随思録

日々思うことを記す。

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女性は賛成、女系は反対。

2005-11-22 02:51:33 | Weblog
皇位継承は長子優先 有識者会議が論議終了 (共同通信) - goo ニュース

いまだに「女性」天皇と「女系」天皇を混同している人がいるけれど、二つは異なる概念である。
愛子様が即位すればそれは「女性」天皇。これは先例がある。
そして愛子様の次の皇位に、愛子様のお子様がつかれたら、それは「女系」天皇。これは先例がない。
過去、あくまで「女性天皇」は、ワンポイント・リリーフだったのだ。

女性の権利を認めるとか、認めないとか、そうした問題ではない。
そもそも皇室に人権はあるのか? あるなら、いますぐ公務を放り投げて、自由に生きていただきたいくらいだ。つまりそこで権利云々を議論すること自体が、意味をなさないことを理解すべきである。
自由なほうがいい。時代の流れだ。そんな理由だけですべてを決めてしまっていいのか。それならば皇室の存在自体が否定される。形をひとつ崩せば、なし崩しにあらかたが崩れてしまう。そうして元に戻ることが困難になる。「日本型社会」を壊すのは意外と簡単だ。

私は皇室を、日本人がすべてを投入する「最終スイッチ」だととらえている。大東亜戦争が、その際たる例ではないか。明治以降の感覚だとする人もいるだろうが、そうだとしても、なんの問題があろう。
イラクでは、占領に対しての反抗が、あれほど起きている。ブッシュは戦後の日本になぞらえてイラクを統治しようとしているが、無駄である。なぜか。戦後の日本では、昭和天皇が、「忍びがたきを忍び」と言った。だからみな涙を飲んで従った。小泉「オンリー」純一郎には理解不能な視点だろう。竹槍でヤンキーが脇腹をえぐられなかったのは、昭和天皇の政治的センスおかげなのである。

これは、皇室を利用しようとする思想にもつながるかもしれない。しかし、今後、現在ではない、ずっと先の未来、またその「日本人のスイッチ」を使う日が来るかもしれない。
そのためには「幻想」が必要なのである。日本という国、そして民族を守るために「民族の装置」として存在するためには、「万世一系」の神話が必要なのではないかと推測しているのである。

だから「女性天皇」には大賛成。「女系天皇」には大反対する。
「現在」ではない。「未来」のために。
これが、「保守」思想というものではないだろうか。

追記:なぜ国を守り、民族を守る必要があるのかは、後日記す。また、もし不敬にあたる表現、表記などがあれば、ぜひご指摘いただきたい。
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