ワダエミ衣装世界展で映画『中天』の衣装合わせ映像有り

ワダエミの衣装世界展
　　　　2005年11月26(土)～12月25日(日)
　　　　　　　　時間：平日・土曜日・祝日11:00～20:00、日曜日10:00～19:00
　　　　　　　　※最終入場は閉館の30分前
　　　　　　　　休館日：12月5日（月）、12日（月）、19日（月）
　　　　　　　　料金：一般1300円、高大生1000円、中学生以下無料
　　　　　　　　会場：梅窓院・祖師堂ホール
　　　　　　　　交通：東京メトロ銀座線・外苑前駅下車1分(1a出口を出てSUBWAYを左)
　　　　　　　　主催：TBS　監修：ワダエミ
　　　　　　　　お問い合わせ：チケットスペース 03-3234-9999
　　　　　　　　紹介ページ：http://www.ints.co.jp/wada/

≪展示会紹介≫

ワダエミは1937年生まれ。 元々は舞台の世界で活動していましたが、 1972年の映画「マルコ」で映画の衣装を担当。 1986年には黒澤明監督の「乱」でアカデミー賞最優秀コスチュームデザイン賞を受賞しています。 今回の衣装展では、 映画「夢」「英雄 ＜HERO＞」「LOVERS」、 舞台「浪人街」「コーカサスの白墨の輪」、 オペラ「マクベス」、TVドラマ「里見八犬伝」などの セレクトされた約100点の衣装が公開されています。 その他にHERO、LOVERS、里見八犬伝の紹介映像やデザイン画など が展示され、映像コーナーでは、ワダエミさんの生地や色に対するこだわりや 映画『中天』の衣装合わせ風景など見どころ満載の展示会であります。 ◇ワダエミ衣装世界展ブログはここから ◇TBS紹介ページはここから

≪作品紹介≫

映画「乱」（1985年／黒澤明監督）でアカデミー賞を受賞。その後「オイディプス王」でエミー賞、映画「宗家の三姉妹」「HERO」で香港アカデミー賞。オペラではベスト・オブ・コスチューム賞（ドイツ）を受賞するなど、文字通り世界各国で活躍する日本人衣装デザイナー“ワダエミ”。 彼女の創り出す独創的な衣装は、形・色彩・素材の造形三要素をすべて備えもち、その色彩インパクトは強烈、かつ観客を作品の世界へと導く力を持っている。そんなワダの衣装を求め、日本はもとより、ハリウッド、中国、はたまたヨーロッパからも連日オファーは持ち込まれる。 今回は、そんな世界的アーティスト「ワダエミ」が今まで手がけた舞台や映画衣装の数々を一挙に公開。そこには本物だけが持っている素材の重み、刺繍の細やかさ・輝きなど、彼女ならではの『こだわり』と『技術』がギッシリと込められている。 その数100点あまり。未だかつてこんなにも多数公開した例はない。しかも展示設営はワダエミ氏が自らプロデュース。案内係りの衣装も新作衣装を製作中。 2005年11月、洗練された南青山の一角に建つ瀟洒な寺院、竹の葉茂る参堂を抜けると、そこには色鮮やかなワダエミワールドが現れる。

≪感想≫
ここからはネタバレになりますので、これから行かれる方は読まないことをお勧めします。

入場してすぐのところに＜HERO＞の衣装がずらりと展示されていた。 とても綺麗で、薄い生地を何枚か重ねていて一番上の布は透かしみたいになっている。 とても綺麗でしばしそこで止まって眺めていた。 HEROといえば、左のマギー・チャンの赤い衣装！これはチケットの衣装広告にもなっていて、見る人を惹きつけるとても綺麗な赤でした。 チャン・ツィイーのピンクの衣装を見て、中天で撮影中のテヒを思い出してこのピンクの衣装テヒに合いそうだと感じつつ、ワダエミさんの偉大さを感じることができ、中天への期待感が募っていきました。 次にマクベスというオペラの衣装が見えてきました！！これはとても綺麗な緑の衣装で数が多かったこともありとても迫力がありました(^^) その向かい合わせのところには、デザイン画の展示が。 ワダエミさんが手がけた衣装デッサンや生地についてなどデザイナーを目指す方にはお宝だったでしょう♪ 同じ場所にHEROやLOVERSの紹介ビデオクリップが流れていました。 これももちろん見てきました。映像美の美しさを改めて感じ、エミさんの衣装無くしてこれらの映画が成り立たなかったのではと思います。 部屋に入っていき、里見八犬伝、LOVERS、夢、浪人街の衣装とオスカーのトロフィーたちが迎えてくれました。 浪人街の衣装は触れてもOKなので、全て触ってきました＞＜＞＜ 生地がとても頑丈でさわり心地がよく、衣装だけでも重いのではないかと感じました。 そして！！！！待ってましたという感じで楽しみにしていた映像コーナーは上映時間が決っているのでチェックしておいた方がいいでしょう。

映像コーナーでは、ワダエミさんの紹介と今まで手がけてきた衣装の作品、色へのこだわりと染色する作業風景など、基本的にエミさんの作業風景が映し出されていました。日本語と中国語、韓国語が交わされていたのは、映画『中天』の衣装合わせの現場映像の時、チョン・ウソンとキム・テヒはとても緊張した面持ちで、エミさんに衣装を着せられてました(^^*) 映像で流れたテヒの衣装は、ピンクと白、ピンク、白が映し出されました。 髪型はポニーテールみたいなものやトップで結んで、下に垂らすものとかとにかく可愛すぎるテヒでした。 ピンクが好きなテヒに一番似合う綺麗な色で、エミさん！！！ありがとう！！と感謝の気持ちで一杯になるくらいテヒと似合っている色だったんです。 明日金スマで放送されると思うので皆さん楽しみにしていてくださいね～♪ 私は見れないので、是非皆さん金スマの感想や展示会の感想を書いてください！！楽しみに待ってます。 以前紹介しましたがテヒの衣装はここから

≪当ブログの中天(ワダエミさん関係)特集記事≫
◇【中天News】キム・テヒ 映画衣装の巨匠ワダエミの服を着て (エミさん特集)
◇【中天News】１２月２日中天衣装デザイナー ワダエミさん『金スマ波乱万丈』出演予定
◇【中天Info】 １１月２６日からワダエミ衣装世界展開催！！(鷺巣詩郎さん特集)

≪最後に≫
里見八犬伝は、2006年1月2・3日夜9時～11時24分放送(TBS系列)予定です。
この衣装もとても綺麗なんです。エミワールドというかなんというかとても深く素晴らしい衣装です。是非ドラマでも拝見して見てくださいね！！
出演は、犬塚/滝沢秀明、伏姫/仲間由紀恵、その他菅野美穂、ともさかりえ、山田優、綾瀬はるか、京本政樹、長塚京三　　♪仲間由紀恵の衣装姿必見です♪

それとマギー・チャンの赤と白い衣装に惹かれて図録を買ってきました♪
本当はサイン付きのメイキングブックが欲しかったけど、、高い！
エミさんファンにとっては安いかも知れませんね！！
まだ残っていたので、これから行く人も是非チェックしてみてはいかがでしょうか？