独り言の道標

小心者の壁に向かって小声。

ナンバー

2007-02-27 00:10:49 | Weblog
三千円ちょい出して。
希望ナンバーをつけた。
ディーラーさんは。
「何なんですか,この番号は?」と。

よくあるやつ。
名前を数字にして。
「4492」。
ちと,恥ずかしいが…。

そのナンバーをつけた新車で出勤して。
2週間が過ぎた頃。
学校で新入生歓迎会という行事があって。
その中の”先生クイズ”。
生徒会の生徒が出題。
「A先生は,最近車を買いましたが,そのナンバーは何でしょう」
??
「正解は…名前の4492でーす!」
おいおい,よく気づいたね。
全校生徒,ワッハッハ。
俺もワッハッハ。
しかし,その隣で先輩が。
「生徒に車,覚えられちゃったね」

・・・!?
そうだぞ。
ナンバーばれてるから。
パチンコ屋とかあんまし行けないかも。
すぐにバレちまう。
生徒会の奴らめー。

…そんなことがあってかれこれ3年。
新車も車検日が来た。
ディーラーに持って行くとき。
信号待ちの交差点で。
隣の車の助手席でから満面の笑みで手を振っている人がいる。
誰だ?
と,目を凝らしてみたら。
卒業した生徒。
しかも,例のクイズの出題者(^^)
俺の車を見て,さらにナンバーを確認したのだろう。
久々に見たので少し大人になっていたが。
あのころと変わらぬ笑顔で手を振っていた。
俺も思わず笑顔で手を振った。

ヒーラヒラ

2007-02-24 00:00:38 | Weblog
セルフガソリンスタンド。
あたりは暗闇。

えーと。
カードを入れてと。
(俺は必ずひとりごとを言う)
えーと。
げ・ん・き・ん,と。
万券しかねーか。

札を入れようとしたとき。
ヒューッ。
俺の手から。
万券が離れた。
ヒーラヒラ。
そして。
風はさらに吹き。
万券はどんどん遠ざかっていく。
『待ってくれー。』
追えば追うほど遠ざかる。
ヒーラヒラ。
万券だけに俺も必死だ。
『ま,待つんだー』

暗闇の中にぽつんとあるガソリンスタンドで。
ヒラヒラ舞う万券を追う男。
最後はダイビングキャッチしたぜ。
そしてエアロビ全日本選手権並の。
笑顔で給油した。

久々に

2007-02-21 22:18:57 | Weblog
生徒に胸ぐらつかまれそうになる。
よっしゃー,来い来い!と思ったが。
残念,やめちゃった。
口で『うぜぇんだよ』と言ってる。
さっきまでの勢いはなく。
頑張ってふてくされてる。
一応,拳なんか握って震えているが。
まあ,かわいいもんだ。

という俺も。
一応,ガマン・ガマン。
何かって?
そりゃ,こっちが先にバコーンってやっちゃうことをさ。
ガマン・ガマン。

これで今日もストレスで。
毛根が100は死んだな(^^;)

午後に

2007-02-20 22:22:47 | Weblog
午後から車を走らせる。
平日の午後。
通勤時間にはいない,危険なドライバー達がいっぱいだ。
街の大通りは,特に危険。
どこから車が飛び出してくるか分からない。
こっち見てないからね,基本的に。
次の瞬間は時速20㎞の車が目の前。

そんな午後にハンドルを握りしめ。
急いでもいないので。
いろいろな想いをはせたりした。

目覚まし

2007-02-19 23:34:37 | Weblog
寒ーい冬は。
起きるのがつらい。
6時に目覚ましをかけようとしたが。
弱気に6時15分にして寝た。

そして今朝。
寝ている俺の。
頭の上でけたたましい音。
…というか声?
…というか,外から聞こえる?

…ニャオーン(×100)
…フギャーゴ。(×100)
近所の不良猫達だー。

さすがにうるさくて寝られん。
ガラガラ(窓ガラス)。
『おいおい,君たち,まだ寝てるんだから静かにしたまえ。』
と指導。

さあ,もうひと眠りするか。
と,いうか,今何時だ?
ポロローン。
壁時計がちょうど6時をお知らせしましたとさ。

THANKS! CATS!

爆音で聴く音楽

2007-02-18 23:11:16 | 学校
引っ越しで。
音楽室の古いスピーカーがいらなくなり。
廃棄するのももったいないので,もらう。
かなり大きく重いので。
とりあえず今は技術室に。

スピーカーが大きいと。
やはりいい音がする。
本当はいいアンプと合わせたいんだけど。

ここで夜や休日に。
作業しながら家で聴けないほどの爆音で音楽を聴くのが楽しみで。
聴くのは『浜省』だったりするんだが。
(そうさ,俺は浜省ファンさ)

思いあたる節

2007-02-17 21:41:29 | 学校
この前。
ずっと机の上に置きっぱなしにしていた。
折り曲げ台(金属を曲げるもの)を準備室にかたそうと持ち上げたら。
『ぬおゎっ!』
とても持ち上げられん。
年始から体を壊していてまだ完調でないのだが。
確か,年末の引っ越しの際には。
旧校舎からここに運び込んだっけ。
すげー重いぞ,これ。
50キロ以上,確実にあるぞ。
よくもまあ,ここまで運んできたよな。

あんときは。
一週間で睡眠時間10時間とか。
書類を同時に2枚書いたりとか(答案二枚返し)。
そんなことをしていたので。
感覚が鈍っていたのかなぁ。
あんな重いの何個も持っていたら。
体も壊す訳だわい。

医者は
『あー,老化ですね』
って言い放ったけど。

ガラス

2007-02-16 00:08:51 | 西高
覚えていたのは自分だけと思ってた。
先日,高校の同級生と会って。

(友)『高校の時,文化祭の打ち上げか何かで○○(場所)でやったよね』
(俺)『ああ』
(他の友)『それってAちゃん(俺のこと)が蹴り入れてガラス割ったところだよね』
(俺)『………』

他の友が近くに来た。
(友)『高校の時,○○で集まったよね』
(他の友)『ああ,Aちゃんがガラス割ったっけ(笑)』
(俺)『………』

さらに他の友が来た。
(友)『また○○で同窓会しようと思うんだけど,高校のときやった場所で』
(他の友)『Aちゃんがガラス割った所で,ね』
(俺)『………

俺の印象はそういうものだったか…。
確かに蹴り入れて割ったよ。
割るしかなかったんだけど,そんときは。
まあ,こういうことを思い出しながら飲むのも楽しいものです。

そんな…

2007-02-13 19:29:13 | 西高
卒業まで何かレクしないかと言ったら。
サッカーだのバスケだの。
それもいいけどさ。
いつもと変わらないから。
『フォークダンスはどうだ?』
と提案。
もちろん,全員10㎝ほど引いた。

その日はプログラム最後の。
フォークダンスのために登校したと言ってもいい。
高校最後の体育祭。
なぜかって?
愚問だなぁ。
最後の競技まではなんとなくダラダラやっていた。
早くフォークダンスにならないかなー。
昼飯喰っているときもみんなで話してた。
さて,午後の競技開始だ。
ちょっと時間が押し気味だが。
最後まで頑張るぞ。
そして…いよいよフォークダンスだ!
すると,アナウンスが。
『今年の体育祭は競技時間がおしてしまいました。
 そこで,プログラム最後のフォークダンスは行いません』
…!?
まじかよー!
暴動でも起きるかな,と思ったが。
結構みんなあっさり。
そ,そんなー。
俺の青春がー。
みんなが夕暮れのグラウンドを後にしていく中で。
俺はただグラウンドを見つめていた。

そして今も。
フォークダンスという。
担任の提案は秒殺で却下され。
俺は遠い目でグラウンドを見つめていた。

ロックな呉服屋

2007-02-08 23:06:05 | メタル
ちょっと前だが。
仙台のライブハウスに行ったときのこと。

仙台駅からアーケード街を。
ライブハウスはそのアーケード街の一角にある。
ライブハウスの場所は遠くからでも分かった。
ライブハウスの前にはそれなりの黒シャツ軍団が列をなしていたからだ。
俺もその列に加わる。

列は200人ぐらいか?
その列の脇に。
眼鏡をかけたおじさんが。
渋ーい顔で列をジロジロ。

すると,地階にあるライブハウスから。
ボーンボーンとベースの爆音が。

おじさんの顔はまた渋くなる。
おじさん,そのままくるりと向きを変えて。
ライブハウスの上にあたる一階の店舗に入る。
次の瞬間,また『ボーン』。

その店舗,呉服屋さん。
毎晩,地階から。
和服に合わないロックが響いてるんだろうな。