目の中のリンゴ

息子と観に行った米津玄師「空想」よかった!!

「往復書簡」 湊かなえ

2010年10月28日 | 読書
映画化もされた「告白」の湊かなえさんの新刊。 「往復書簡」(湊かなえ 幻冬舎) タイトルどおり、やりとりされる手紙の文面だけで 構成される物語。 ・高校時代の部活仲間の結婚式。  そこでの10年ぶりの再会をきっかけにやりとりされた手紙。 ・小学校時代の恩師の頼みで  20年前の出来事を追いかける青年。 ・結婚前に遠く離れてしまったカップルが  15年前、中学生時代の事件の真相について語り合う . . . 本文を読む
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そんなこと言ったって・・・

2010年10月24日 | 日々のこと
とある新聞記事で、育児関係の掲示板が大騒ぎでした。 ”ホットケーキミックス アルミニウム”で検索すると 出てくると思いますが、 市販のホットケーキミックスから ホットケーキ1枚分で、幼児の一週間の摂取基準値を 上回るアルミニウムが検出されたとか。 これは、ベーキングパウダーに含まれる アルミニウムのことらしい。 メーカーによっては、すでにアルミニウムフリーのものを 発売したりしているそうですが。 . . . 本文を読む
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「風にそよぐ墓標」 門田隆将

2010年10月21日 | 読書
先日WOWOWでドラマ化されていた 光市母子殺人事件がテーマの 「なぜ君は絶望と闘えたのか」の著者 門田さんの、日航機墜落事故の本。 「風にそよぐ墓標 父と息子の日航機墜落事故」 (門田隆将 集英社) 今年の8月12日で25年目を迎えた、 日航機墜落事故。 前にも書いたけれど、私はこの事故を 他人事と思えないでいる。 まさにこの日のこの時間頃、 新幹線で東京から大阪に帰ってきたから。 一歩間違 . . . 本文を読む
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「茗荷谷の猫」 木内昇

2010年10月17日 | 読書
以前、新選組モノを2作を (「幕末の青嵐」「地虫鳴く」)読んで その文体や雰囲気が好きだった木内昇さん。 最新作の「漂砂のうたう」の書評をよく目にするので そちらを図書館にリクエストしたついでに 既刊のコチラも読んでみました。 「茗荷谷の猫」(木内昇 平凡社) 幕末から昭和初期の東京を舞台に描かれる短編集。 巣鴨染井、品川、茗荷谷町、市谷仲之町・・・など 地名がつけられた九つの物語は ひっそ . . . 本文を読む
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「ペンギン・ハイウェイ」 森見登美彦

2010年10月10日 | 読書
森見さんといえば「京都のアホ大学生」の物語。 でも、今回は小学生の男の子とお姉さんの話です。 「ペンギン・ハイウェイ」(森見登美彦 角川書店) 郊外の新興住宅地に住む小学4年生のアオヤマ君は、 自称、とっても頭のいい小学生。 日々思索し、さまざまな事柄を研究対象とし、 肌身離さない愛用のノートにメモをとることを 習慣としている。 クラスメートのウチダ君と街を探検して 地図を作ったりしている。 . . . 本文を読む
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「ファッションが教えてくれること」 リアル悪魔!

2010年10月05日 | 映画タイトル は行
映画にもなった、小説「プラダを着た悪魔」の 鬼編集長のモデルといわれる アメリカ版ヴォーグの編集長、アナ・ウィンターを 追ったドキュメンタリー映画。 「ファッションが教えてくれること」 (The September Issue 2009年・米) 原題どおり、ファッション雑誌ヴォーグの 9月号ができるまでの編集長アナの姿と 編集部のどたばたぶりを追う。 アメリカのファッション雑誌にとって、 9月 . . . 本文を読む
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「永遠の0」 百田尚樹

2010年10月03日 | 読書
百田さんといえば、私の中では ”「探偵!ナイトスクープ」の放送作家さん” という存在ですが、作家デビューされて以来、 高い評価を受けているというので気になってました。 先日、百田さんの「モンスター」を読んだ感想が まだなんですが、読み終えたばかりのコチラを先に。 「永遠の0(ゼロ)」(百田尚樹 講談社文庫) 終戦後60年、健太郎という若者が、ライターの姉とともに 特攻隊として死んだ祖父のこと . . . 本文を読む
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