行きつけの理髪店(BGMが44マグナムの)がいっぱいで。
近所にできた1000円理髪店に行ってみる。
どうせ,無い髪だけに,どこでもいい。
(理髪店にしてみれば,無い髪のほうがやりづらいらしいが)
『1050円!』というのぼり旗が5本もかかっている。
店を覗くと,店員3人に客2人。
2人は中学~高校生のおぼっちゃまくん。
店に入ると,名前と住所を書けと店員のおばちゃんが。
すると,そのおばちゃん,
『はい,どうぞこっちね』と。
受付のおばちゃん,店案内もするのか。
席に座るとシートを掛けられ。
『どうしますか?』
・・・!?
このおばちゃま,髪を切る人だー。
受付の人じゃ無かったんだ。
よく見ると,2人のおぼっちゃまの髪を切っている人も。
同じおばさま風だ。
理髪師さんには見えないけどな。
だから1000円なのか?
『ま,あまり髪がないので,適当に。』
といつもの哀しい台詞を吐き。
まつこと10分。
『はい,終わりました』
はえー。
もうおわっちった。
髪をちょこっと切っておしまい。
『1050円です』
『えー万券しかないのですが』
『(やや怒)じゃ,次からはおつりないようにして下さいね!(怒)』
『はーい』
何か,狐につままれたような時間だった。