東一華(アズマイチゲ;キンポウゲ科;一輪草属;Anemone raddeana)花言葉は:温和。落葉樹林の縁や草原、山麓の土手などに生える多年草。高さ15~20cmになる。根茎は横に這い、ところどころに紡錘状のふくらみがある。根性葉は2回3出複葉で、小葉はさらに裂ける。茎葉は3出複葉で3枚が輪生する。花は径3~4cm。萼片は8~13個あり、花びら状で白色。裏側はやや紫色を帯びる。同類に、ヒメイチゲ;エゾイチデ;ユキワリイチゲイチリンソウ;ニリンソウ;ハクサンイチゲ)がある。「枯れ草の乾く音する道の辺のアズマイチゲはいち早く咲く 鳥海昭子)鳥海さんの句以外に詠まれて句は見当たらない。山歩きして、見付けて句が詠めたら?と思うが、今は無理な望みであろうか?奥多摩の高水三山「常福院」に咲いているらしい。(山野辺を 歩みて探す 草花に アズマイチゲの 咲く夢をみむ ケイスケ)