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 08年BON JOVIライブ参戦記念に開設。洋楽を聴いて 歌詞までわかっちゃう英語力を習得したいです!

直木賞小説にあのバンド

2015-08-08 | 映画 ・書籍
「サラバ!を読んで、小説を書いてみようと思った。」と
又吉氏が、インタビューで答えていました。
自分よりうんと若い女性作家かあ、しかも上下巻で 目のくらむ厚さじゃないか…
と いったん好奇心を抑えたものの、又吉発言には かなわなかった。
ついに読み終えました。
民王の総理じゃないけど、ルビのない難しい漢字や単語が すごく多くて
飛ばしながら 読みました(汗)。

      
小説に出てくる「芸人」や「太宰治」「サッカー」に、又吉氏も共感したんでしょう。
私はといえば、すごくいいフレーズと出会えたとともに、そのページに
釘づけになった 箇所がありました。

  「おばさんの選ぶものは 脈絡がなかった。
   脈略が無いからこその 真剣みがあった。」
芸術好きなおばさんについて 書かれていた文章です。
なんか、自分の事を 説明してくれてるようで すごくわかるな~と
思って、その行に線を引いてました(笑)。 
好きな音楽に ばらつきがあるわたくしの音楽の趣味を
これからは、こうゆう言葉で 説明できるじゃん、と。

 「おばさんは 自分のために、あるいは自分を慰めるためだけに それらを欲した。
  おばさんは おそらく エラ・フィッツジェラルドにも、ビョークにも
  太宰治にも 相米慎二にも 平等に力をもらい それを糧としていた。 
  時には ボン・ジョビを口ずさみ 銀色夏生の詩をそらんじ スパイク・リーの
  劇中でのセリフを真似た」

なんか変。?? あれ?
ここで私は、目を留める。ミスプリントか? と。
ボン・ジョ? やっぱり違和感あります。
ボン・ジョヴィ でしょう。
バンド名なんて、小説全体からしたら 物語事態に 何の影響もないです。
BON・JOVI カタカナで書いたら 「ビ」 でも 「ヴィ」でも 同じようなもん。
でも、音楽本やLPやCDやパンフ、どれもこれも 書かれているのは
BON・JOVI=「ボン・ジョヴィ」。 私はそれを目にしながら育ってしまった。

読み手が悪かった。 よりによって ボン・ジョヴィ ファンだったんだから。
「あれ? 西さん 間違えてる? 若いから ボン・ジョヴィの事 あまり知らないんだなぁ」
とか いろいろと思いを巡らし、それからは、読むペースも ゆっくりになって 
だらだらと 読み終えたのでした。

次は、小説に出てくる 「ホテル・ニューハンプシャー」を 読んでみたいです。
これ、美形俳優 ロブ・ローが出てた 映画を見たことがあるんですが、
ロブローがかっこよかったという以外に、何も記憶がないのです(汗)。
もう何十年も前の事で、思い出してみたいです。
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