歌を詠む・読むの家。防災も考える。

歌を詠んだり、歌を読みながら日常の様々を呟きたい。語りたい。囀りたい。
これは、と思うことは発信もしてみたい。

平成23年の元旦と大晦日

2011-12-31 18:36:25 | 日記

23・12・31(土)     年末の家事のため歩きは休みとしました。

                歌はありません。

23・12・30(金)     銀杏樹の並木落ち葉の朽ちゆかむ猪荒らして冬深むなり

                大学の門松揺らす風もなく晦日の前の日明けてきにけり

平成23年の元旦は、風の強い寒い朝だったと思います。夜明け前から歩きに出かけ、多分歌は出来たと思います。

平成24年の元旦も、多分歌は詠めると思います。一年間どうもありがとうございました。


昨日・今朝の歌

2011-12-28 17:46:28 | 日記

23・12・27(火)   グランドの冬の乾きを小刻みに歩む小鳥の胸光らせて

           明るみてくる空のもと薄霜に鴉とお鳴く朝事もなく

           黄金葉をついに散らせし銀杏樹の根方きいろき霜の朝なり

           明るみてくる空のもと銀杏樹の道歩めるも楽になりけり

 

23・12・28(水)   明けて来る日ごとの朝は霜白く年の瀬乾きて雨雪のなく

             白霜に日ごと明け来る朝にして年の瀬迫る良き天気なり

             大学も自動車学校正門も門松みどりに年の瀬暮るる

                         朝あかねうっすらとある空に鳴く鴉どこぞや霜の寒さか


万葉集・小倉百人一首

2011-12-26 19:11:49 | 日記

今日も歌は出来ず。

外の事に気を取られていると、私は歌が詠めない人です。

来年の1月10日締め切りの歌・30首を少しづつ推敲しているのですが、あまり良いものがなくてうんざりしています。

しかし、今日届いた歌集・24年1月号には、10首載っており、なかなかいい歌じゃないっていうような気がして、少し気を取り直しもしました。

仕事を辞めたら、万葉集なんかにも手をかけられるか......と思っていましたが、他のやりたい事も一杯あってなかなか手が出ません。

そのうち人生終わるかも......。

小倉百人一首には少し親しみがあって、いい歌もあるなあと思ったりしていますが、恋の歌には心を惹かれませんし、興味がないようです。




秋の歌

2011-12-25 18:22:53 | 日記

今朝は、散歩に行きませんでしたから歌は出来ませんでした。

また、秋の歌。 (今日は、天気の良いしっかりとした冬の一日でしたが......。)

==== 夕さればかど田の稲葉おとづれてあしのまろやに秋風ぞふく    大納言経信====

夕方になると、門前の田の稲の葉をそよそよと音を立てて、このそまつな芦でふいた小屋に秋風がさびしくふくことである。

秋は寂しいのかなあ。と言いう事で3夕の歌にも興味があるというわけです。

秋には、秋の歌をたくさん詠みますが、私の歌には寂しさはついてきません。人間性の差なのか、時代の差なのか、生き方の違いなのか......。




穏やかな冬の朝に

2011-12-23 17:35:46 | 日記

23・12・23(金)    タンポポの冠毛しらしら群れ幾つ霜なき朝の冬深む野に

23・12・23(金)    山肌のかげも日向も柔らかく差す陽に温む冬の朝なり 

 

昨日だったか、何時だったか最近、どこかで、タンポポが短く咲いているのを見かけましたが、どこでだったかが思い出せません。

その事もあってか、今朝はタンポポの冠毛が群れて何本もたっているのに気付きました。12月のこの時期にタンポポが咲いていたのかなあ......と言う思いです。

丘を下りながら行くと、差してくる日差しが山肌を明るめています。何となく柔らかい感じで......。同じように影の部分もやっぱり柔らかい。

真夏の頃の日差しと違うんだなあと、改めて感じた朝でした。

 

水を汲みに行けなくなってもうだいぶなります。安心の天然水宅配を利用しようと張り切っていたんですが、いまいち踏ん切りがつかないで愚だぐだしています。山の傍に水汲み場があったので思い出してしまいました。