ちょつぱ記

Sims3の好き勝手ブログ

テラじいさんの魔法 その11

2011-08-04 | テラじいさん
「おたよりQ&A」

Q.テラじいさんの好きな食べ物を教えて下さい。

A.一応シムオロジー上は「秋のサラダ」になっています。 絶対食わせませんけど。




やっ。 ワシじゃ。

え? ずいぶんとフォーマルなかっこしてるって?

どうかかっこいいなどという噂は立てないで頂きたい。

ま、今日でサロン辞めるでの。 有終の美を飾るに相応しい装いってのをしただけじゃ。

完全に遅刻じゃけどな。



じゃがどんなに遅刻しようとも、朝食だけはスタイリッシュにキメていく。



まずはすべての夢を見ている野郎(農家)にキス。



そして真剣にこいつと向き合い、話を聞いてやる。

生い立ち。 出身農協。 除草剤の有無。 小売価格。

それらすべてをワシの胸に叩きこんでから…



あ、やっぱゴメン食ってる時間ないわ、ウン。



さ~てっ! 頑張るぞぉ~!


◆◆◆



この素敵なサロンに足を運ぶことは、もう二度となかろう…。



やんっ! いきなりラッちゃんらっしゃっせ。



(しかし気まずいのぉ~……。 昨日のこと怒ってるじゃろうしのぉ……)



(ややっ!? カワイコちゃん発見っ!)



(……えてかなにこいつ BRHの人?)



(ま、いいや。 ちゃんと謝罪だけはしておこう。 それが魔法使いとしての礼儀!ウン)


◆◆◆



あ、あのっ。 ラッちゃん……。



き、昨日はそのぉ…… なんちゅーかぁー…… あー……



えなに? スタイリングしてくれって?

わかったわかった。 でもちょっとどっか行っててくれる? 今大事な話してるんじゃから。

で、ラッちゃん…… 昨日は



昨日は嘘ついてゴメン。



ラッちゃんちの前でポエム書いたり、セレナーデの練習したりしてたの、あれ嘘なんだっ!



それは謝r ちょちょちょババァw かぶるんじゃねぇよw



ゴミ箱あさったり、パンティー目当てで部屋覗いたりしてたことも、全部謝るからぁ~! ねー!

ワシ、ラッちゃんの口元のほくろのこと、一回も「鼻クソ」って言ったときないじゃ~んっ!


◆◆◆



(あ~あ…… もうダメじゃ。 完全に嫌われよったわ……)



てかお前さんのどこをどうスタイリングするっての? もうデキてんじゃんっ。

お下劣な丈をもっとお下劣にするくらいじゃ~んっ。



えなに? 髪をアップにして? ふむふむ。 もっと萌えるような?



あ~はいはい。 萌えな。 メイド喫茶とかそーいうやつじゃろ?


◆◆◆



どう? 髪をアップにして萌える感じ。 どう?



メガネはサービス。 嬉しィ?



……ふんっ わからず屋めがっ。



あてかやっぱメイド服ってのは白と黒が鉄板だったかのぉ……。

才能の暴走ってやつじゃな。 反省しよ……。


◆◆◆



よしババァ、なんなりと申せ。



えなにぽっちゃりさんって? "さん"ってなに?



ほぉほぉ。 高校生のお孫さんが? 今度アメフトの試合に出る? ほぉ~!

あ、その応援に行くんじゃな? そん時のかっこう? オーケーオーケー。


◆◆◆



どう? ぶふっ ァごめっ どう?



その頭はさ、いや、違くてっ 聞いて!

その頭はさ、各種アタッチメントをつけることによって、その日の気分で髪型を変化させることができるんじゃよ。



しかもその服ならバッチリ応援できるでのっ! お孫さんもビックリのチアりを期待している。

……てかアタッチメントは別売りじゃけど、どする?


◆◆◆



お次はワシの100個下くらいのじー様か。



あー その立派なおヒゲにピンとキタわ、ウン。

任せてっ。


◆◆◆



いいわぁ~。 体型は弟の方じゃけど、かっこはもう完全に兄の方じゃわ。



キノコとか好き?

あと、星って手に入る? え、いや「星たべよ」じゃダメよ。 おせんべいじゃもんあれ。



え?! うそっ!? ちょうど今大事な孫娘が誘拐されてるって?!

やべー! ワシ超冴えてるっ! ピッタリじゃん! それで助けにいけばいーじゃんっ! ねぇ!?



あ、嘘ゴメン……。 素直に警察行ってくれる……?


◆◆◆



ややっ! これはこれはお得意様の……えぇ~……名前知らんけど、お得意様のっ!

なになに? 私みたいなセレブは? もっとみんなからチヤホヤされるようなかっこを?

ふむふむ。



ワシに任せてっ! オリてきたからっ。 もうビビッとオリてきたから、ウン。

あれじゃろ? 要はもっと人気者になりたいんじゃろ?


◆◆◆



どう? え、いや、ハルカって誰? 全然知らんけど…。 でも、どうこれ?



グッズとか出せば世界中で大当たりじゃ~んっ! ねぇっ!?



……ごめん。 耳は用意できなかったんだ……ホントごめん。


◆◆◆



さてとっ。 今日の仕事は終わりじゃ!

あ、終わりっつか、ワシもう辞めるんじゃった! そーじゃったそーじゃった! あーそーじゃった!



惜しいの~! こんな才能溢れるスタイリストが辞めるんじゃって! あ~バカなサロンっ!



…………(てか、どうやって辞めるんじゃったっけ?)



ごめっ 最後にひとつだけ!

辞め方教えてくれる……?


◆◆◆



(オーナーに直接電話しろってか…… はぁ…… 会ったこともないのに……)



あ、どーもどーも! えぇ、テラです! そーですそーですっ!

えぇ、一流のです、えぇ。

てかオーナー、ずいぶんお声が若くていらっしゃる!

え、いやいや、そーいうつもりで言ったんじゃないですってぇ~。



で、要件だけ伝えますわ。

ワシ、スタイリスト辞めますんで、よろしくお願いしゃわるま。

あいや、給料が安いとかそーいうんじゃないんですよ、えぇ。



(ちょっと人間関係でゴタゴタがありましてね……。 あ、でもいいんです、ワシが辞めれば済むんで、えぇ)



よしっ。 ものわかりのいいオーナーでよかったわい。



(あ~っ! 清々したっ!)



(今日はもうテレポで帰ろ)


テレポッ!

ギュイ~ンッ

あ~ばよっ!


◆◆◆



ギュイ~ンッ



さてっ。 シャワー浴びて寝よっ!



えっ!?



ざっけーっ!



……ちゃんと片してよね。


◆◆◆



あ~あ……。 これでまた明日から普通の「魔法使い」じゃな。

あいや、普通っつか、普通じゃないんだけど、普通じゃんっ!つか… ブツブツ ブツブツ



(魔法を後世に遺すってのはどうじゃろ? そー 例えば公文式みたいなの開いて子供たちに教えるとか)



(あ、いーかも知れんなっ)

♪ひっとりで行っテラっ! なっまえも書くテラっ!



♪ぜ~んぶ解けテラっ!

……はい、おやすみ。



(しかしこんな狭い家じゃ子供たちの机をならべるスペースがないわな。 増築せにゃいかんか…)



つづく


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