札幌ではおもてなしという言葉に違和感を感じる理由

最近テレビでは東京オリンピック開催決定のニュースがよく流れているのを目にする機会があります。

滝沢クリステルの「おもてなし」という言葉がメディアと世間ではブームのようですが、

札幌生まれ、札幌育ち、札幌在住の私から言わせていただくと「おもてなし」という言葉に違和感を持たざる得ません。

何故か？

一体、札幌の人間に「おもてなし」を出来る人間がどれほど居るのか？？ということでしょう。

そして日頃の札幌に住んでいる日常生活からは札幌社会の世知辛さを体感する事の方が圧倒的に多く「おもてなし」を体感する事が殆ど無いからでしょう。

もちろん、オリンピック開催地である東京と札幌を一緒にしているわけではありません。

私の今住んでいる地域が札幌であり日常生活を送っている大部分が札幌のため札幌目線の「おもてなし」のことであり、道内を含む札幌以外の地域の事を言っているわけではありません。

つまり言ってしまえば札幌という地域に関しては「おもてなし」というものは殆ど無いのではないだろうかということであり、

例えあったとしても札幌の「おもてなし」のレベルの浅さを認識している私個人の気持ちとしては「おもてなし」という言葉にピンと来ないのが現状であり自然なことなのです。
（この現象は札幌に住んでいる以上は仕方が無いことかと思います。）

札幌以外の北海道内の地域に行くと「おもてなし」という言葉を体感する事が札幌と比較すると多々ありまくります。

例えばお店に行くと接客の良さ、優しさ、思いやり、いい意味での余裕があり人間の良さ＝「おもてなし」を体感する事が多々あるのです。

その「おもてなし」を札幌以外の地域では感じる事ができる私ですが札幌に住んで生活していると「おもてなし」を感じる機会が殆どありません。

札幌社会にあるのは「おもてなし」ではなく「世知辛さ」でしょう。