どすこい！ラダメス

クラシック音楽ファンの友人Ｏさんと、先週の金曜日に現在来日公演中の
プラハ国立歌劇場オペラ『アイーダ』を観てまりました。


本来なら仕事はオフの金曜日なんですが、急な出勤で１時間早退させて
もらい私は一足先に上野の東京文化会館へ行きチケット引渡し窓口へ。
ネットから申し込んでおいた当日に並んで受け取るチケットだったのです。
座席は前方寄りのほぼど真ん中と良い席でした。ラッキ～♪
しばらくするとＯさんもご主人に一声かけて、ご夫婦で共同経営している事務所
から早めに仕事を切り上げやってきました。


舞台にはデーンと白いピラミッド。

主なキャストは
　・エチオピア王女　アイーダ・・・ミシェル・クライダー
　・エジプト王女　アムネリス・・・ヨラナ・フォガショヴァー
　・軍隊の指揮官　ラダメス・・・エフェ・キスラリ


作品の設定年齢と実際に演じる歌手とにギャップがあるのはごく普通のことですし、
今まで特に気にした事などなかったのですが、なぜか今回だけ気になっしまったキスラリのラダメス


メ　メタボ　　
（確か２４歳の設定だったはず）　　

エジプトの衣装の前垂れ部分が「化粧まわし」に見えてしまって
声楽向きの体型だなあと思いつつも私の頭の中ではドスコイ！！
みたいな　　（　・　∀　・　)？　
見た目は無視のキャスティングのように感じました。(;A￣ー￣)アセアセ...
が流石に歌声は素晴しかったですよ。
ただ声質の好き嫌いは分かれるところでしょうか。私個人的にはアイーダ父の声が良かったな。
アイーダは高音域でのピアニッシモがとても美しく繊細な歌声でした。
後半の第３、４幕は三者三様の思いが交錯してぐいっと惹き付けられる場面です。
ここはアムネリスが心の中の葛藤する表現の見せ場でもあります。
そしてラストの悲劇へ。


オケの指揮の西本智実さん、なかなか凛々しくてカッコ良かったです。
人気がありますね、キャストよりも大きな拍手を貰っていたような気がしますよ。＾＾
次回はオケピットでなく舞台上で棒する姿も見てみたいものです。

「凱旋行進曲」ではアイーダトランペットが使われましたがやっぱり長っ！！


オペラが跳ねた後は韓国料理のお店へ入りました。
二人でコンサートって何年ぶりかしらね～と生ビールでカンパイ☆
食事を楽しみながらしばし話題はオペラから離れ、お互いの仕事の事や趣味の事、
彼女は息子、私は娘の先行きの事など、いろいろと話は尽きませんでした。
お互いの子供たちが幼い頃から親しくしていたので今さらながら「光陰矢のごとし」を
実感しつつも、まだ先（未来）を見つめている私たちオバサン'sでした。



学者肌の彼女と話をすると、いつもそうなんですが普段使わない脳の一部が
活性化された気持ちになります。
ご近所とまでは行かないけれど、徒歩で行き来できる距離に住む貴重なお友達です。
こんなに間隔を空けないでもっと頻繁に会えて刺激を受ければ私の錆付いた頭も
もぅちーっと何とかなりそうな気がしますんですが「気」だけですかそうですか。　　



また誘いましょう。
なんだかステキな夜でした。.☆.。.：*・°