北のとうさんの愚痴話、時々貧乏旅

還暦を過ぎたおやじが鉄道の話題を中心にぼやきます。アマチュア無線のコールサインJA8HBO。再開準備中

四季島とキハ183廃車回送のコラボ

2017年05月21日 | JR北海道 JR北
5月16日から18日にかけて撮った写真です。
四季島回送のの上とり下りを室蘭本線の竹浦駅と富浦駅、さらに苗穂駅で。
キハ183の基本形式の廃車の甲種輸送は竹浦駅、東室蘭の貨物ターミナルと苗穂からの回送出発時です。

(登別駅でクルーだけになって札幌運転所へ回送の途中、特急・貨物などが先行するため白老町の竹浦駅で1時間ほど側線待機します。貨物でもあまり使わない側線です)

(同所にて)

(翌朝、札幌から東室蘭へ乗客をお迎えに回送されます。登別市富浦にて)

(同上の後追い)

(竹浦で待機中に北海道の主力車両の特急北斗キハ261系が通過します)

(竹浦で待機中に役目を終えたキハ183の甲種廃車回送が通過しました。四季島との悲しいコラボです)

(東室蘭の貨物ターミナルに留置されたキハ183・8両。この後室蘭市陣屋の築港駅に回送されて、船積みを待ちます。タイまたはミャンマーで余生を送ります。)

(183の回送の第2便、苗穂駅のホーム脇で待機していました。保存の願いもむなしく183-104白坊主が先頭に着きました(p_-))

(苗穂を発車する葬列。参列者・ギャラリーは20名ほどでした)

(回送2便の後追いです)



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JR北海道の新型検測車マヤ35-1.甲種輸送

2017年05月12日 | JR北海道 JR北

5月11日日立製作所笠戸事業所からJR北海道の新型軌道検測車が甲種輸送されてきました。
5月8日に山口県の下松を出た車両は10日に北海道に上陸、11日早朝に東室蘭のJR貨物操車場に到着し、その日の深夜遅くに札幌運転所に納車されました。
JR北海道は1978年に製造されたマヤ34-2008(マヤ検)を40年にわたり使用してきました。さらに毎年、初夏のころには東日本からキヤE193(Easti-D)を借用して線路の保守を行ってきました。
(キヤE193(Easti-D)2016 5月 函館本線朝里駅にて)

(マヤ34-2008 ウィキペディアより)


3年前の函館本線、大沼駅構内での貨物列車脱線事故や石勝線でのキハ283の火災事故の原因が軌道保守の不備が原因であることがわかり、老朽化したマヤ34-2008に代わる測定車の導入が必要と判断されていました。
当初、開発を中止したキハ285の転用も検討されましたが、新規に制作することと大きく費用が変わらないとの判断で、この度の新製に至ったようです。
積雪期でも測定でき来るという事で、その活躍が期待されます。

11日に雨の中を室蘭まで3時間半かけて(●^o^●)ドライブして東室蘭操車場に到着。
なお、母の家が近いので、母の様子を見るとともに父の仏壇にお線香は上げてきました(*^。^*)

すでにネット上で輸送中の姿がアップされていたので、あまり驚きはなかったのですが、窓が無い姿は一風変わったもので、いかにも測定車両といった印象でした。
発表されている新車両のデザインでは白を基調とした太い横帯が入るはずですが、札幌で施工するのか、ベースの緑色一色というバッタ(●^o^●)のような姿に目を引かれました。

















今年度は各種試験等で車両の性能確認、検測装置のデータ検証等を行い平成30年4月から正式に運行が開始されます。
したがって当分の間は、きれいに整備塗装しなおされた旧マヤ検・マヤ34が従来通りに軌道の検測を行います。
ただ、新車には架線の検査の設備は見当たらず、検査をどうするのかが気になるところです。

 今後も高架橋の耐震工事、老朽化した隧道や橋梁等々、30年放置してきたに等しい鉄道関連設備の補修を一気に行うことになる上に、キハ40や183等の車両の更新など巨額の費用が必要となり、自治体への負担を言い出すJR北海道ですが、JR他社では一部の災害復旧を除いては、そのような自治体による負担はほとんど行われていません。自らが放置してきたにもかかわらず、今になって利用者につけを回すことを当然のこととしているJR北海道と株主の国の不作為は、やはり許すことはできません。



基本的に、国民は国土のどこに住もうとも公的サービスを平等に享受できる権利があり、その対価が場所によって極端に異なるのは憲法で保障された生存権にも関わる問題だと思います。
これは首都圏に住む人たちが、過酷ともいえる通勤電車の混雑に耐えて暮らしていることにも言えることなのです。この二つには基本的に違いはないのです。
過疎と高齢化にばかり目が行きますが、人口が集積した都市部の交通は万全かというと、必ずしもそうではないのです。
新幹線やリニア、航空機、さらに高速道路という都市間交通には熱心な政治が、国民の日常生活の足の確保を疎かにしているということの現れです。



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「日帰り周遊パスⅡ」網走への日帰り旅

2017年04月24日 | JR北海道 JR北
札幌発6時56分のオホーツク1号に乗るためには自宅を6時20分には出なくてはなりませんから、朝は鬚も剃らずに出かけました。
駅への途中、札幌発然別行が朝日を浴びて走って行きます。
以前、はまなすを利用した時に乗りましたが、予想以上に混んでいて驚いたものです。



さて、今日は旭川から同好の士と二人旅になります。二人ともオホーツクの車両が何か、すごく気になるというか、楽しみでした。
駅に着くと待っていたのはスラントノーズのキハ183.間もなく消えてしまう車両です。
遠軽まで最後尾になりますが、確保した指定席は、このスラント車両です(●^o^●)







知人にメールで連絡して、キハ183のエンジン音を楽しみながら朝食をとりました。
列車の旅、特にボックスシートやクロスシートでの食事はおおきな楽しみです。これがロングシートですと、お菓子やパンを隠すように食べるのが精いっぱいで実につまらない。
北東北の701系がそうです(^0_0^)
キハ183は快適に走って旭川に到着、無事に知人が乗ってきました。彼も最寄駅を始発の5時台で出てきたとのこと、その割には話に華が咲きました。遠軽で方向転換して、今度は先頭ですが、スラント君は前が見えませんし、前にエンジンを積んでいるのでうるさく感じることもあります。
 私は所用のため美幌で下車するので、ここで彼とは一旦お別れです。



美幌での所用が終わり遠軽行のキハ40に乗車。当日は20度を超えたので車内は32度((+_+))北見で降りましたが、ぼーっとしていました。

北見駅前の旧東急デパートのレストランで食事と思いましたが、時間が半端で。キヨスクの弁当になりました。


待合室から乗ってきたオホーツクが「大雪」になって旭川へ戻っていくのを見送っているうちに改札の案内。北見は改札がシビアで撮影でホームに入ることができません((+_+))



次の網走行のキハに乗るためにホームに向かいますと、キハ40の前に54が連結されていて、それが流氷物語のラッピング車だったのです。








網走からは釧路行で知床斜里までなんとなく乗ってみましたが、「大人の休日倶楽部」のパスで北海道を周る初老のおじさんがたくさん載っていました。まあ私と同じか少し上の方々だす。
何を撮るのにもコンデジのフラッシュが光るのが楽しかった(*^。^*)。


さて、斜里からは再びキハ54で網走へ。


網走にはオホーツク4号が入線していて、知人も到着済みでした。



走から5時間、相変わらず話に華を咲かせて旭川で別れました。乗車したのはキハ183-1503で、元はサロベツ用の車両だったそうです。各シート近くの壁にコンセントが出ているのが特徴です。知人はスマホの充電をしていました。

さて、22時53分に札幌に到着。なかなか快適でした。キハ183は次第に消えていく車両ですが、造りがしっかりしているのは、今でもわかります。
残念ですが、整備に手間と費用が掛かるようでは設備産業の鉄道にとっては厳しいものがあります。
23時半、脇の線路を通過する回送のSおおぞらを見上げながら、静まり返った住宅街を抜けて自宅に帰りつきました。
ちかれた(ー_ー)!!







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「日帰り周遊パス」根釧への日帰り旅

2017年04月24日 | JR北海道 JR北
JR北海道が4月から売り出した「日帰り周遊パス」GW前後を除いて6月初めまでの毎週日曜日、延べ7回発売されます。
一日散歩切符の2260円と比較すると3000円はどうなのかと思いましたが。
北海道内全線と新幹線の新青森までが利用可能エリアになっています。
また、特急券等を買い足せば特急列車や新幹線に乗れるところが一日散歩切符との最大の違いです。
昨年のダイヤ改正で普通列車が消えた区間も特急を上手に使う事で日帰りでも思いのほか遠くまで行くことができます。
 今回は札幌釧路間を特急スーパーおおぞらで移動して、花咲線全線と釧網線の一部を楽しんできました。

朝、5時に起きて身支度をして最寄駅6時30分の電車で札幌駅へ向かいました。函館方面以外の特急は車内販売が無いこともあり、6時半から空いているキヨスクはレジに長い列ができています。
観光シーズンはすごいことになるでしょうね。

(最寄駅近くで見た札幌駅上り始発の然別行)


コンビニの普及などで車内販売の利用が減少し、駅の売店も消えつつあるのですが、売れないのではなくて「売れるものを売らない」という事に気が付かないことが原因だと思います。特に観光客は必要ならば、たとえ価格が高くても買います。
やはり販売アイテムが十年一日のごとく変わっていないからでしょう。

ここで、食糧を調達でき-なかった場合に備えて、お茶とカロリーメイトは持参しましたが、当日はサンドイッチを買うことができました。





札幌発7時のスーパーおおぞらに乗車、観光の端境期で車内は空席が目立ちます。
キハ283は振り子で6度まで傾きますから、窓辺に置いたペットボトルの液面を見るとカーブでも傾きません。
新得では国鉄色朱5号の通称タラコ色のキハ40-777を見かけました(●^o^●)




エンジン音も軽快に、バスよりずっと早く4時間で釧路に到着。すぐに根室行快速ノサップに乗り継ぎました。







根室からとんぼ返りで、今度は釧路から釧網線で標茶まで、知人が駅で待ってくれていて、3月で廃止になった五十石駅跡まで連れて行ってもらいました。
人家は数軒、よくも駅を残していてくれていたものです。

さて、標茶からはキハ54.なんと冬季に流氷物語としてラッピングされた車両です。
鹿も轢かずに無事釧路に着くと、なんと別の流氷物語が停まっています。
網走行のサボが着いていました











さて、おおぞら12号で札幌へ帰還します



駅のコンビニで小さな弁当を買いました。電子レンジで温めますかというので、急ぐからと断りますと、「冷たいとごはんがパラパラしておいしくないですよ。おいしく食べてください」というので温めてもらいました。
確かに、暖かくておいしかったですね。
50歳くらいの女性でしたが、本当に心から温めることを勧めてくれているのが伝わりまして、食べる時のごはんの口当たりの良さに、すっかりうれしくなりました。あれが、学生アルバイトだったらどうなったかな(笑)

さて、帯広付近で眠気が襲ってきてシートを倒して爆睡してしまいました。
南千歳で目が覚めて、ぼんやりと夜の街並みを見つめている間に札幌に到着。電車に乗り換えて無事帰宅しました。

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国土交通大臣の発言から読み取れるもの。

2017年04月13日 | JR北海道 JR北
新聞記事よると、石井啓一国土交通相は11日の記者会見で以下のことを語ったという事です。

①路線見直しの説明責任はあくまでJR北海道にあるとし、国はJRの指導役に徹する方針。沿線自治体とJRの協議については国の関与は最小限にとどめたいとの思惑の様子。
②JR北海道が訴える資金ショートの懸念については、法的には経営安定基金の取り崩しが可能であることに言及し、現実的には起こり得ないことを 示唆した。
以上引用
①については、「やはりそうですか」です。要するに、4社がうまくいった成功した現在の分割民営化の枠組みは守りたい。地元で何とかしなさい。という官僚的発想です。まさに地方早逝です((+_+))
次は②について
JR北海道は2017年3月期に98億円の純損失を計上する見通しとのことですが、分割民営化の際に得た7000億円近い経営安定基金があり、貸借対照表上の資産に計上されており、バランスシート上は5千億円近い「資産超過」という「優良企業」なっています。

 JR北海道の島田社長は20年度にも資金難に陥るとして路線の早期見直しの必要性を訴えています。たしかに流動資産と流動負債の額を見ると悲惨な状態です。
しかし、経営安定基金を取り崩すことができれば資金難に陥ることはないという事です
(参考)
旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律
(旅客会社の経営安定基金)
第十二条より  

3  基金は、取り崩してはならない。ただし、当該会社の純資産額が資本金、準備金及び基金の総額に満たなくなつた場合においてあらかじめ国土交通大臣の承認を受けたときは、この限りでない。

要するに債務超過に陥りそうなときは、取り崩せるという事。3年で資金が不足して列車の運行ができなくなることよりも、人がいなくなって運行できなくなることを心配するべきです。

しかし、島田社長が誤ったことを言ったという事ではなく、取り崩しは絶対に国が許さないだろうとの思いと、相当の危機感を訴えたいからでしょう。

ただし、基金は取り崩せば減少していくわけで、少ないとはいえ運用益として鉄道運輸機構から受け取っている「利息」は減るわけですから、いつまでも取り崩しに頼ることはできないでしょう。

しかし、沿線自治体の協力を得ながら一定の合理化を進めて、取り崩した基金金を使って残した路線と設備、車両の更新などを行い、前向きに攻撃的なマーケティングを進めることで利益の出る企業に生まれ変われば、いつまでも基金を取り崩し続けることもないでしょう。

(スーパー北斗から見た北海道駒ヶ岳)

「貧すれば鈍す」の今の状態を脱却すれば道は開けると信じます。
他社は豪華寝台列車を走らせますが、北海道で走らせれば、他社には絶対に真似のできない大自然が利用客の眼を楽しませることができるのです。
現に四季島がなぜ北海道まで来るのか、子供でも理解できます。素晴らしい資源を他社に使わせることはないのです(笑)。

ところで上の駒ヶ岳の写真はスーパー北斗の車内から撮りました。シャッターチャンスは20秒ほどです。私は慣れているので、カメラを抱えて待っています。
新函館北斗から大沼まで20から25‰の勾配を登り、トンネルを抜けると左側に小沼の向こうに駒ヶ岳が見える絶景ポイントがあります。私の大切にするLPレコードのジャケットがここの写真です。
しかし、長くは見えません。すぐに木立にさえぎられてしまうのでシャッターチャンスは短いのです。
なぜ、ここでアナウンスをしないのでしょうか、いつも感じます。少し減速しても良いでしょう。
特急宗谷は宗谷線の抜海付近で減速までしてアナウンスします。海の向こうに利尻島と礼文島が見えるからです。天候が悪くて見えなくても「今日は残念ですが、いつもなら・・・」で良いのです。
先月、山線に乗った時は運転士さんが運転席付近に居た乗客に「今日は羊蹄山がきれいですよ」と教えていました。
先月乗ってきた三陸鉄道は運転士が海岸の案内をします。
JR北海道にはできることを、しっかりすることを期待したいですね。せっかくのドル箱路線が泣きます。新幹線でも函館山を案内しているではありませんか。
先日から発売している乗り放題パスは好評と聞きます。このようなマーケティング゛を東日本から学んでほしいですね。
また、先日発表された「JR北海道わがまちご当地入場券」も反応は良いと聞きます。豪華寝台列車はずっと先のこととして、今できるマーケティングを一つひとつ実施してほしいものです。


(登別を走るかつてのトワイライトエクスプレス)

(札幌の市街地を回送するはまなす)


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