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心はなぜ見えないの?

2006-08-22 09:12:01 | other
田原プロさっくりと見逃しておはようございます。

ところで子供とかに心はなぜ見えないの?と質問されたらあなたはどう答えますか?


というお話が今朝の中日新聞のコラムに載ってました。とってもいい記事だったのでちょっと要約してみます。JT生命誌研究館館長、中村桂子氏の「見えない心」という記事です。(ちょっと長くなってしまいました)

電話相談番組で5歳の男の子から「心はなぜ見えないの?」と質問を受けた大人たちが回答に困ったという話があった。中村氏はその時の先生方の答えを聞いてないのだが自分ならどう答えるかと考えてみると...

まず心が見えるものだったらと仮説。見えるということは大きさや重さがあるということ。ではお母さんが大好きなはずだからその心はそれだけで自分のお部屋が一杯になってしまうかもしれない。それからお父さんもお爺ちゃんもお婆ちゃんも、更にお友達とも。いろんな人や物との間に心は働いている。心はいくらでも働かすことが出来てどんなに広く大きく出来る。地球上の人、自然界の全てに働かせたら戦争をしようと思わなくなるだろう。心とはそういう力を持っている。でも見えない。見えないからここにあるよと見せれないし測れないから困ると思ったらそれは間違い。心が上手く働いてるところに必ず笑顔がある。

逆にお金は目に見えるし計算も出来るのでわかりやすい。でも小さい男の子がお母さんの誕生日にプレゼントしようと思ってお小遣いから少しずつ貯めた500円は株の売買などで大きなお金を動かしている人の10万円よりはるかに大きな意味を持っているのではないかと。その意味を生み出したのは、男の子がお母さんを大切に思う心だと。

心はこのように、眼には見えないし、それ自身に大きさや重さはないけれど、眼に見える大きさでは測れない『大切さ』で見たところ小さなものを大きくする力を持っている。見えないからこそとても大きく、広く、深くなれるし、小さな子供にもとっても大切なことや大きなことが出来るようにしてくれる心だけど、はたらいていないとそれがあることはわからない。自分の内にだけあるのではなくほかとの関係の中にあるものであり、心をはたらかせるには、それなりの時間をかけなくてはいけない。

眼に見えないけれどなんだかとても大切なものらしいということに気付いた男の子が心豊かに育って行けるように、大人が単なる駆け引きでなく、本当に心を働かせる努力をしなければならないと思う...と結んでます。

自分ならなんて答えたんだろうと自問してしまいました。
画像は随分前に息子が書いてくれた僕の絵。パパの丸が反対なのがかわいいでしょ?心のこもった最高にうれしいプレゼントでした。パパ頑張らないとね。



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