FUNAGENノート

私の考えたことや、読書から学んだことを伝えます。
私の脳は書いたり読んだりすることで研ぎ澄まされると思っています。

自然や花との対話から撮影ははじまります。

2015-09-19 09:19:24 | コラム
 自然や花との出会いは、いたるところにあります。その自然や花をより美しく撮ることは楽しいことです。

花の撮影は、対話からはじまります。
ある時、生け花の先生が、生け花について、こんなことを言っていました。
「花を生ける時、考えることは、どの花もそこにあって、無駄を感じさせないことです。」
花を撮るときも、(花だけでなく風景なども同じですが)この考え方は大切です。
 ですから、その花の持っている美しさをどう引き出すかが大切なのでしょう。
 いろいろと考えて撮るのですが、得てして最初に撮った作品が一番良いものです。そこには、とっさに働く感性というものが、理屈よりまさっていることのあかしかもしれません。




自然は、時としてアーティストに変身する。
青梅から、奥多摩行きの電車にのり、鳩ノ巣渓谷へ向かう。山岳信仰の山、御岳(みたけ)山を過ぎて、鳩ノ巣渓谷駅で下車、渓谷のハイキングコースへと向かう。そこから渓谷の秋の発見が始まる。山々の木々は、もう冬支度、光で輝いている。渓谷の川の流れに着目すると、そこに思わぬ光景に出会った。午前11時ごろなのに、まるで、朝焼けや夕景のように、水面が秋色に染まっている。こんな光景は初めてだ。まさに一期一会の世界だ。




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