真夜中の Satin Doll

真夜中にひとりでお仕事や勉強をがんばっているあなたのために。

I miss you,Denis.

2018年07月23日 04時48分13秒 | Memories
今日(日付ではもう昨日になるけれども)、
練習に行って、リンクに降りたとき、
ものすごく哀しかった。
デニスくんよりもずいぶん年上のわたしが、
こうやってちゃんと練習できるのに、
デニスくんが氷の上に立つことはもうないんだ。
彼のノーブルなスケーティングは、いつもお手本だったのに。
今シーズンも彼の演技を観るのを楽しみにしていたのに。
今日も、すっごく一生懸命練習したよ。
でも、先生にスピンを見ていただくのに順番を待っている間とか、
ジャンプを跳ぶ順番を待ってるときとか、
それはほんの少しの間なんだけど、
そういうほんの少しの隙間に、とてつもなく哀しくなった。
これから氷の上に降りるたびに、
心の隅にいつもこの哀しさと喪失感が宿るのだろうなあ。
氷の上を滑ることはこんなに素敵で楽しいことなのに。
本当に、哀しすぎる。

赤いサンダル

2018年06月21日 03時12分54秒 | Memories
午後7時になっても、空はまだ薄い透明な青、
透明な薄いセルリアンブルーと、やっぱり薄い透明な紺との中間のような色。
その色は西に行くにつれて透きとおった山吹色のグラデーションになる。
これは、春先のピンクを基調とした夕暮れとは全く違った、
夏至を間近にひかえた宵の色だ。
この時期だけのすごく透明ないつまでも暮れない空。
わたしはこの空を、ちょうど移動中の自動車のフロントグラスを通して観ることになる。
もうすぐ夏。
そして今日は、もう夏至だ。
一年中で明るい時間帯がいちばん長い特別な一日。

夏を待つ間、
今年わたしは、真っ赤なサンダルを買った。
近所のショッピングモールのショウウインドウの中のそのサンダルが、
とても魅力的で、履かせてもらうとちょうどよいサイズだったし。
それから、真っ白のワンピースも買った。
サンダルに似合う涼しそうな服が欲しかったし。
いつも軍用品ばっかり愛用しているから、
こんな買い物は非常に珍しいのだけれど。
でも、やっと足になじんでいい感じになってきたフランス軍のタクティカルブーツを、
赤いサンダルに履き替える勇気があるのか?
せっかく買ったんだし、夏が来るし、かわいいサンダルだし、
そりゃ履くでしょ!
などど自問自答しつつ、夏を楽しみにしております。
 
そんな、タクティカルブーツかサンダルかなんて悩む必要なんてないでしょ、と
お思いになるかもしれませんが、
結構大きな問題です。
誰にでも当てはまるわけではないと思うけれど、
軍用品には、一種の危うい魅力があります。
身に着けると、自分がよく訓練された兵士のように強くなった気分になることです。
(自分が本当はちっとも強くなんかないのにですよ。)
わたしは高校時代から、ドッグタグをはじめとしていろいろな軍用品、
特にアメリカ軍の放出品を中心に愛用しているのだけれど、
わたしを惹きつけているものが、
単にそのタフさと機能性だけではないということに気づいてはいたものの、
それを言葉にして具体的に認識しようとしてはいませんでした。
でも、よく考えてみると、自分が軍用品を身に着けているときって、
ピンチを乗り切らないといけないときとか、なにかに耐えないといけないときとか、
疲れていても絶対がんばらないといけないときとか、
要は、戦わないといけないときです。
わたしは自分自身がヘタレだってわかっているので、
心が折れないように、軍用品に手助けをしてもらっているというわけですね。
ここのところ何年かは、着るものも持ち物も、
軍用品の割合が非常に高くなっているということは、
いろいろな意味でピンチの連続だということです。
赤いサンダルに履き換えることにちょっと躊躇してしまうのは、
大袈裟かもしれないけれど、丸腰になるって感覚かなあ・・・。
決して自分が実際に強くなるわけではないのだから、
軍用品に頼りすぎるのも、本当は良くない。
生徒たちに、
「先生、しっかりしろや~」って言われそうだな。

履きます、この夏、赤いサンダル☆



※一昨年、たまたま、イギリス軍のアンダーシャツを買いました。
 届いたものは、思っていたよりもずっとごつくて、
 肩から手頸に至るまで、しっかりパッドで強化されているBDUです。
 匍匐前進してもまったく問題ない、そんな感じです。
 冬はあったかいし、それはそれでよかったんですけど、
 この服の評価をしている男性が、次のようなことを表記しておられました。
 「これを着ると、強くなったような気がします。」
 これを読んで初めて、わたしは自分が軍用品に何を求めていたのかを、
 具体的に言葉で認識することとなりました。

 

OVER DRIVE

2018年05月25日 04時12分36秒 | Memories


今、すごく楽しみにしていることがある。
それは、6月1日に公開される映画『OVER DRIVE』を観に行くこと。
公開されるのをずっと待っていたので、本当に楽しみ。
最近、テレビでもトレイラーが流れているんですね。
GAZOO Racingもバックアップしているみたいなので、
どんなマシンに仕上がっているのか、ワクワクする☆
自分が走らなくなってからもうずいぶんになるので、
最近のモータースポーツ事情が全くわかってない。
自動車雑誌も、まったく読んでないし。
だから、マシンの内部がどんな感じなのか、すっごく見たい。
いちばん見たいのが、ラリーコンピューターなのだけれども、
今も、ラリーコンピューターなんて使ってるのかな?
家に当時使っていた部品メーカーなんかのステッカーがまだあるのだけれど、
PCで検索したら、大部分の会社が、
モータースポーツ部門から撤退しているか、
検索してもすでに出てこないかだった。
たぶん、わたしが走ってたころとは何もかも全く違う世界を観ることになるんだろうな。
それに、映画なんだし。
ほんとに、どんなマシンなのかな。早く見たい。
ここのところずっと、AT車に乗り換えたことを後悔しているので、
こんな映画を観てしまったら、また競技車輌に乗りたくなってしまうかも。
いや、確実に乗りたくなるんだろうなあ・・・。
前売り券も買ってあるし、あとは、いつ観に行けるかが問題だ。
スケジュールを調整しなくちゃ。

ところで、わたしの住んでいる街には大きなショッピングモールがあって、
映画館はその中にあるので、
お買い物に出かけたときには必ず映画館に寄って、
おいてあるフライヤーの中で気に入ったものを何種類かもらってくることにしています。
自分が観たい映画はもちろん、生徒が欲しがっているものも確保するし、
観る観ないにかかわらず、デザインが気に入ったものもゲットします。
そのフライヤーの使い道は上の写真のとおり。
このノートはわたし用のものだけれども、
頼まれれば、生徒が使うノートもこんな風に加工。
楽しく勉強してもらいたいし、ノートに愛着も持ってもらいたいから。
気軽に行ける場所に映画館があるのって、いいですよね。
近々どんな作品が公開されるのかわかるし、
フライヤーももらえるし。
『OVER DRIVE』のフライヤーは、
ブルーを基調にした素敵なデザインで、とても気に入ってます。

ゴールデンウイークの鯛めし☆

2018年05月02日 03時32分35秒 | Bon Appetit
ご自分の植物をよく管理されておられる方々の中には、
園芸日誌をつけていらっしゃる方も多いでしょう。
一年のうちのどの時期に何をするかを決めるのに、大変役に立ちます。
わたしは日記帳の中に園芸コーナーを設けているのですが、
記録を参考にすると、
どうやら、今年は季節の進み具合が、
昨年と比べて一週間ばかり早いようですね。
桜の開花もそうでしたが、さくらんぼも、五月になったばかりだというのに、
本日、もう1回目の収穫をしなければなりませんでした。
今年はさくらんぼの木の葉がとてもよく繁っているので、
さくらんぼの実に日光が当たりにくく、
赤くよく熟れている実が多い場所と、まったく色づいていない場所の差が大きく、
少しずつ何回かに分けて収穫するしかありません。
鳥さんたちも食べにくいのか、あまり寄ってきていないようです。
とりあえずは、お昼前に、赤い色が美しいものを収穫。
量が少なかったので、ジャムは一瓶分しかできませんでした。
また明日ですね。

でも、本日のメインは、さくらんぼジャムではないのです。
鯛めしなんですね。
今日はたまたま、授業がないので、
昨日近所のおばちゃんからいただいたすごく大きな鯛を、
鯛めしにしようと計画していました。
ゴールデンウイークは、わたしたちのような仕事では、
一年のうち唯一、まとまったお休みが取りやすい時期なのですが、
今シーズンはお休みにしてません(笑)。
「ゴールデンウイーク中も授業して!」という希望があったので。
そういうわけで、いつも通り授業しているのですが、
たまたまのスケジュールの空きにタイミングよく、
大きな鯛がやってきたというわけです。
それはそれは立派な天然鯛でございます。
その大きさと美しさに敬意を表して、入魂の鯛めしを!(←大げさ)
まずは鰹と昆布でだしを取っておいてから、お米を洗って下準備。
それから、大きな鯛に塩を塗ってからアルミ箔でくるんで、
まずはガスオーブンで蒸し焼きにするところから始めます。
こんな大きい鯛を焼いた経験がないので、様子を見つつ。
低めの180度に設定したので、30分以上焼きました。
次に、この鯛に焦げ目をつけたいので、グリルに移して再び焼きます。
大きくてグリルに入らないので、炊飯器に入れることも考慮に入れて、
二つに切り分け2回に分けて焼きました。
こちらも様子を見つつそれぞれ3分ほど。
焼きあがった鯛は、あらかじめお米と出汁を入れておいた炊飯器に入れて、
あとは炊飯器のスイッチを入れるだけ。
炊きあがるまでの間に、鯛をくださったおばちゃんちに
先日つくっておいたパイナップルジャムをお礼にお届け。
ついでに近所の仲良しのワンコにもおやつをお届け。
家に帰ると、ちょうど炊き上がっていたので、
炊飯器から鯛を取り出し、丁寧に身をほぐします。
ほぐした鯛の身は、炊飯器の中のお米と混ぜ合わせます。
これでできあがり☆

美しい鯛、そして、お庭のさくらんぼ。
先日手に入れた近所のスーパーマーケットの大安売りのパイナップル。
この素敵な季節の地球の恵みに心から感謝。





  鯛の鯛も取れました☆ 縁起ものですよね。ちょっとうれしい。

めぐりくる夏を待ちながら・・・

2018年04月27日 04時38分35秒 | Memories
4月になると、毎年、語学の勉強の蒔き直しを図っていることは、
昨年の今ごろにも書いたので、
すでに読んでくださった方は、ああまたかとお思いになられたかもしれません。
よい季節の始まりに、気分も新たに語学の勉強に取り組めるのは本当にありがたい。
NHKの語学各講座も新しく第1回から始まるので、こちらもありがたい。
そして、わたしのもとを離れ、大学1年生の生活をスタートさせた学生たちから、
「教科書情報流しま~す」のメールが来るのもこのころなのです。

ここのところ何年も、
わたしは少なくとも、大学1年生の間は、一部の卒業生たちの面倒を見ています。
過保護といわれるかもしれませんが。
というのも、
難関大学に進学した秘蔵っ子たちでさえ、自分で調べればすぐにわかるようなことを
わざわざメールで頻繁に質問してきたりするのです。
今どきの子はみんな、新しい環境に慣れるまで、少し不安なんですね。
そこで、一年間は、英語に限らず語学の勉強に付き合ってやることにしております。
彼らにしてみれば、先生が今まで通り一緒に勉強してくれるということで、
しんどい語学の勉強を怠けられないし、授業にも落ちこぼれないですみます。
わたしのほうは、複数の大学の授業のレヴェルを知ることができるので、
次の年の受験生を、よりマッチした大学に送り出すことができます。
だから、お互いに利益もあるというわけなのです。

わたしのクラスの生徒たちは、すでに先輩たちの様子を見ていて知っているので、
自分が大学1年生になったら、
上記の「教科書情報流しま~す」のメールとなるわけです。
そういうわけで、今年のスタートは、とりあえず、英語、朝鮮語、ドイツ語かな。
朝鮮語は、もともとパッチムが苦手なので、これを機会に何とかしたいし、
ドイツ語は、そもそも苦手なのだけれど、
今年2年生になった子が帰省したときに、
わざわざわたしのためにドイツ語の辞書を持ってきてくれました。
だから、ちょっとがんばらないとね。
「先生、おれさあ、ドイツ語の試験、70点取ったよ。」
「えっ、すごいじゃん。がんばったなあ。
 わたし、まだ、いまいちドイツ語読めないんだけど~。」
「おれさ、もうドイツ語とらなくていいから、辞書、おいていってやるよ。
 先生、使うだろ?」
「ついでに、授業のノートも置いていってくれない? 復習しないとやっていけない。」
「先生がそう言うだろうと思って、ちゃんと持ってきた。」
「当分借りてていいかなあ?」
「いいよ、全部置いていく。次は中国語にしようと思うんだ~。」
「え~、そんな守備範囲外、もう手伝えんよ~。」
「大丈夫、ちゃんと自分でやれるよ!」
 
こうして、2年生になった学生たちは、しっかり独り立ちするのです、毎年。
メールが頻繁に来なくなれば、もう大丈夫。
送り出した学生たちの成長を見守りつつ、
新しい生徒たちを仕立てはじめなければならないのが、4月の終わりです。
もうすぐ、ゴールデンウイークですね。
大好きな夏を待つこの時期を、わたしはとても気に入っています。