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「弁当の日」のススメ

2012年12月06日 | kazun's FOOD
最近バタバタしていたので書きそびれましたが、1ヶ月ほど前に友達主催の講演会に参加し、ひじょーーーに感動したのでそのご報告です。

講師は、九州大学大学院農学研究院助教の佐藤剛史先生
タイトルは、「子どもの心を育む食」。


↑中央が、佐藤先生。



ベストセラー本、「すごい弁当力!」の著者でもある佐藤先生は、弁当作りを通して食の大切さ、しいては命の大切さを学んだり、いつも食事を作ってくれる親や学校給食に感謝できる子どもたちがもっと増えるようにと、「弁当の日」を推奨しているリーダー的存在です。




この「弁当の日」、親が作るのではなく子どもが作る(もしくは関わる)のがポイント。
「元祖・弁当の日」の提唱者は、香川県・滝宮小学校の教員だった竹下和男先生(2003年発行の「‘弁当の日'がやってきた」の著者)で、2001年から5.6年生を対象に始められました。

その考えに共鳴した佐藤先生がまずは自身の生徒、九大生から弁当の日を始め今では全国1080校で実施されているとか。



包丁も握ったことのない子が、いきなり弁当なんて作れるはずがない!
子どもに作らせるより親が作った方が断然ラク!

なーーんて思ってしまいがちですが、

「料理をしたことのない子どもが高校を卒業していきなり一人暮らしを始めると、スナックや菓子パンが主食になってしまう子がなんと多いことかっ」(佐藤先生)。


そうならないためにも、「弁当の日」は大事なのです。


もちろん、最初っから完璧な弁当を作ろうというわけではありません。

親が作ったおかずを弁当箱に詰める基本コースから始まり、運動会など行事の時だけ自分で作る、試しに一クラスだけ月に一度「弁当の日」を設けてみるなど、学校の都合もあるだろうし、まずはできるところからスタート。

「弁当の日」を始めてから次第に児童・生徒の食に対する考え方も変わり、学校給食の残食が激減した学校もあるそうです。


↓全国に、「弁当の日」のブログがたくさんあります。

「ひろがれ 弁当の日」

「岐阜県・ひろがれ弁当の日」

「恵泉女学園大学・お弁当の日ブログ」




ちなみに、人気コミック「玄米せんせいの弁当箱」第二集(↑)にも、「弁当の日」のことが描かれていますよ。




コレはいい試みじゃないですかーーーっ!
是非、是非とも、息子の学校で始めたーーーーーーーい!!!!


今回の講演会を主催した友達とテンション上がってこぶしを突き上げた・・・・のはいいけれど、
冷静に考えたら、うちの学校はマンモス校で共働き家庭が多い。

反対意見が殺到してあっけなくポシャってしまいそう・・・・・。


というわけで、2、3年かけてゆっくりと、綿密に計画して徐々に賛同者を増やしていこうと思います。

それに向けて来年度は委員会を作らねば・・・。

新年明けたら、弁当の日実施校へ見学に行く予定です。



「弁当の日」開催なるか、乞うご期待。目標は2年後!!





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