ちょっとだけレッスンの話。。

　以前も書きましたが、ワタシがいつもクラシック・バレエのレッスンを受けているのはスポーツ・クラブのバレエのクラスです。ヨガやエアロのように取っ付きやすくないためかメンバーはほぼ一定してしまっています。主婦の人、仕事をしている人、半々くらいでしょうか？たまにまったくの初心者の人が来ることもありますが、なかなか定着しないのは…やっぱり大人になって一からバレエを始めるって敷居が高いんでしょうかね？かく言うワタシも現在のスポーツ・クラブに通うようになる前はいくつも体験レッスンに行ったりしたんです。仕事をしながらだと行ける時間、行ける場所に限りがありますよね。さらに、すでに人間関係が出来上がっている所に一人で入っていってスムーズにやっていける人はなかなかいないかも。。数ヶ月練習すると何となくバー・レッスンの要領くらいは覚えますが、ターン・アウトの身体のイメージも引き上げるって言うのがどんな感覚なのかも最初はまったく分からないし（ワタシはいまだに引き上げってのが今ひとつ出来ませんが。。）

　子どもの頃ちょっとでもやっていた人はステップを覚えていなくても、その仕組みというか成り立ちというか…が分かっているだけでも随分違うなと思います。

　ウイーク・デイに目一杯レッスンを受けられる人たちがちょっとうらやましく、週末にもレッスンを受けられる所を探して（それもバレエ鑑賞の前、午前中にクラスのあるところ、チケット制で行きたいときだけ行けるところ、しかも中央線の沿線で…と、かなり限定条件付き）今年になってから、時々オープン・クラスのチケット制のバレエ・スタジオにもお邪魔しています。こちらは年齢層もばらばら、男性もちらほらといて、クラスにもよりますがみなさん結構お上手…。付いていくのに必死ですが、ちょっとレベルの高い人たちに混じって追いついていこうとする中の楽しさもあります。

　レッスンそのもののレベルはどちらが高くてどちらが低いと一概には言えないのですが、年齢層はスポーツ・クラブの方が断然高く、面白いことにスポーツ・クラブの方が皆さんレッスン・ウエアが本格的なんですね～。年令のせいかもしれませんが、若い人は普段のファッションで着られるようなものを上手にレッスン・ウエアに取り入れて、個性的なオシャレを楽しんでいるような感じ。チャコットのマネキンそのままのような感じの方はいません。チャコットのマネキンのようなファッションもまぁ、別に良いのですけどね。似合っていれば。若い人にはいろいろ揃えたりする経済力がないってことでもあるような気もしますし、若いって事はそれだけで充分輝いているって事でもあるし。。

　ポアント履いている小学生のレッスンを眺めて「上手だなぁ～」なんて感慨にふけるのもバレエ・スタジオならでは。うちのムスメもバレエ7年間も習っていたのに、彼女が子供の頃より熱心に練習風景を見ているかも（笑）こちらのスタジオは秋に発表会があるようです。ワタシはさすがにそんなレベルではないのでふぅ～んとポスターを眺めているだけですが、時間が許せば見に行きたいなと思っています。