海外のサイクルショーのイメージで訪れた会場は少し拍子抜けした。
それに10数年前は各ブースに知り合いが居たが、なんと少なくなった事。
その分自分が年取っているという事だろうが、その中に懐かしい顔ぶれとも再会できた。
日本のトラック界をリードした斉藤選手。世界を見て経験した選手ははやり違う、、この世界嘘物が多いが本物と話していると世界が見えてくる。
MTBの草分けゼロ竹。MTBでは一緒に色々と危険な事した、竜神での遭難しかけ、だが元マタギを目指した事がある俺は灯りが無い山の中でも野生の能力を発揮生還。
真冬の赤岳制覇は怖いもの知らず、真夏の格好にウインドブレーカーで自転車を担ぎ登頂、勿論アイゼン無で登山家に怒られた。
それでも竹ちゃんは、これならエベレストも登れるなと豪語。(皆そう思った。)
物凄い速さで登り、下山は体力がなせる業。
そしてヨーロッパを一緒に放浪したユルゲン慶太。
慶太の年代物のベンツで、ドイツからスイスを抜け、イタリア、そしてフランスのニースまで走破。
ドイツ、スイス、リヒテンシュタイン、オーストラリア、(モーツアルトの実家)も行った。
慶太にはドイツ語を走りながら指導してもらったお蔭で、色々と助かった。
そんな慶太は全然変わらなかった。ちょっと傾いてすり寄る姿は当時のままで話が弾んだ。
続きは又