木曜日、Pricing Strategyの授業でコールドコール(突然当てられること)を受けてしまった。実は今回はケースを読んでいなかったし、今日の授業の最初で、「コールドコールするかも」って言っていたので、やばいなぁ、と思っていたのだが。
で、突然当てられて"well,,,,"と詰まっていたら、私をすっ飛ばして他の人に。先週別の授業で発言して「はぁ?」という感じで反応を受けたときよりもずっと悔しかったので、来週はばっちり予習してさくっと発言だ!!!
ところで、この授業、期末テストか、ファイナル・プロジェクトのどちらかを選べるのだが、ファイナルプロジェクトが頓挫してしまい、結局期末テストを受けることになった。
ファイナルプロジェクトのための、よいデータが取れなかったことが原因といえば原因かもしれない。実際にGSBの卒業生が興したアイスクリームショップのデータをもらって、分析を開始しようと思ったのだが、やはり現実の生データ(しかもベンチャー企業のデータ)で、不十分なところがあるのはわかっていた。ただ、これ以上詳細なデータは、私のツテを頼ったとしても無理だったと思う。(実際に前の職場の売り上げデータはここまで詳しくもらえそうになかった)
しかし、もっと別の原因は、我々のグループの中で意思統一ができていなかったことにあると思う。私の立場は、「ファイナルプロジェクトのほうが面白そうだから、やろうぜ」「実際のコンサルティングじゃないんだし、我々の目的は『学び』なんだから、データに多少の不整合があっても、『こういう仮定、仮説、前提条件で分析した』でいいやんか」であり、実際にそれを主張していたのだが(物事を前に進めるために)、一番プロジェクトにこだわっていたメンバーが、また「石橋を叩いて壊す」ほどの慎重性、かつ、データの厳密な整合性を求めたため、紛糾。結局、このままプロジェクトを進めたとしてもあと30時間は軽くかかるし、データの整合性も取れない、ということで、中止。
まず全体の構図(Big Picture)を考えて、後はそのためにどういう手法をとるか、を考えるのが筋のはずなのに、結局細かなところに足をとられてしまった。ビジネススクールにくる人は自分の主張を曲げない人が多いなぁ、と思う。自分のやり方や手法、主張が間違っているなんて考えたくないから、人の意見に耳を傾けようとしないし、かといって、物事を前に進めるために大胆な仮説をおいてみたり、新しい角度で考えようとしない。データ入力も嫌がるし、一般化はしたくないのだが、アメリカ人って・・・・言いたくなった。