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第3のビール

2005-10-20 01:18:58 | 酒税
今年もビール増税議論が熱くなりそうです。
というのも、第3のビール増税を含めた酒税の抜本改革を検討するようで、今回ばかりは第3のビール増税も実現しそうな(?)気がします。

だいたい、私は以前から発泡酒や第3のビールなるものに嫌悪感を抱いてきました。酒税の安い商品を開発するのは、メーカーの努力のたまものです。そこまではいいです。でも、その売り方がマズイ。

広告もパッケージも、本家のビールとソックリで、どの銘柄がビールで、発泡酒なのかをきちんと理解している人は少ないでしょう。それでも、発泡酒まではまだ許せました。
が、次ぎに出たのが第3のビール、ってナンですか?あたかもビールかのごとき“第3のビール”という称号は詐欺じゃないすか?少なくともメーカーも、売る側も、メディアも悪ノリしすぎです。

別にビールじゃないんだから、“第2の発泡酒”でも良かったわけです。ネーミングなどが違えば、こんなに売れてなかったハズです。

そんなキタナイ売り方しているメーカーが、開発努力を盾に増税反対を主張する権利があるのでしょうか。

ビールが柱だった酒税の税収が5年前に比べ、2割も減ってしまっているそうです。しかも、主な要因が節税酒というならば、放置できない問題でしょ。

まあ、確実なことは、財務省vsビールメーカーという日本中が注目するバトルが、またひとつ始まるってことですね。


第3のビール増税検討 財務省、酒類簡素化へ (共同通信) - goo ニュース