キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

潜水調査船「たんかい」(日本鋼管)

2020-05-11 23:41:21 | 保存船・復元船・海事遺産

船の科学館の屋外展示。潜水調査船「たんかい」。大陸棚調査を目的に日本財団の支援で「くろしお」と同様、日本鋼管(現JFEホールディングス)が1979年に建造。球形で、下はメタクリル樹脂の耐圧殻。乗員2名で潜航深度200m。7箇所のジェットノズルで移動と姿勢制御を行う。マニピュレータ付。電源や通信は母船からのテザーケーブル経由。



最大幅:2.92メートル
高さ:2.94メートル
排水量:5.6トン
乗組員:2名
推進方式:ウォータージェット
最大潜水深度:200メートル
最大潜水時間:48時間

(船の科学館ウェブサイトより https://funenokagakukan.or.jp/okugaitenjijyo)

ちなみに隣には、米国ペリーオーシャノグラフィック社製有人潜水艇「PC-18」(展示品)も展示されています。乗員4名、潜航深度200~300m。
船の科学館の説明では、「1981年に神戸市で開催された国際博覧会「ポートピア’81」で三和グループの展示用に製作された模型」ということでうす。ダイバーが出入りするためのハッチもあります。

全長:7.7メートル
幅:2.4メートル
高さ:2.6メートル
乗組員:4名
速度:2.5ノット
(船の科学館ウェブサイトより https://funenokagakukan.or.jp/okugaitenjijyo)

「船の科学館」屋外展示

場所:〒135-8587 東京都品川区東八潮3番1号
   「ゆりかもめ」「東京国際クルーズターミナル駅」下車 (そうか「船の科学館前」ではなくなったのですね)
URL:https://funenokagakukan.or.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/funenokagakukan/
Twitter:@funenokagakukan


2015年8月18日撮影。
次は、同じ日本鋼管製の「くろしお」を紹介しようかな。



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