時計の針が午前10時を少し回った頃。
昨日から降り続いた雨も上がり、今朝は爽やかな五月晴れとなった。
そんな涼やかな空に浮かんでいるかのような観覧車のゴンドラ。
小さな影が二つ、並んでいるのが見える。
ゴンドラ。
其処は、或る意味閉ざされた空間。
恋人同士で乗っていれば、其処は二人だけの空間となる。
二つの影がくっついた。
何も言葉は要らない。
空間が、互いの気持ちを近づけてくれる。
眼下に広がるのは、久し振りに晴れ渡った大阪の町並み。
人々が忙しく行き交い、
車が縦横に走っている。
だけど、此処はゴンドラの中。
涼やかな空に浮かんでいるかのような観覧車のゴンドラの中。
観覧車はゆっくりと動いている。
ゆっくりと頂点に近付いていく・・・
ゆっくりと・・・
「この爽やかで、明るい景色は、ボク達の為にあるみたいだね☆」
「ホント。キレェやわぁ♪」
「A子が一番キレェやで☆」
「イヤン☆B男さんったらっ!ふふっ」
そして頂点を過ぎ、下り始めた・・・。
「あぁ・・・地上に降りてしまぅんかぁ」
「さっき見えた米粒みたいな世界が等身大になるのね」
「ふぅ。現実に引き戻されるみたいや」
「夢のような時間も終わってしまぅのね」
ゴンドラを降りた二人。
互いに目を交わした。
『コイツ・・・こんな顔やったっけ・・・?』
『コノヒト・・・こんなにしょぼかったかしら・・・?』
「ゴンドラ(観覧車・空中に浮かぶ駕籠)」という夢から覚め、
「現実」を見た二人だった。
※住友銀行梅田支店「法人窓口」は阪急グランドビルの21階にあり、
店内の窓からは、HEP Five屋上に設置されている観覧車が間近に見られますの。
平日の朝(午前)だと云うのに、乗っているお客さんをよく見掛けますわ☆
昨日から降り続いた雨も上がり、今朝は爽やかな五月晴れとなった。
そんな涼やかな空に浮かんでいるかのような観覧車のゴンドラ。
小さな影が二つ、並んでいるのが見える。
ゴンドラ。
其処は、或る意味閉ざされた空間。
恋人同士で乗っていれば、其処は二人だけの空間となる。
二つの影がくっついた。
何も言葉は要らない。
空間が、互いの気持ちを近づけてくれる。
眼下に広がるのは、久し振りに晴れ渡った大阪の町並み。
人々が忙しく行き交い、
車が縦横に走っている。
だけど、此処はゴンドラの中。
涼やかな空に浮かんでいるかのような観覧車のゴンドラの中。
観覧車はゆっくりと動いている。
ゆっくりと頂点に近付いていく・・・
ゆっくりと・・・
「この爽やかで、明るい景色は、ボク達の為にあるみたいだね☆」
「ホント。キレェやわぁ♪」
「A子が一番キレェやで☆」
「イヤン☆B男さんったらっ!ふふっ」
そして頂点を過ぎ、下り始めた・・・。
「あぁ・・・地上に降りてしまぅんかぁ」
「さっき見えた米粒みたいな世界が等身大になるのね」
「ふぅ。現実に引き戻されるみたいや」
「夢のような時間も終わってしまぅのね」
ゴンドラを降りた二人。
互いに目を交わした。
『コイツ・・・こんな顔やったっけ・・・?』
『コノヒト・・・こんなにしょぼかったかしら・・・?』
「ゴンドラ(観覧車・空中に浮かぶ駕籠)」という夢から覚め、
「現実」を見た二人だった。
※住友銀行梅田支店「法人窓口」は阪急グランドビルの21階にあり、
店内の窓からは、HEP Five屋上に設置されている観覧車が間近に見られますの。
平日の朝(午前)だと云うのに、乗っているお客さんをよく見掛けますわ☆