北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

小澤征爾さん復帰か

2013年05月31日 | 日記・エッセイ・コラム

鉄道から離れて・・・・指揮者の小沢征爾氏が復帰するらしい。彼の指揮は若々しい、裏返すと動きが大きく多い。こうゆうタイプは指揮者寿命が短い。
近代の音楽を指揮する機会の多い現代の指揮者は、どうしても動きが多くならざるを得ない。
昔の巨匠といわれる指揮者は、せいぜい20世紀初頭までの曲が中心だから、とりあえず曲が流れ出せば何とかなった。だから歳を追うごとに指揮の動きも小さくなるし、それでよかった。
ところは現代は違う。少し前に亡くなった岩城宏之さんは好例だ。氏は現代音楽を盛んに取り上げた、そのせいで脊椎を痛めてしまったと聞く。

さて小澤氏も、これか らは眼力とオーラだけでオケを統率してすばらしい音を紡ぎだしてほしい。
ちなみに、私は氏の解釈は好きではない。つまらないと思う。でも名指揮者だということは認めよう。
氏のLPやCDは一枚も持っていない。あくまで、趣味の好みの問題だからお許し願いたい。
クラシックというとしかめっ面で、じっとして聞くなんていうのはどうかと思っている。氏の演奏は真剣に聴かないと良く判らないから聞かない(笑)
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室蘭発札幌行・2849Dに乗車記 改訂版

2013年05月26日 | 旅行記

富士のファインピクスA900という6年前に買ったコンデジもそろそろ引退かなと思いながら、マニュアルモードをいじりながら撮っています。

恵庭の仕事の後で、室蘭で書類の受け渡しの必要が生じ、遅くなることを了解の上、室蘭駅で顧客と落ち合うことになりました。
朝、出掛けに最寄り駅で一日散歩切符を購入。「今日はどちらですか」とよく声をかけられる、顔なじみの女性駅員に「今日は仕事だよ」と声をかけて苫小牧行きの731系に乗車。
講義終了後スクールバスに揺られて恵み野駅まで。苫小牧行きに乗って苫小牧からはキハ156-157で東室蘭へ。
待ち合わせは20時だったので、長万部行きのキハ150-100番台に乗車して伊達紋別までを往復しました。伊達紋別駅舎は北海道らしくない素敵な建物でした。
伊達紋別からはキハ40-1700番台?でした。Dscf2823
室蘭で書類を受け取ってから、駅前の生協で半額売り切り弁当を調達して、いざ、札幌行きキハ102-152に乗車。Dscf2841
この路線は高校生の乗車が多いのですが、土曜日ということもあり、さほど乗っていませんでした。
往路の156-157と違って機関の音が心地よく、なかなか良い速度を出していたようです。
時間の割には、乗客の乗り降りも多くて、平均50%ほどの乗車率でした。
やはり、ワンマン2両編成はちょうど良かったのかなと考えました。
でも、せっかくの電化区間にDCはもったいないというか、地球温暖化ガスを撒き散らすのもいかがなものかと・・・・・・・。Dscf2843

ただ、元気の良いスポーツクラブの学生が体育館のように走り回っていました(*_*)。まさに「ガキ」でしたが(笑)
苫小牧までは駅員のいない停車駅も多く、そこから乗り込んで、車掌が乗務する苫小牧以北の駅員のいない駅では、うまく車掌から逃れればキセルが出来るようです。
でも、JRとしても当然にお見通しのようで、当日は沼ノ端で車掌が先頭車両に乗り込んで、ホームで乗車券の収受・改札を行なうとアナウンスがあり、錦岡から乗り込んだカップルが「やばい」という表情で、沼ノ端に下りていきました。
案の定、何か発生したらしく、車掌が車両に戻るのが遅れて、発車が数分遅れました。
その後、突然に検札を始めたので「びっくり」。普通列車で検札を受けたのは、本当に久しぶりでした。
いやー若い車掌さん「良い仕事してますね。」
実は、私は彼のことは覚えていました。以前、優先席で携帯をいじっていたら叱られたのですよ。その時は恥ずかしかったです。
良い歳をして困ったおじさんですね(笑)
北広島からは函館線の事故による不通の状況を細かく車内放送してくれましたので、非常に助かりました。Dscf2844
懸命に仕事をする若者は、見ていて気持ちが良いものですね。
私の娘と同じくらいの年齢かと思いますが、わが娘もこんな感じで仕事をしているかな。(リハビリの土方ネーチャンです)
全ての若い人が明るく仕事できる良い社会にしたいものです。
一部の資産家が日経平均の上下に一喜一憂しているのが、経済活動の全てのような現代は、明らかに異常です。Dscf2851

さて、当日のキハ143は100㌔は出していましたが、110までには届いていなかった様子です。
同じ450馬力でもキハ150の110キロは余裕がありますが(快速狩勝とか)
キハ143は重量の関係でしょうか110キロ近くなると、かなり苦しそうですし、車体の振動も感じられます。いわゆる「シミー」ですね。
あと、連結部分から異音が相当ににぎやかなのも何とかしてほしいものです。
まあ、711引退後、さらに札幌圏での電車が一息ついたら、再度電車を配備して欲しいと思います。
帰宅は24時少し前でした。疲れて不整脈の持病が出ました。

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江差線狂騒曲

2013年05月24日 | インポート

まず、はじめに、私は函館の湯の川温泉で生まれて、元町地区で小学生まで育成されました典型的函館人です。

江差線の木古内・江差の廃止が決まってから、北海道旅客鉄道はしっかりと稼ぎに入っている。
でも悪いことではないと思う。喜んで乗ってくれるお客さんがいる限りは、いろいろなツアーを催してほしいものだ。
私も、これからの一年で、何とか一度乗ってきたいと考えている。
で、以前乗ったのはいつだったかと、映像を記録したCDーRを引っ張り出して出てきたのが5年前の写真。3年前のが行方不明。ブログにも無いし・・・・どうしたのかな。たしか、SDがいかれたときかな(>_<)
まあ、水を差すようだが、木古内から上ノ国までは何も無い。山また山の沢沿いにひたすら登って降りる。山線に似ている景色。
せいぜい記憶にあるのが、湯ノ岱でのタブレットくらい。
上ノ国からは日本海の景色が綺麗だった。江差の駅前には「ひなびた」コンビニが一軒。「いなりずし」を買ったら電子レンジでチンされて、暖かい「いなりずし」を食べさせられた。私には嫌なことだった。いなりの寿司飯は保存が利くから冷えていて当たり前で、それが美味い。
駅は高台にあるので、町へ降りる元気も無く、駅前をろうろうして、すぐに帰りの便に乗った、というか便がそれしかなかった。
正直なところバスか車で行くところだと思った。
最近のツアーで行くとバスとの組み合わせだから、さぞ楽しいことと思う。江差は函館より古くから開けた町で、北海道らしくない古い町並みが残っている。
江差線云々ではなく、もっともっと観光客が立ち寄っても良い場所だ。
鉄道を上手に利用して観光客を呼びこむなんて単純なこと・・・かな(>_<)を、地元自治体が廃線になるまで考えてこなかったのは、実に愚かしいことだ。
観光というものを、産業として認知していない一部市民の存在。それが北海道の現実なのか。TPPによって農業の未来には暗雲が垂れ込めてきた今こそ、観光産業を見直さなくては。
棄民政策から始まった開拓、そして炭鉱閉山。北海道は中央によって収奪されてきた。今こそ目を覚まそう・・・・・・なんて大袈裟な(^^♪

ほんと、未だに親方日の丸の道民体質丸出しだべ。
函館だって、観光客を嫌がり、鬱陶しいと感じている年配の市民がいることは困る。まだ北洋漁業で栄えた大昔にすがって生きている感じ。
私の伯母の話ですが<m(__)m>

さて、江差だが、子供の頃、幼稚園児の頃だとだと思うが、江差のかもめ島の裏の岩場の海水浴場?で泳いだ記憶はあるし、写真が実家にある。昭和30年代だから、あれは国鉄で行ったのだろう、もしか蒸気機関車だろうけどキハ22あたりだったのかな。交通機関には記憶が無い。
Img_1602 小樽蘭島の海水浴には蒸気機関で行ったのは覚えているが・・・大学生だったしな~。
5年前の写真アップしておきます。Img_1603 Img_1609


今週も日高線・優駿浪漫号とキハ143その後

2013年05月20日 | 旅行記

今年のGWは最悪の天気。単に寒いというよりほとんど「冬」でした。Dscf2805
その上、三連休おでかけパスの普通列車用も廃止・・・(*_*)
その反動でしょうか、とにかく出掛けたい。
今後は初心に帰って一日散歩切符をフルに利用していきたいと思います。Dscf2786_2
というわけで?今週もまた優駿浪漫号に乗ってきました。
静内の桜が満開なので、どれほど混んでいるかと心配でしたが、早めに並んだこともあり、ほどほどの乗客でゆったりと窓際席で過ごすことができました。かなり寝てましたが
前日の便は、島松の踏切事故で折り返し便が1時間の遅れとなったようですが、本日は何事もなく運行しました。

直列6気筒DMF13HZの音も軽やかに、札幌を発車、途中島松での北斗・エアポートの先行停車のみで快調に走行。速度は110位でしょうか。120対応ですが、大事に使っている印象です。
同じ120対応の北斗は苫小牧・札幌間を45分で結びます。
折り返し便の優駿浪漫は北斗と停車駅は同じですが、それでも優駿浪漫は50分と5分ほど遅くなります。まあ「快速」ですからね。

静内で約半数が降車しましたが、折り返し便にはあまり乗車しませんでした。後発便かバスで帰宅したのでしょうか。せっかくのお花見ですからね。
私は 花より鉄道
さて、本日は苫小牧でホームに下車して、4番越しに見える留置線の「キハ143」に注目しました。

先週は外板の塗装は補修されていましたが、本日停車していた143-151と101の車体は、特に151の塗装の剥落が酷く、さらに車体中ごろから下が錆で赤みがかっている様子でした。どうも車両によって程度の差があるようですね。
また、内部からの腐食も進んでいるようです。外から上塗りするくらいでは、短期間で、再度剥がれてくるでしょう。

日高線のキハ40は実に綺麗な外板ですが、困ったものです。潮風は大差ないはずですが
苫小牧・室蘭間の利用者を軽んじているのかと、馬鹿なことを考えます。733系の増備など札幌圏の車両の手当てが出来た時点で721系などへの変更を期待したいですね。
143は東会社のようにSL用にしたら良いのでは。もともと客車用の車両ですから、100キロ超のスピードも車体振動・シミーなど何らかの影響を与えているのかもしれません。Dscf2806_2 Dscf2807 Dscf2790_2


2013年もまったり優駿浪漫号乗車・キハ143は補修塗装完了

2013年05月13日 | 旅行記

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相変わらずのピンボケレトロデジカメご容赦。
12日の日曜、まだ寒くて静内の桜も開花せず、混んでないと期待しつつ?早めに札幌駅5番ホームへ。
期待通り、3箇所のドアの前にはそこそこの列(5~6人)が出来ているくらいでした。同じホームに到着するカムイが回送されてからなので、10分位前に入線。
その後9時6分定刻に出発。
約50%の乗車率で静かな車内。客の半分は鉄道ファンといった感じ。
途中、鵡川近辺の鉄橋上に鹿がいて急停車しましたが、無事に雨上がりの様似に到着、例年通り、生協で昼食を仕入れて様似駅付近をウロウロ。
途中の静内では往復ともに駅舎で買い物をするくらいの停車時間がありますが、私はやめられないの後はでホームを行ったり来たり
また、様似駅舎の観光案内所の売店では、昆布を中心にした品ぞろえ。財布が軽いので何も買わずに失礼
14時34分に様似から折り返し。往路は中間車両の補助動力エンジンの真上に座ってしまい、うるさかったので復路は最後部車両のさらに最後部座席に陣取って、車窓からの太平洋を眺めつつ苫小牧着。
苫小牧では以前から気になっていたキハ143を探し、外装の塗装補修も済んだようで、ひとまず安心。しばらく使えますね。良かったべし
苫小牧からは、スイッチバックで思いがけず最前部ということになり、運転席真後からのワイドビューを楽しみながら札幌には18時59分定刻に到着した。
当日の長万部・洞爺間の信号トラブルの影響も無くてよかった
ちなみに、すぐ後ろの座席に居た若者二人連れには申し訳ないことをした。席を譲るべきだったかな。私もいい歳してさ
苫小牧からは100から120キロといった感じの速度でした。所要時間50分は183系の北斗と大きく変わらない。
それに、車齢35年と古くなりましたが、さすがニセコエクスプレス車両。
静かだし乗り心地もまあまあ。前照灯が暗いようで、鹿の良く出るウトナイ周辺では運転士さんも身を乗り出すように前方を注視。
基本動作なのでしょうが、指差し呼称をしっかりと実施していて安心。
翌日になって静内の桜の開花の便りも届き、来週末は混雑することでしょうね。

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