築150年の建物を日本食レストランへと改装中。
文化財にも指定されているこの建物の中に、大きな金庫がある。約幅4mx高さ2mx奥行き2.5mという巨大なもの。建物のどこ扉からもでない。業者を呼んで話をしたら、建物を建築中に設置されたのだろうとのこと。元は政府の機関が利用していた建物。この金庫の中にぎっしりと財産が詰め込まれていた日々もあったと思われる。
当初オーナーさんは撤去することを視野に入れていたが、移動させるにもお金がかかる。金庫の価値もあるが、それ以上に動かすのにお金がかかる。で、発想を転換。
これをレストランに生かすことにした。
計画通りにいかないことが起こると、次にどうするかというのは、アイデアの出しどころ。今は、金庫を磨きなおして、生まれ変わりに向けて変身中。建物と共にずっと過ごしてきた金庫が、また生まれ変わって、建物と一緒にレストランの顔になる。
きっと、お客さんを迎えるレストランの顔になってくれると思う。
文化財にも指定されているこの建物の中に、大きな金庫がある。約幅4mx高さ2mx奥行き2.5mという巨大なもの。建物のどこ扉からもでない。業者を呼んで話をしたら、建物を建築中に設置されたのだろうとのこと。元は政府の機関が利用していた建物。この金庫の中にぎっしりと財産が詰め込まれていた日々もあったと思われる。
当初オーナーさんは撤去することを視野に入れていたが、移動させるにもお金がかかる。金庫の価値もあるが、それ以上に動かすのにお金がかかる。で、発想を転換。
これをレストランに生かすことにした。
計画通りにいかないことが起こると、次にどうするかというのは、アイデアの出しどころ。今は、金庫を磨きなおして、生まれ変わりに向けて変身中。建物と共にずっと過ごしてきた金庫が、また生まれ変わって、建物と一緒にレストランの顔になる。
きっと、お客さんを迎えるレストランの顔になってくれると思う。
つい最近までは、日本食シェフには、広き門だったオーストラリアの永住ビザ獲得。ビザ獲得は、得点性なのは変らずなのだけれど、ここのところ、シェフにも英語能力が問われるようになってきた。腕の良いシェフで、英語の達者な人という条件が揃う人材は、なかなかいない。市場のニーズに対して、日本食を作れるシェフが足りない。
お店としては、長く働いてくれる人材を欲しているが、日本人シェフに拘るところでは、ビジネスビザなどの期間限定のビザで働く日本食のシェフを使っている。その他の選択肢は、「日本人っぽい顔」のシェフ。日本食ブームに伴い、韓国や中国、そのほかのアジア諸国のシェフが日本食を積極的に学び始めている。お店の顔としては、OZが作っているより、それっぽいということなのかもしれない。
最近、本物志向が強まっている中、日本食を作る日本人のシェフの数が少ないというのは、少し寂しい気もする。日本食のシェフには、寿司を握れるという条件がつくところも少なくないのが厄介ではある。
が、狭くなった門を潜り抜けた暁には、引く手数多の市場が待っている、という日もそう遠くはないだろう。
P.S. 3ヶ月程度で寿司の握り方、まき方、魚のさばき方など教えられるのになぁ。コンサルティング会社辞めて、寿司学校で食べていける日が来るかもしれない。「生徒募集!?」
お店としては、長く働いてくれる人材を欲しているが、日本人シェフに拘るところでは、ビジネスビザなどの期間限定のビザで働く日本食のシェフを使っている。その他の選択肢は、「日本人っぽい顔」のシェフ。日本食ブームに伴い、韓国や中国、そのほかのアジア諸国のシェフが日本食を積極的に学び始めている。お店の顔としては、OZが作っているより、それっぽいということなのかもしれない。
最近、本物志向が強まっている中、日本食を作る日本人のシェフの数が少ないというのは、少し寂しい気もする。日本食のシェフには、寿司を握れるという条件がつくところも少なくないのが厄介ではある。
が、狭くなった門を潜り抜けた暁には、引く手数多の市場が待っている、という日もそう遠くはないだろう。
P.S. 3ヶ月程度で寿司の握り方、まき方、魚のさばき方など教えられるのになぁ。コンサルティング会社辞めて、寿司学校で食べていける日が来るかもしれない。「生徒募集!?」
メルボルンでの楽しみのひとつにワイナリー巡りがある。ワインを十分に堪能した後、ちょっと遅くなったなぁと夜空を見上げると、満天の星空。酔いに加えての星空は、また一段と美しい。まあ、家に帰っても、そこそこよく星は見える。
星座はその昔ギリシャ人によって作られたと言う。その後他のヨーロッパ人も加わり、今の88だかの星座ができあがったと記憶している。日本では小学校4年生くらいの夏に星座観察日記のような宿題がでた覚え。ギリシャ人も、小学4年生も北半球に住んでいるというのがもったいない。ここに来るまで知らなかったが、南十字星のまわりの空は賑やか。南十字星が霞んでしまうほど。本当に立派。
一度南の空もじっくり勉強しようと思いながら、月日が過ぎていく。きっと知らない驚きが潜んでいるはず。北の空には、少し詳しかったことがある。といっても神話や代表的な星雲などにとどまって、あくまで学術的ではなく、ロマンチックな範囲。
南半球では、さそり座もどでんと横たわり、堂々たるもの。日本でみる低いさそり座とは、別物だ。夏にオリオンが逆さまなのは、なんだか間抜けな気がするけれど、陽気な感じがして悪くはない。
ビジネスのヒントは、いつでもどこにでも転がっているものだと思うのだが、たまには、こうして空を見上げてみるのもいい。時折、ふと故郷の恋しい人々と全く違う夜空を眺めていると気づく時には、弱気になってしまうこともあるのだけれど。
星座はその昔ギリシャ人によって作られたと言う。その後他のヨーロッパ人も加わり、今の88だかの星座ができあがったと記憶している。日本では小学校4年生くらいの夏に星座観察日記のような宿題がでた覚え。ギリシャ人も、小学4年生も北半球に住んでいるというのがもったいない。ここに来るまで知らなかったが、南十字星のまわりの空は賑やか。南十字星が霞んでしまうほど。本当に立派。
一度南の空もじっくり勉強しようと思いながら、月日が過ぎていく。きっと知らない驚きが潜んでいるはず。北の空には、少し詳しかったことがある。といっても神話や代表的な星雲などにとどまって、あくまで学術的ではなく、ロマンチックな範囲。
南半球では、さそり座もどでんと横たわり、堂々たるもの。日本でみる低いさそり座とは、別物だ。夏にオリオンが逆さまなのは、なんだか間抜けな気がするけれど、陽気な感じがして悪くはない。
ビジネスのヒントは、いつでもどこにでも転がっているものだと思うのだが、たまには、こうして空を見上げてみるのもいい。時折、ふと故郷の恋しい人々と全く違う夜空を眺めていると気づく時には、弱気になってしまうこともあるのだけれど。