kebaneco日記

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無念の帰国

2011年02月20日 | サッカー&スポーツ
先週新聞を読んでいて、今月18日スロバキアで開幕される予定だった、聴覚障害者の国際競技大会「第17回冬季デフリンピック」が中止されたという小さな記事に目がとまった。既に現地入りしている選手もいたという。

国際ろうスポーツ委員会(ICSD)のホームページを見ると、昨年5月11日付で今大会中止が一度発表され、12月3日に予定通り開催されると発表され、そして開始1週間前の今年2月11日に正式中止が発表されている。このためにトレーニングに励んできた選手を慮って、どうにか開催しようとしたのだろうけど。

知的障がい者のサッカー世界大会であるもうひとつのサッカーワールドカップの時もそうだったけど、放映権が高額で売れるので資金が潤沢な健常者の大会と違って、障害者スポーツは多くの人の寄付に頼り、選手も自腹で参加する。そういう大会で、現地入りしてから「中止」ってむごすぎる。

選手やコーチの心のケアが大切と記事は締めくくっていた。本当にその通りだと思う。日本のどこかで小さな大会でも開いてあげられないのかな?

写真は出発前厚労省を訪問した時のもの、山陰中央新聞から拝借

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