前々回から3回シリーズで書いている、
公立学校と私立学校の格差についてですが、
前回の最後に疑問で終わりました。
その質問は、
『なぜ一部の保護者は高いお金を払ってまで、
質の低い私立学校に通わせているのでしょうか?』
でした。
さて何故でしょうか?
私の考えるに、理由はいくつかあります。
①言語の問題。
おそらくこれが一番多いのはないでしょうか。
この地域の公立学校は、一校を除き、すべて現地語(SiSwati)で授業が行われています。
(ちなみに、その一校は、今週伺う予定です。)
そのため、モザンビーク(ポルトガル語)からの移民の子どもたちや
国内の他地域からの言語を話す子どもたちにとって、現地語のみでの授業は困難を極めます。
日本であれば、公立でもできる限りの対応をしてくれますが、
南アでは、そういった配慮はありません。
そのため、そういう子どもたちは、私立に通うしかありません。
(私立の多くは、英語教育に力を入れているため、大概英語で授業がなされています)
②保護者の安心の問題。
一部の保護者にとって、私立学校に高いお金を払っているのだから、
高い教育を受けられると勝手に判断している方もおられます。
実際、私立に行かせられるだけの保護者の方は、
大体、子どもたちが学校に通っている時間は、仕事に行っており、
学校でどのようなことが行われているのか、知らないのが現状です。
これってホントにお幸せなことです。
まあ私のようにこうやっていろんな学校を見て回っているから
このような現状を知っているわけで、一般の方々は、
知る由もないのですが。
というわけで、
私は、私立学校に訪問する予定はありません。
公立だけで手いっぱいです。
公立学校と私立学校の格差についてですが、
前回の最後に疑問で終わりました。
その質問は、
『なぜ一部の保護者は高いお金を払ってまで、
質の低い私立学校に通わせているのでしょうか?』
でした。
さて何故でしょうか?
私の考えるに、理由はいくつかあります。
①言語の問題。
おそらくこれが一番多いのはないでしょうか。
この地域の公立学校は、一校を除き、すべて現地語(SiSwati)で授業が行われています。
(ちなみに、その一校は、今週伺う予定です。)
そのため、モザンビーク(ポルトガル語)からの移民の子どもたちや
国内の他地域からの言語を話す子どもたちにとって、現地語のみでの授業は困難を極めます。
日本であれば、公立でもできる限りの対応をしてくれますが、
南アでは、そういった配慮はありません。
そのため、そういう子どもたちは、私立に通うしかありません。
(私立の多くは、英語教育に力を入れているため、大概英語で授業がなされています)
②保護者の安心の問題。
一部の保護者にとって、私立学校に高いお金を払っているのだから、
高い教育を受けられると勝手に判断している方もおられます。
実際、私立に行かせられるだけの保護者の方は、
大体、子どもたちが学校に通っている時間は、仕事に行っており、
学校でどのようなことが行われているのか、知らないのが現状です。
これってホントにお幸せなことです。
まあ私のようにこうやっていろんな学校を見て回っているから
このような現状を知っているわけで、一般の方々は、
知る由もないのですが。
というわけで、
私は、私立学校に訪問する予定はありません。
公立だけで手いっぱいです。