キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

「海の博物館」(三重県鳥羽市)2016年5月

2020-05-10 14:19:57 | 保存船・復元船・海事遺産

「鳥羽市立 海の博物館」(三重県鳥羽市)

住所:三重県鳥羽市浦村町 大吉1731−68
アクセス:JR・近鉄「鳥羽駅」より、タクシー約20分、バス約37分「海の博物館前」下車
      「鳥羽水族館」より車で20分
URL:http://www.umihaku.com/index.html
Facebook:https://www.facebook.com/SeaFolkMuseum/
Twitter:@umi_museum

鳥羽・志摩ということで、国重要無形民俗文化財「鳥羽・志摩の海女漁の技術」 を紹介する博物館ですが、海女さんに関する資料だけでなく、海や船、水産業に関する民俗学的な資料がたくさん。6万点以上を収蔵。その一部が展示されています。
個人的には、膨大な数の木造船や船大工道具、碇、舵などの展示と、東海サルヴェージさんの有人潜水艇「白鯨号」と「東海号」の実機展示が素晴らしい。

「白鯨号」と「東海号」の紹介は、別途、日本の有人潜水船の展示で紹介するので、ここではそれ以外。
(小さい写真はクリックすると大きくなります)


鳥羽・志摩の海女漁の展示


日本で使われた船の模型


日本で作られた木造の漁船。80隻近くの船が展示。
碇や櫂、照明、エンジン、漁具のほか、船大工の道具などが展示されています。


や船、水産関係の展示も素晴らしいのですが、建物や環境も素晴らしい。日本文化デザイン賞、日本建築学会賞、芸術選奨励賞、公共建築百選、吉田五十八賞などを受賞しているそうです。建物の造形、庭、空間いずれも素晴らしい。


ミュージアムグッズのおすすめ、定番のうなぎのぬいぐるみですね。他にはドーマン・セーマンの手拭い、有人潜水艇「白鯨号」ステッカーなど。


「船の博物館」には、東海サルヴェージさんの潜水艇「白鯨号」と「東海号」の実機が展示されています。「白鯨号」は中にも入れます。
日本に現存する退役した有人潜水船の紹介は別途(「くろしおII号」「しんかい2000」「白鯨号」「東海号」は見に行った。残りは呉の「しんかい」、鹿児島の「はくよう」)。

「海の博物館」は2016年5月7日、横浜から日帰り旅行で見学。
伊勢湾フェリー、鳥羽水族館、海の博物館、津エアポートラインを巡る旅。

 

 



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