坐禅会では季節に合わせて心に響く言葉を間接に教えて貰える。
寒くなった朝の6時からの坐禅会。
我が相棒が出掛けた。
帰ってくると教えて貰った言葉を解説付きで教えてもらえる。
今日の言葉はあまりにも我々に問いかけられたようです。
體露金風 たいろきんぷう
修行僧からの質問
樹凋み、葉落つる時、如何。
繁っている森の木々も秋になると紅葉・錦の装いを見せるがたちまち葉が落ちて、晩秋の物寂しい景色になってしまう。 この有様をどのように受け取ったらいいのでしょうか。
雲門禅師が體露金風と答えた。
樹葉凋落の晩秋の風光はめいる様な季節ではありません。
大自然の恵みに感謝すべき季節です。
高齢、老境に入ると老化してきます。肉体的には歯も視聴力も衰える。
頼みにしている伴侶を失い同輩も減少して寂しい晩秋の思いに沈むこともある。
自らを励まして年輪から光が輝いて本来の面目が現れ、その真価を示しているときではないか。
金風を吸い込んで黄金の人生に歓喜すべき時節ではないでしょうか。
諦める事は無いと背中を押された気持です。
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