日本と近隣諸国の問題として、たくさんあるけれど・・・
また、気分を害される事態になっている。
政治家の「靖国参拝」の問題である。
毎年のように、繰り返される歴史認識と感情論の間で、
前向きに「現状」を把握して、国際社会の中で、
日本の外交問題をすすめていくためには・・・・
周囲をぐるりんと見渡す必要がある。
いつも語られ問題視される靖国問題・・・・。
背景にはA級戦犯の存在もあるのだろうけれど、
私には、何が一番大きな問題かはわからない。
しかし、隣国諸国が気分を害しているのは事実で、
それは仕方がないとしても、国際社会の中で、
うまく交渉を続けていく課題があるために、
このまま政治家の方々に任せていていいのかと
心配になる。
元凶となっている事実や、行き違いになっていることは、
少しずつ判明しているのに・・・
その感情を逆なでするのはいかがなものだろうか。
それでも、日本の政治家としての主義・主張を誇示し、
変わらず世界の意向を無視していくとしたら、
たいしたものだと思うけれど・・・
外交問題にからんでくるとしたら、それは大きな影響がある。
国民の総意としての解釈が成り立つので、
政治家の皆さんの行動のひとつひとつは意味をなしてくる。
靖国参拝を批判しているのではない。
ただ、慎重に判断してほしいと強く感じる。
政治家たちの靖国参拝は、選挙のためだと聞いたことがあるが、
本当のところはどうなのだろう。
戦争で命を落とした人々を慰霊するのは何も疑問を感じないが、
日本という国は「戦争」ということに対して、あるひとつの
認識を貫く立場にある国ではないのだろうか。
隣国が、感情論で、喧嘩腰になられたら・・・
行きつくところまで行きかねない。
仲介にたつのは、アメリカになるからこそ、
日米間の関係にも影響をおよぼす。
くれぐれも慎重に考えを重ねてほしいものだ。