忙しくしている間に、夏ももう残り少なくなってしまいました。
ここ何日かで、日が落ちるのがずいぶん早くなって、
ちょっと寂しい気分です。
この時期いつも、大好きな夏が永遠に続けばよいと願うのですが、
地軸の傾きは自由には変えられません。
それに、わたしは、もっと若いころとは違って、
今は四季それぞれの楽しみ方を心得ております(笑)
去りゆく夏を惜しみながら、巡りくる次の季節に期待して。
四季のある日本に生まれた幸運に心から感謝して。
さて、ここのところ更新もせず、ほおっておいたにもかかわらず、
毎日複数の方が訪問してくださっているようです。
真夜中(かどうかは定かではないですが)、
少しの時間をわたしと共有してくださって、ありがとうございます。
気分的に余裕ができたわけではないのですが、
あまりに更新しないのも、来てくださる方に申し訳ない。
わたしたちのような仕事は、夏は特に忙しいのです。
(もちろん、冬もなんですけれどね。)
忙しくなかったとしたら、それはそれで問題ですがな。
受験生たちに頼りにされてないってことですから。
ありがたいことに、今年も忙しくてよかった。
そして、夏には、特別な楽しみもあるのです。
巣立っていった生徒たちが帰省し、元気な姿を見せてくれることです。
大学や大学院で、充実した日々を過ごしている報告は、何よりうれしい。
また、就職や結婚が決まったという報告や、
いろいろな分野での仕事の話を聴くのも、とても楽しいことです。
生徒たちがどんどん大きくなり、立派になっていくのを見守ることができるのが、
この仕事のいちばんの醍醐味ではないでしょうか。
そんな生徒たちから、いつまでも、「先生」と呼んでもらえて、慕ってもらうには、
わたし自身も努力と精進を続け、進化し続けなければなりません。
常に生徒たちに恥じない生き方をしなければ、と決意を新たにするのも、
夏の終わりのひとときです。
残りの夏を目いっぱい楽しみながら、生徒たちと一緒に前進していきたいです。