生き方

彼は42歳独身、見た目より若く見え 好青年のようだ。
彼の 今までの生き方に驚きを隠せなかった…
福岡出身で中学卒業後、親父さんに義務教育は終わったから高校は自分で稼いで
行きなさい…と言われ 新聞配達のアルバイトで朝刊、夕刊を配りながら卒業した
そうだ。その後、四年間のアルバイト生活を経て 22歳の時に一銭も持たずに
ママチャリで東京を目指す。四年間のアルバイトで稼いだお金は貯金し 一から東京で
新しい生活を…通帳、印鑑、身分証明書など一切持たずに四日間かけて東京へ到着。
途中 あまりの空腹の為に雑草や虫を食べてしのいだそうだ。
虫は無理だ…特に長い虫は！ここまででも驚きだ。
相応しくありませんが…ビージーズの若葉のころです。

若葉のころ 　/ 　ビージーズ 　歌詞

東京へ到着し 仕事を探そうとしたが もちろん住居も住民票もなく仕事に就く事が出来なかった…途方にくれ池袋の駅前でホームレス生活を 送っていた時、ある人に声をかけられ まだ若いのに こんな所で何やってるの？事情を説明すると 俺の会社で
働かないか…と話を持ちかけられ 当然だが受け入れた。この人が いなかったら
ホームレス生活から抜け出せなかっただろう…と彼は笑いながら話す。
昔に見た映画のようだ…
その会社は運送屋で会社の寮もあり 彼にとっては一発逆転劇だった。
そこで四年間 働き 色々と準備を重ね、その時に お金を貯めよう！と思い 50歳までに1億を貯める目標を持ったそうだ。無理だろ…誰でも思う額ですよね〜
それから仕事を転々とし 中には ヤバい仕事もあったそうだが着々と貯金を増やしていったそうだ。お金を貯める為に 友達は全て切って1人の生活が始まった！
寂しくないの？と尋ねると全然ですよ！菅原さんは友達がいて良かったな…と思った事ありますか？おっと 質問返しだ！それはね…と あやふやな答えをすると、友達が何をしてくれますか？所詮 赤の他人で 真剣に思ってくれる友達なんて いませんよ！
それとお金もかかりますからね…そっそっうだよね😱としか言えませんでした。
性格も変わっている…一人が好きで 男女問わず2時間以上 同じ空間にいるのが
無理だと言う。団体行動が無理なんですよね〜イヤイヤ団体じゃないだろう…
寂しがりやな 私には考えられないが 一人で家に こもるのがベストな状態らしい。
食事は1日1食で、しかも自分の部屋では食べないらしい…どうして？ゴミが出る
のが嫌いですから…お弁当を買って公園で食べていますよ！
家には一切 食品は無く、飲み物だけで 出来れば 飲み物も置きたくない…
死にますけど💀ゴミが無いと虫も出ない 出ないと食べられないんじゃない？😰
外食も「団体行動」が苦手なので店内に2、3人いると入らないらしい…
お客が2、3人以下の店では食べたくないな…と思ってしまう。
狭い所が嫌で1人暮らしですが 2LDKに住み 光が嫌いなので 窓は全て遮光カーテン、トイレと風呂場以外は電球を付けていない生活を送っている。
このタイプの人間は 狭くて暗い部屋が基本パターンだと思っていたが崩れたな…
彼は現在も働いている。あと1千万貯めないと…オイオイもう そんなに貯めたの？
どう計算しても無理だろ！ヤバイ仕事期間が長がったのかな？
この時 自分の財布には5千円しかなく 何故か申し訳ない気持になった…
何故ここまでしてお金を貯めるのか？是非、聞きたかった…
意外な答えだった！働くのが嫌いで50歳からは働かない計画で 1年間 300万円で生活し、80歳まで生きる計算らしい。残りは病気や老後の蓄え…しっかりしすぎだ！
爪の垢を煎じて飲みたいぐらいだ…物欲と性欲もなく一番の難題も楽々クリアだ！
私は80歳まで働いて 物欲と性欲に 浸かりたい…

人は裏切るけど、お金は喋らないし 裏切りもしない…だから好きです！
私は喋っても、裏切られても お金は好きです💋💋💋

生き方は色々ですね…ただ 1日を大切に積み重ねて生きたいです。
…という 好青年風の中年の お話でした。

私もビールをやめて お金を貯めようかな…無理 ムリ🍺🍺🍺