄金時代、1920年代のパリにタイムスリップしたらしい。

この時代の著名人、芸術家といっても
私はよく知らないので、一応予習はしておいたのですが(笑)
それでも知っているくらいの
ピカソ、ヘミングウェイ、TSエリオット、ダリ、
ドガ、ゴーギャン、ロートレックなどなど・・・
すごいねー。まさに黄金時代!

でも、そんな憧れの黄金時代に行けたとして
それは本当に幸せなのか???という
くだりにはぐっときました。

常に人は現状に満足できずに、
他のものを羨んでいるんだよね。
それが前向きならいいけど
過去に戻りたいといっても、無理な話だからね。

オーウェンもマリオン・コティヤールも
パリの街並みも、とても素敵な映画でした。

それにしても ウディ爺、老いてなお盛ん!
「それでも恋するバルセロナ」でも
コッテリな恋愛を描いていたけど
まだこんなに軽妙でおしゃれで含みのある
素敵な映画を撮っちゃうんだもんなぁ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (sabunori)
2012-06-01 20:29:11
kinoさーん、こんばんは。
やはり一番のお目当てはオーウェン・ウィルソンでしたね!
パリで偶然出くわしたフィアンセの友人の誘いに
いちいち難癖をつけて断わろうとするギルの姿が
可笑しくて可笑しくて。
芸術方面にはとんと疎い私ですがそんな私でも
知っている有名人がゾロゾロと。
「芸術の都パリ」という言葉をしみじみ噛みしめてしまいました。
>常に人は現状に満足できずに、他のものを羨んでいるんだよね
本当にそうですよね。
黄金時代の人々もまたギル同様、そのまた昔の時代に
憧れているのにはなるほどね・・・と。
でもギルは現在に生きる自分の幸せをキチンと
つかめそうでよかったです。
返信する
楽しかった (kino)
2012-06-02 01:38:50
>sabunoriさん
こんばんは!
そうなんですよねー。
もっと教養があればさらに楽しめたとは思うのですが
じゅうぶん面白かったです。

私、ヨーロッパにはフランクフルトに
トランジット一泊しかしたことないんですが
どこを見ても絵になる素敵なパリに行ってみたくなりました!

ギル、大好きなパリで幸せになっておくれ!と
ハッピーな気持ちで観終わることができたのもよかった。
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