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ドックベストの否定的意見

2011年03月24日 18時04分25秒 | ドックベストセメント

ドックベストの否定的意見

私がドックベストを導入して現在までいろいろな意見を受けてきました。

例えば、「そんな良いものだったら、とっくに紹介されている筈!」とか?

最初は私自身もそんな素晴らしいものがあるなんて信じられませんでした。

もちろん、同時になぜ?もっと早く日本国内に入って来なかったのか、不思議に感じました!

そして実際に開発国のアメリカへ勉強に行ってきたのです。

実は一昨年前に歯科専門誌「デンタルダイアモンド」から執筆依頼があり、アメリカの文献を調査いたしました。

そこでいろいろな事がわかりました。

実は、このドックベストセメントの前身は我が国にも昔は普通に使用されておりました。現在でも昔治療された被覆冠(被せ物)を外すと中から赤いセメントが出てくることがあります。これがドックベストセメントと同様のものなのです。

この赤いセメントはカッパーセメント(銅セメント)というものです。

やはり特徴的なのは、このカッパーセメントの下の歯質に「むし歯」の再発が少ないことです!

このドックベストセメントの前身であるカッパーセメントの誕生は実は19世紀末にさかのぼるのです。

当時ドック•ホリデー博士がカッパーセメントに「むし歯」抑制効果を発見したのです!

その後、カッパーセメントの何が「むし歯」抑制効果を発揮しているのか?が研究されました。

その結果、セメント内含有の「銅」に効果があることがわかったです!

そこで、銅の含有量をどんどん増加させることになったのです。しかし、銅の含有量を増やすと毒性が出てしまうことになり、また同時期の新たな新素材のセメントの台頭を機に生産量が減少傾向になったとありました。

しかし、Tim Fraser博士がカッパーセメントの「むし歯」治療の効果的な方法を見いだしたのです!

そして「ドックベストセメント」と命名されたようです!

TimMariana Cooley(開発製造会社社長:お父さんはロシアのエリツィン大統領の心臓手術した著名な心臓外科医)等によって「ドックベスト」として広められたのです!

残念ながらTim Fraser博士は一昨年前に他界してしまいました。

という訳で、カッパーセメント(「むし歯」抑制効果)としては歴史は古いのですが、ドックベストセメントとしては歴史は浅いのです!

たまたま私の食事療法の師匠(松田麻美子先生)とCooley社長が友人関係なので、日本で一番最初に入手することができたのです!(いや、むしろ諸外国より早く紹介することができたのです)

今後、国内でも歯科大学にて研究され、一般化されることでしょう!(既に某歯科大学でオッファーがあります)

私とほぼ同時期にヨーロッパで普及活動されている歯科医がおります。

スイス(ジュネーブ在住)Dr. Nicola Minotti博士です!

現在、アフリカでのドックベストによる「むし歯」撲滅ボランティアのお誘いがあります!

日本からもボランティアで参加しませんか?

Timが日本に来日されたときに会うことができました!(中央は奥様です)

 


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2 コメント

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スーパードクターを見て (サク)
2011-03-24 12:08:32
スパードクターを見て、初めてドックベストセメントというものを知り、感動しました。
一本心配な歯があり、神経近くまで虫歯になっている可能性があるが、次に治療したら神経を抜かなければならないと言われています。神経を抜いてしまうと歯はすぐだめになってしまうので、痛みが出てきたら治療しましょうと言われ、いつもビクビクしています。でも、虫歯が進行するのを待つよりも、神経を残す治療法があるならと思い調べていました。小峰先生が紹介しているクリニックを早速受診してみようと思います。
ぜひ受診ください (小峰一雄)
2011-03-24 15:32:41
サクさん、こんにちは!
ぜひ、お近くの歯科医院へご相談ください!
場合によればそういった場合のテクニックをその先生にお知らせしておきます。

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