キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

東海サルベージの有人潜水艇「白鯨号」と「東海号」

2020-05-10 22:06:36 | 保存船・復元船・海事遺産
今は倒産して存在しない東海サルベージ株式会社が開発・所有し、明石海峡大橋や青函トンネルの調査などで活躍。「東海号」「白鯨号」とも、戦前の西村式に続き民間で開発・建造した2件目の有人潜水艇。三重県鳥羽市の「海の博物館」に屋内保存されています。
 

有人潜水艇「白鯨号」(1958(S33)年、自走式)

有人潜水艇「東海号」(1954(S29)年、潜水球にマニピュレータと海底に着座する台座がある)
 
鳥羽出身の漁師で潜水作業を行う会社を興していた藤原豊吉氏が開発。






有人潜水艇「白鯨号」は、中に入ることができます(ハッチ狭いし、中も大人は屈まないと入れません)。全長6.15m、最大直径1.2m、全高2.1m、耐用深度:200m、のぞき窓14個。マニピュレータなし。通信は有線。「海の博物館」展示中
 
「東海号」は潜水球に海底に着座する台座があり、マニピュレータで作業ができます。上部ハッチから搭乗。おそらく球の部分が人が乗るスペースだと思います。こちらは見学できません。
 

ちなみにこのS34放送の関西テレビの「TV海底を行く」では、中学生?も実際に「白鯨号」に乗船し、海底見学をしています。うらやましいですね。同時期に活躍していた北海道大学の「くろしお」は1、2号とも一般招待客の体験潜航をやっています。


「東海号」のマニピュレータ

明石海峡大橋や青函トンネルの調査などで活躍した有人潜水艇「東海号」「白鯨号」。戦前の西村式に続き民間で開発・建造した2件目の有人潜水艇になります。
 
「東海号」「白鯨号」ともに三重県鳥羽市にある「海の博物館」に屋内展示されています。
2016年5月7日に見学。情報はこの時点のものになります。

「鳥羽市立 海の博物館」(三重県鳥羽市)

住所:三重県鳥羽市浦村町 大吉1731−68
アクセス:JR・近鉄「鳥羽駅」より、タクシー約20分、バス約37分「海の博物館前」下車
      「鳥羽水族館」より車で20分
URL:http://www.umihaku.com/index.html
Facebook:https://www.facebook.com/SeaFolkMuseum/
Twitter:@umi_museum

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿