ちいさなさえずり

柏崎と刈羽の現在の鳥を柏崎の人が柏崎から発信していく。

冬カモ(2020ー2021)③

2021-02-28 06:17:50 | 鳥多与里

 今回は、ガンカモ以外の冬の港に来るカンムリカイツブリやヒメウも加えています。

 

 

 

◉ オオハクチョウ

 カモ目 カモ科 Cygnus cygnus

 2020年は、11月29日に初めて田圃で見ましたが、長嶺の池ではもっと早く到着していたものと思います。長嶺池のある旧西山町の田圃では時々見ていますが、それ以外の場所ではあまり見ません。

 

 

 

 

 

 

◉ コハクチョウ

 カモ目 カモ科 Cygnus olor

 11月3日が初認でしたが、10月18日に高空を飛ぶ種不明のハクチョウを1羽見ています。これが、間違いなく柏崎・刈羽におけるハクチョウの初認です。冒頭のとおり種不明ですので、種のはっきり分かる日に見たハクチョウの来た日を初認とします。

 

 

 

 

 

◉ ホシハジロ

 カモ目 カモ科 Aythya ferina  

 ようやく到着しました。この日がようやくの初認です。上下にいるのは、マガモ、他です。

 

 

 

 

 

 

◉ オシドリ

 カモ目 カモ科 Aix galericulata  

 ごく少数を見たことがある場所に10羽を超えるオシドリがいました渡りの途中と考えていいのではないでしょうか。他にも姿を現した池がありました。

 

 

 

 

 

 

◉ カンムリカイツブリ

  カイツブリ目 カイツブリ科  Podiceps cristatus

 例年どおり来ました。港です。毎年、この頃に来ているようです。ちなみにハジロカイツブリの初認日は、10月19日でした。

 

 

 

 

◉ ヒメウ

 カツオドリ目 ウ科 Phalacrocorax pelagicus

 頭だけですが、ヒメウでいいと思います。

 

 


コイ(2020)秋冬

2021-02-21 05:06:02 | 柏崎景色

 魚には、川の魚も海の魚も全くといっていいくらい知識がありません。釣りにも興味ありませんので、買って食べる魚が、私の唯一の魚の知識です。そんな私ですが、2020年の秋冬に偶然ですが、2箇所の農業用水池の水揚げを見る機会を得ました。また、小さな農業用水路に休む大きなコイも見ました。

 それらのことが今回お伝えする内容です。

 

 池の水揚げが毎年、秋の米の収穫期が終ったころに何か所かの農業用水池でなされていることは知っていました。池に行けば水がありませんので、当たり前といえば当たり前のことです。そして、誰が、どうやっているのか1回は見てみたいと思っていました。

 

 ある池の周りに10人くらいの人たちが集まって、何かやっている場所がありました。軽四トラックもあります。何をやっているのか分からずに行ったところ、池にはほとんど水がなく、泥の中の魚を一生懸命捕まえている方たちがいました。見たいと思っていた念願の池の水抜き作業でした。最初からではありませんが、特に水抜き作業の開始時刻の情報を持っているわけではありませんし、そこで作業をやっている方たちとは全くの赤の他人ですので、今の状況見ることできただけでも十分でした。

 

 大きなコイ、ナマズ、ライギョ、そしてフナ、この辺でいうハヤ、カワエビなどがいました。軽四に積まれた大きな丸や四角の水入れの中で、そういった魚たちが泳いでいます。

 

 この池の上流には、この池に繋がる小さな池が有り、そこに持って行き放すのだそうです。その池に堰をし、一冬過ごさせ、春に堰を開放すると魚たちは自分たちで元の池に戻っていくとおっしゃっていました。

 その後、もう1箇所で池の水揚げを見ることができました。こちらの池は、池に繁茂するヒシの駆除が目的だそうです。魚はこちらの方が沢山いましたし、レッカー車を使っていたりもしていて水揚げの規模が大規模でした。ただ、ヒシの駆除としては、少しタイミングが遅かったとも言っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、全く別の農業用水路に大きながコイ10数匹が一緒に休んでいるのを見ました。冬期、コイは集まって冬を過ごすというアメリカの湖の研究結果があるそうです。この用水路だけでなく、近くの農業用水路から来たコイも集まってきていたのかと思います。

 

 

 

 

 

 

 


冬カモ(2020ー2021)②

2021-02-14 05:30:27 | 鳥多与里

 先にお伝えしたガンカモやオオバン以外の冬鳥たちです。2020年12月8日現在、ミコアイサをこの冬は未だ見ていません。

 

◉ ヒシクイ

 カモ目 カモ科 Anser fabalis  

 毎年、少数が渡って来ています。より南へ行く途中に立ち寄ったものと思います。越冬はしていません。

 

 

 左の1羽は、コハクチョウの幼鳥です。

 

 

 

◉ ホオジロガモ

  カモ目 カモ科 Bucephala clangula  

 数年に1回、1~2羽を見ています。この秋、久し振りに見ることができました。

 

 

 

 

 

◉ ハシビロガモ

  カモ目 カモ科 Anas clypeata  

 ハシビロガモも到着しました。このまま少数が越冬します。

 

 

 

 

 

 

◉ ウミアイサ

 カモ目 カモ科 Mergus serrator  

 初認は川でした。4羽いました。その後は番神弁天岩、柏崎港など定番の場所にも来ています。きれいな繁殖羽になています。

 

 

 

 

 

 

 

◉ ヨシガモ

 カモ目 カモ科 Anas falcata  

 柏崎では通過種ですが、毎年必ずいくつかの農業用水池に来てくれます。数羽くらいと数は少ないですが、律儀な奴と思っています。

 

 

 

 

 

 

◉ オカヨシガモ

 カモ目 カモ科 Anas strepera  

 ヨシガモ同じで通過種ですが、時おり20羽くらい来ます。ヨシガモより多いのかと思っています。鵜川の河口に来たこともあります。

 

 


倒れ稲(2020)

2021-02-07 05:38:21 | 柏崎景色

 米作りは全くの素人です。素人のたわごとということで見ていただくと幸いです。

 

 月に何回か農道を歩きます。それがここ数年の習慣です。8月のお盆が終ったころから、柏崎では稲刈りが始まります。柏崎は、県内でよくも知られた早場米地域と聞いたことがありますので、早い稲刈りも当然といえば当然です。大きな稲刈り機を使っての稲刈りに頼もしさを感じながら歩いています。

 

 実った黄金の田圃が、月が進むとともに刈りとられた田圃に変わっていくのを見ています。暑い8月から、冷涼感を感ずる10月頃までの長丁場です。農家の方には本当に頭が下がります。

 

 ところで、今年はいつもの年の田圃と違うな、と感じたことがあります。それが実った田圃の稲が沢山倒れていることです。田圃の稲が倒れているのを見るのは毎年ですが、今年は特に多いと思いまいした。力のある最近の稲刈り機ですので、稲刈り作業には特に問題なさそうです。倒れた稲をいくつか紹介します。コメントは特にありません。

 

 9月12日です。

 

 

 

 9月19日です。

 

 

 

 

 9月21日です。

 

 

 

 10月3日です。

 

 

 

 

10月11日です。

 

 

 

 これらの田圃は、その後に行ったら総て稲刈りを終えていました。倒れても特に問題はないようでした。

 

 

 

 10月31日です。未だ稲刈りの終わっていない田圃もありました。