ブログ 吉備路 里山の自然観察

ホームページ「里山を歩こう 吉備路散策」の姉妹編です。
里山、吉備路の日常の記録をお伝えしていきます。

カワセミ

2010年02月09日 | 野鳥

近くの公園にカワセミが飛んできます。デジカメに付属しているムービーでカワセミの動画を撮りました。
カメラをセットしているポイントにカワセミが止まるのは、10回に1回ぐらいです。この写真は、ムービーから静止画に切り出したものです。
Web用の写真であれば充分な解像力です。 ムービーは、制約が多くてこのブログには掲載できませんでした。私のホームページにムービー版を掲載しています。下記URLです。
URL:「里山の自然観察」のFlash Movie 野鳥 のページ


里山の自然観察のFlashを変更

2010年02月01日 | Weblog

里山の自然観察のインデックスページのFlashを変更しました。

ゲーム性を持たせて、11種類の魚が釣れるようにしました。鯉、フナ、鮎、緋ブナ、モロコ、タナゴ、うなぎ、なまず、ザリガニ、和金、錦鯉の11種です。

錦鯉が釣れる確率は5%で、錦鯉が釣れた場合は 魚たちが川をさかのぼります。里子も5%の確率で魚を釣り上げます。一度試してくださいね。

リンク: 里山の自然観察


鞆の浦~坂本龍馬~崖の上のポニョ

2010年01月19日 | Weblog

「龍馬が行く」の舞台の一つになる鞆の浦へ行きました。福山駅からバスで30分、バスの本数も多く便利です。終点の「鞆港」を降りると、漁港が広がります。江戸時代には「潮待ち風まち港」として栄えたそうです。

鞆港のシンボル江戸時代の灯台(灯籠燈)です。この隣に、海援隊の「いろは丸」から引き揚げられた部品を展示した「いろは丸展示館」がありました。いろは丸は1867年に紀州藩の明光丸に衝突されて鞆沖の海に沈没しました。

港の入り口に、鞆の浦の一部を埋め立ててバイパス道路の建設工事への理解を求める広告板が掲示されていました。

江戸初期より「保命酒」の醸造販売で財をなした太田家住宅です。この路地は、江戸時代に時間が戻った雰囲気がありました。鞆には江戸時代の建物と路地が大切に保存されています。

鞆の半島の西側は漁港で、東側は仙酔島・弁天島を望む多島美が広がります。対潮楼・福禅寺があります。朝鮮通信使が毎回宿泊したところで、日本で第一番の景勝として「日東第一形勝」の賛辞を書き残しています。

対潮楼から弁天島を望む眺めです。この眺めは、国立公園として最初に指定された場所でもあります。

1月から「いろは丸」を復元し、国民宿舎のある仙酔島への連絡船として就航しています。いろは丸は鉄製の蒸気船160トンだったそうです。

鞆で気づいたことの一つは、「トビ」が多いことです。里山では、トビは減少してきていますが、漁港では魚にありつけるので、繁殖しているのでしょう。電柱、電線、屋根などに止まっているのを見かけました。

宮崎 駿監督は、鞆の半島の先端にある個人の別荘に長期滞在し、「崖の上のポニョ」の構想をねられたそうです。この別荘は、崖っぷちにあり、南は大型船が航行する瀬戸内海が広がっています。宮崎監督は鞆の浦の風物が「崖の上のポニョ」のイメージ作りに役立ったと言われていました。アニメのシーンと鞆の浦を見比べるのも面白いです。

つるの里(槻)のタンチョウ

2010年01月15日 | 吉備路
3ヶ月ぶりに、つるの里(槻)のタンチョウを見に行きました。
遠くから見ると、6月に生まれた雛は親鳥と同じように見えました。
近づいてくると、首の黒いところが黒ずんだグレーで、丹頂の赤が、くすんだ色でした。
「つるの里 槻」は、現在整備工事中で、観察しやすいように整備されていて、4月には完成するようです。
現在、川原は枯れ草で茶色ですが、4月には緑の草で覆われることでしょう。
昨年半年間、タンチョウの雛の観察に通いました。下記のページにその記録を掲載しています。
里山の自然観察のホームページのタンチョウ つるの里 槻に掲載

日野川のオシドリ2 (鳥取県日野町)

2010年01月15日 | 野鳥

昨日に続いて「日野川のオシドリ」を掲載します。
旧出雲街道が日野川を渡るとき、渡し舟があり、その場所に「船場」の名前が残っています。「船場」の付近から、日野川の下流の谷間から、積雪の「伯耆大山」と「烏ヶ山」を望むことができます。


伯耆大山と烏ヶ山(日野川船場付近から)


3月はオシドリにとって、「お相手」を見つけるときです。オシドリは、相手を見つけてシベリアに帰り繁殖します。


お相手を見つけたオシドリ


アオサギとオシドリは中が良いようです。アオサギが飛んでくると、コガモとマガモは離れていきましたが、オシドリはアオサギを気にすることなく、仲良くしているようです。これは、新しい発見です。


オシドリとアオサギ


関連リンク:オシドリ 日野川


HP「里山の自然観察」

2010年01月15日 | Weblog

私のホームページ「里山の自然観察」をリニューアルしました。
里山の草花、野鳥、トンボ、チョウなどを写真で紹介しています。

安芸の宮島

2008年03月30日 | 青春18


連絡船から見た厳島神社

3月29日、青春18切符で宮島へ出掛けました。JR宮島口からJRの連絡船で宮島に渡りました。
当日は晴天でしたが、船から見る宮島は逆光で霞んでいました。
連絡船は、宮島の朱塗りの大鳥居が良く見えるように、迂回してくれました。



安芸の宮島の鹿

宮島に着くと、鹿たちのお出迎えです。鹿は人に慣れており、宮島のいたるところで見かけました。世界遺産の宮島には観光客が多く、外人の姿が目立ちました。



朱塗りの大鳥居

参拝道から見た大鳥居です。ここは写真スポットです。宮島厳島神社のシンボルの大鳥居です。現在の大鳥居は8代目で明治8年に完成したものです。



厳島神社

国宝の厳島神社です。2004年の台風で本殿が被害を受けましたが、完全に修復されて、塗り替えられた朱塗りは色鮮やかでした。訪れたのが干潮の時で、砂浜の上の本殿です。次回は、満潮の時に来ようと思いました。



多宝塔

本殿を拝観して、山手の石段を上がり多宝塔へ向かいました。多宝塔の周囲には桜の木が植えられていますが、つぼみでした。1週間後には、花と多宝塔が絵になることと思います。



あせびの花

山づたいの散策道を歩いていくと、大聖院がありました。通り過ぎて、散策道をもみじ谷方面に歩きました。散策道には、スズランの形をした花が木に咲いていました。「馬酔木(あせび)」の花だそうです。



平松茶屋からの展望

大鳥居と厳島神社を裏から見下ろせるところに、「平松茶屋」がありました。何でも、昭和天皇、平成天皇が皇太子の時に、宮島におこしになられたときに、この平松茶屋からの展望を楽しまれたそうです。
ここからの眺めと天気が良かったので、宮島名物の「あなご飯」を注文して、一休みすることにしました。この茶屋は明治から創業していて、周りの敷地には桜、あせび、松などが植栽されていました。桜はつぼみの状態でしたが、桜の花ごしの大鳥居は絵になる一コマです。



しだれ桜と五重塔

紅葉の時の「もみじ谷」の美しさを想像しながら、厳島神社の裏手に下りてきました。五重塔への上り口の「しだれ桜」が満開でした。朱塗りが美しいので最近建立されたものかと勘違いしましたが、15世紀に建立されたものだそうです。
土産物屋が並ぶ表参道を歩きました。多くの店で、宮島名物「もみじ饅頭」を製造販売していました。
観光したい場所が沢山ありましたが、時間的な余裕が無く、帰途に着きました。



トキワハゼ

2008年03月25日 | 野草
トキワハゼ、花は淡い紫色の唇形、群生します。
花は、4月から秋まで世代交代しながら咲き続けます。
開花期間が長いことから「常盤」ハゼと名づけられました。

オオイヌノフグリ

2008年03月24日 | 野草
オオイヌノフグリは、ヨーロッパ原産の帰化植物です。在来種のイヌフグリより大型であったので、オオイヌノフグリと命名されたようです。
群生しているオオイヌノフグリは、よく見れば可憐です。
この小さな花に「フグリ」の名前は不適切と思いませんか?

ヒメオドリコソウ

2008年03月23日 | 野草
ヒメオドリコソウは、ヨーロッパからの帰化植物です。
群生することが多く、堤防や野原でよく見かけます。オドリコソウより、一回り小さいので、この名前があります。


国分寺の梅

2008年03月22日 | 吉備路


今日は(3月22日)、天気が良く、国分寺には多くの方がこられていました。今年の梅の開花が遅く、国分寺の梅は、白梅が散り始め、紅梅が八分先です。一月から咲き始めている菜の花は、今なお、黄色の花を咲かせています。写真を撮る人、散策する人、絵を描く人、人それぞれです。


ホトケノザ

2008年03月21日 | 野草


田んぼのあぜ道で、春先に最初に見つける草花は、「ホトケノザ」です。小さな花ですが、良く観察すると、ユーモラス花です。花は唇の形をしています。花の下に付く葉が、「仏の座」の形をしているのでこの名が付いています。群生して、あたり一面、桃紫になることもあります。


日野川のオシドリ1 (鳥取県日野町)

2008年03月15日 | 野鳥

3月15日(土)オシドリを見に日野川(日野町根雨)へ行った。
オシドリもそろそろシベリアへ帰る頃である。伯備線から見る日野川は昨夜の雨と雪解け水で増水していた。
根雨駅から歩いて7分、8時30分頃に観察小屋に着いた。増水でわずかばかりの中洲が残っており、その周辺にオシドリとマガモが数十羽いた。すでに太陽が上がり、多くのオシドリは対岸の草の茂みで休んでいた。


観察小屋の下を泳ぐオシドリ


オシドリに混じって・・・、今の時間帯はオシドリが少ないので、マガモとコガモの方が多かった。マガモ♂の玉虫色の緑と白線の蝶ネクタイはそれなりに美しい。ここではオシドリと対比されるので、かわいそうだ。


観察小屋の下を泳ぐマガモ


日野町根雨は江戸時代に出雲街道の宿場町として栄え、出雲松平候が参勤交代される時に、根雨宿に本陣が置かれ、その時の門が移設されての残されている。


旧出雲街道脇の本陣の門


スギナ(つくし)

2008年03月14日 | 野草
つくし(土筆)は、その形状が筆に似ていることから土筆(つくし)と書きます。
終戦後、食料の乏しい時代に育ったものですから、子供の頃に食べるために「つくし」摘みをしたこと思い出します。
つくしが枯れる頃に、黄緑色のスギナが芽を出してきます。スギナの胞子茎がつくしです。

吉備津神社の梅 やっと見頃です

2008年03月13日 | 吉備路
吉備津神社の梅がやっと見頃を迎えました。
2月の初旬から梅情報をブログに掲載してきましたが、今年は寒く、梅の開花が遅れていました。
梅の花は、開花期間が長く、桜と梅を同時期に見ることができそうです。