サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

映画「アイ・コンタクト」DVD発売中!
サッカー・映画・手話、各障害者サッカーにまつわる話もUPしていきます

映画MARCH4月〜5月の上映予定や雑誌Tarzanへの掲載など

2017年04月24日 | 映画『MARCH』

 昨23日㈰中央線阿佐ヶ谷の『あるぽらん』というお店で映画『MARCH』の上映会をおこないました。来場していただいた方々、ありがとうございました。『あるぽらん』はいわゆる“中央線沿線らしい ”居酒屋。味のある上映会になりました。 
 上映終了後は映画にまつわる諸々を話しました。

『MARCH』は36分弱の短編ドキュメンタリーなので、例えば何かのイベントの一環だったりで上映しやすい反面、映画単独の劇場公開など実現しにくい側面もあります。
 そういったこともあり東京都内でなかなか上映する機会がなかったため、今回は監督中村主催で上映会をおこないました。
 こういった上映会もこれから時々やっていこうと思っています。

 もちろん自主上映会をやっていただけるかたがいれば大歓迎。ご検討いただけるかたはHPを参照してください。
 ドキュメンタリー映画「MARCH」 | 東北復興支援 in 愛媛
 私やプロデューサーの講演付き上映会、前述したような何かのイベント内での上映、企業内上映、学校での上映等々、様々な場での上映が考えられます。
 『MARCH』は作り手の主張を声高に主張した映画ではないので、福島のことを考えるきっかけ、福島から避難してきた子供達へのいじめを考えるきっかけとしても、学校での上映などにも適していると考えています。

 
 また4月20日発売の雑誌Tarzan83ページに映画『MARCH』のことが掲載されています。よかったら目を通してみてください。
 

 4月〜5月の上映予定(私が把握している範囲)を地域別に書き出しておきます。
【愛媛】
愛媛県伊予市で上映
24日㈪ 群中地区公民館
25日㈫ 上灘コミュニティセンター
27日㈭ 佐礼谷生活改善センター
28日㈮ 群中まち元気サロン来良夢

昼の部 14時~   夜の部19時~ 無料上映
問い合わせは、伊予市役所経済雇用戦略課地域おこし協力隊 tel 089-982-1111


5月
【福島】
5月14日㈰ 『すかがわ国際短編映画祭』で、15時40分頃より上映
須賀川市文化センター
  http://sisff.littlestar.jp/index.php

【フランス】
5月13日~20日 フランス・ニースで開催される
International Filmmaker Festival of World Cinema NICE にて上映
上映は5月19日11時20分~

【横浜】
 5月21日(日)横浜市内の図書館にて上映予定(詳細わかり次第告知します)
 

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『MARCH』上映予定

2017年03月31日 | 映画『MARCH』

映画『MARCH』の上映予定、私が把握している範囲で書き出しました。

【東京都内】
4月11日㈫ 19時30分~ 駒沢大学駅(東急田園都市線)徒歩1分 
熊本復興支援チャリティ映画祭の一環での上映。他の映画も上映されます。
1000円+ドリンク代500円 入場料は熊本復興支援のための募金に。
私も行きます
申し込みは以下。
https://ws.formzu.net/fgen/S13353355/


4月23日㈰ 13時30分開場14時開映
中央線阿佐ヶ谷駅北口すぐ 『あるぽらん』というお店での上映
入場料金500円+ドリンク代500円
上映終了後、私のトーク&質疑応答あり。時間もゆったりとあります。

『あるぽらん』は阿佐ヶ谷駅下車 北口を出て線路沿いに左(荻窪方面)へ
 突き当たりをさらに道なりに少し進むと右側の2階にあります。駅から200m程。
 東京都杉並区阿佐谷北2-11-2 2F 電話 03-3330-8341

 お席に限りもありますので来場されるかたは、出来るだけ事前にご連絡ください。
(私の連絡先が分かる方は)私へ、そうでないかたはお店へお願いします。 お時間に余裕を持ってご来場ください。


【熊本】
4月9日㈰ 12時~ 『アニメ映画祭2017in熊本西原村』の一環として上映
無料
構造改善センターにて 西原村小森3204-1  


【福島】
4月11日㈫19時~  フォーラム福島にて

5月14日㈰ 『すかがわ国際短編映画祭』で上映
  http://sisff.littlestar.jp/index.php


【愛媛】
愛媛県伊予市で上映
18日㈫ 中村地区公民館
20日㈭ 大平地区公民館
24日㈪ 群中地区公民館
25日㈫ 上灘コミュニティセンター
27日㈭ 佐礼谷生活改善センター
28日㈮ 群中まち元気サロン来良夢

昼の部 14時~   夜の部19時~ 短編アニメーション「戦争の作りかた」併映 
無料上映
問い合わせは、伊予市役所経済雇用戦略課地域おこし協力隊 樋口 tel 089-982-1111

 

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デフフットサル、ソーシャルフットボール、電動車椅子サッカー、デフサッカー、ブラインドサッカーと盛りだくさんの5日間

2017年03月21日 | 障害者サッカー全般

この5日間(3月16日~20日)は障害者サッカーの大会・合宿・イベントがめじろ押しだった。
16日はデフフットサルのチャレンジカップ。18日は電動車椅子のドリームカップ。19日はデフサッカー男子日本代表の合宿。20日はブラインドサッカーの日本対ブラジル戦。その他、デフサッカー女子日本代表合宿、CPサッカー日本代表の練習、埼玉のCPサッカーチーム主催の『ボーダーフリーサッカー』などには残念ながら足を運ぶことはできなかった。

本来なら一つ一つのイベントごとに記事を書きこんだほうが良いのかもしれないが駆け足で振り返っておきたい。


 まず16日に東京大田区で開催された、聞こえない聞こえにくい人たちによるフットサルであるデフフットサル・チャレンジカップ。当初はデフフットサル男子日本代表、韓国代表、ウズベキスタン代表の3か国が争う形の国際大会として準備が進められていたがウズベキスタンが来日することが出来ず、代わりとしてソーシャルフットボール(精神障害のフットサル)関東選抜チームが出場。ウズベキスタンが参加出来なかったことは残念だが、エキシビションマッチとは言え、別の障害者サッカーチームが大会に参戦するというある意味画期的な大会ともなった。急遽の出場が可能であったのも昨年4月に障がい者サッカー連盟が発足し、各障害者サッカー間の横のつながりが出来たからこそだろう。
 3試合行われたうちの第1試合はデフフットサル男子日本代表とソーシャルフットボール関東選抜チームとの対戦。全国から集まってきているというタレントの差、そして何よりもチームの成熟度の違いが出てデフチームが4-0で勝利した。デフチームも2015年11月の世界大会でいったんチームは解散、川元監督が再任され昨年11月に2019年の世界大会へ向けて船出したばかりではあるものの、急造チームであるソーシャルフットボール関東選抜チームに比べれば成熟というか、わかり合っているという意味である。ただソーシャルチームもポストを2度叩くなど惜しい場面もあった。
 2試合目はソーシャルチームと韓国フットサル代表のエキシビションマッチ。これまでも、知的障害者サッカー日本代表vsろう者サッカー日本代表、知的障害者フットサル日本代表vsデフフットサル日本選抜の対戦などがおこなわれてきたが、異なる障害者間の国を越えた対戦はおそらく初めてなのではないだろうか?ソーシャルチーム竹田選手の豪快な得点で幕を開けた試合は点の取り合いとなり、最終的には韓国が9-6で勝利した。
 3試合目は、デフフットサル日本代表と韓国代表の公式戦。前半はベテラン船越選手、テクニシャン東海林選手の活躍などで日本代表が相手を崩した得点を積み重ねるものの、韓国が個人技で追いつくという展開。しかし前半終了間際の韓国選手の退場(フットサルはサッカーと違い2分後の選手の補充が可能)からは完全に日本のペースに。結果としては吉野選手の6ゴールを始めとする怒涛のゴールラッシュとなり日本代表が19対5と韓国を撃破し、チャレンジカップの覇者となった。結果は素晴らしいものとなったが日本のベンチ入り選手12名に対し韓国は7名。日本は圧倒的に有利な状況でもあった。
 ウズベキスタン来日中止に見られるように国際大会を成立させることはなかなかむずかしい。今後は例えばいくつかの障がい者サッカーの日韓戦を同時開催してはどうだろうか?知的障害者サッカー、ブラインドサッカー、デフサッカー等々。
 また大会には日本の手話、韓国手話、国際手話の3つの手話通訳がついた。そういった点もとても興味深かった。
 大会の詳細は下記参照。
http://jdfa.jp/news/deaf_futasal_challengecup_20170316/


 翌々日の18日土曜日は電動車椅子サッカーの大会であるドリームカップが神奈川県平塚市で開催された。電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画を5年間撮り進めているが、撮影の一環として平塚まで行って来た。
 20回目を数えるこの大会は、近年においては制限速度10kmの国際ルール争われる、クラブチーム同士の大会としては唯一の大会として存在感を放ってきた。(但し今年の全国選手権大会からは制限速度10kmと国際ローカルルールである6kmの両方で行われることになっている)。
 大会には全国から6チームが集まり3チームずつ2つのグループに分けられ、各グループの同じ順位同士が対戦し順位を争った。優勝したのはNanchester United鹿児島。電動車椅子サッカーは4人対4人で試合が行われるが鹿児島は3人で参戦!鹿児島は予選リーグ初戦で金沢ベストブラザーズ相手に4-0、強豪レインボー・ソルジャーにも2-1と勝利しグループAを1位通過、決勝ではFCクラッシャーズを2-0で破り、見事優勝を果たした。3人のチームが優勝することはもう2度とないのではないだろうか?
 優勝の要因は、7月のアメリカワールドカップ最終メンバーに選ばれた東、塩入選手の高い技術と抜群のコンビネーションである。レインボー、クラシャーズ相手に流れのなかからは点を取ることが出来なかったものの、セットプレーから「分かっているけどやられてしまう」恐るべき精度で得点を積み重ねた。また3人目の選手である野下選手の守備も見事だった。
 またリアガードの有無が明暗を分ける局面もあった。日本代表選手たちは全員がアメリカ製の電動車椅子ストライクフォースに乗っている。純正のストライクフォースには小さなリアガードしか付いていないが、試合中も人工呼吸器を付けている選手や、体が屈曲しているためシートを改造している選手たちなどは、呼吸器や体の保護もあり電動車椅子を改造し大きめのリアガードに改造している選手も多かった。その結果としてリアガードがシュートコースを消し点が入りにくい状況も生まれていた。ワールドカップではリアガードの改造が認められるかどうか不透明であるため、改造して取り付けたリアガードを取り外し元の状態に戻した選手も多い。
 準優勝のFCクラッシャーズは飯島選手を中心にしたチームだが、飯島選手以外の選手の力も上がりチーム力がアップした。クラッシャーズに後塵を拝したYokohama Crackersと Red Eagles兵庫は全国大会優勝も狙えるチーム。今回4位に甘んじたレインボーも含めて秋の選手権大会の熱戦はとても楽しみである。
 国内の選手権大会前の7月にはアメリカフロリダ州でワールドカップが開催される。大会に参戦する日本代表を資金面から支援しようとクラウドファンディングが始まった。各障害者サッカーともに資金面ではとても苦労しているが、電動車椅子サッカーで大変なのは一人では行けない選手が多い点。家族、あるいはヘルパーが同行する必要がある。つまり自己負担が2倍3倍かかることもあるわけだ。
https://readyfor.jp/projects/11639


 その翌日19日はデフサッカー男子男子日本代表合宿の見学へ行ってきた。7月にトルコで開催されるデフリンピックメンバー発表前の最終合宿である。合宿2日目の19日は流通経済大学サッカー部との練習試合が行われた。
 昔からよく知っている選手、初めて見る選手、16日のフットサル日韓戦でも見た選手、負傷の選手以外は合宿に参加した選手全員が出場した。アピール出来た選手、出来なかった選手、様々だったが、もちろんこの合宿に至るまでのプレーを総合的に判断して最終メンバーが選ばれるのだろう。
 デフサッカーに限らず世界大会に出場する日本代表選手の選考は悲喜こもごも。落選した選手の胸中ははかりしれない。しかし選ぶ監督もまたつらい。...
 デフリンピックとは、ろう者のオリンピック。出場資格は55dB以上である。


 そのまた翌日の20日は世界一のチームであるブラインドサッカーブラジル代表を招いた、さいたま市のノーマライゼーションカップカップに行ってきた。日本代表との対戦である。ブラジル戦を観戦に訪れた観客は1000人を超え、かなり見にくい位置での観戦を余儀なくされた人も多かったようだ。
 ブラジル代表の「とんでもなく凄い」リカルド選手や「こいつもすげーぜ」ジェフェルソン選手が来日メンバーに入っていないことはわかっていたので、試合の注目は大きくなったゴールが試合にどう影響を与えるかという点と、攻撃的にシフトした日本代表の戦いぶりだった。
 ゴールは無人のピッチではあまり差がわからないが、GKが立つとかなりでかい。客観的な立場から見るとゴールが増えて楽しいがGKはかなり苦労しそうだ。
試合は1-4で敗れたが、そのうちのかなりの点数は以前の大きさなら入っていなかっただろう。もちろんシュートするほうも狙う場所自体が変わってきているだろうから単純比較はできないが。
 パラリンピック予選が終わり高田新監督になって以来初めての生観戦となった一戦。噂に聞いていたように以前の守備的戦術とは打って変わって攻撃的にシフトしていた。前半の黒田選手のゴールは狙い通りだったようだが、相手陣内でボールを奪って攻め切ろうという意思は見えるものの奪うべき位置でなかなか思い通りにはボールを奪えずカウンターから失点を喫することも多かった。まだまだ発展途上ということだろう。ファーストディフェンダーが1対1で、あるいは時には2対1でボールを取り切れればベストなのだろうが、抜かれた後のセカンドディフェンダーがいかにくらいつくかも今後の課題となるのだろうか。
 いずれにせよ、
この攻撃的な戦術がどう成熟していくかとても楽しみである。できれば時間帯や状況に応じて以前の守備的な戦術との併用がもし出来れば、さらに強くなると個人的には感じた。
 
試合等の詳細は下記参照
http://www.b-soccer.jp/10190/news/pr170320b1daihyo.html
 また会場ではモバイル動画配信が行われたが、15秒間再生を遅らせるという設定もあり、プレーをスマホで見返すのに便利だった。

 

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電動車椅子サッカーW杯試合日程

2017年02月26日 | 電動車椅子サッカー

7月にアメリカで開催される電動車椅子のワールドカップの試合日程が決まった。

大会には10か国が参加。5か国ずつ2つのグル―プに分けられ、各グループ4チームずつが準々決勝に進む。
プールAは、アメリカ、デンマーク、日本、アルゼンチン、ウルグアイ。
プールBは、イングランド、アイルランド、フランス、カナダ、オーストラリア。

プールAで1位になるとプールBの4位と、2位の場合は3位と、3位であれば2位と、4位の場合は1位と準々決勝を戦うことになる。一般論としては、グループリーグで一つでも上の順位となることが準決勝進出の可能性を高めることになる。
尚、5位の場合は9位決定戦にまわることになる。

日本の試合日程は以下。時間はいずれも現地時間。日本時間はプラス14時間。

7月6日 木曜日
第1戦 9時30分~ 日本vsアルゼンチン。
第2戦 14時~ デンマークvs日本。
第3戦 17時~ アメリカvs日本。

7日 金曜日
第4戦 15時30分~日本vsウルグアイ

8日 土曜日
準々決勝 グループリーグで1位か2位の場合は13時30分~、3位か4位の場合は15時~キックオフ。
準決勝 第1試合19時30分~、第2試合21時~。

9日 日曜日
決勝 15時~。
その前に順位決定戦あり。

初戦の日は1日3試合。参加国のなかで1日3試合を戦うのは日本のみ。大変だがアルゼンチン、デンマークに連勝し、3戦目のアメリカ戦を余裕をもって迎えることができれば、むしろ日程が有利に作用することもあるだろう。準々決勝前日でもある翌日は1試合のみだからだ。日本とアメリカ以外は2試合が組まれており、決勝トーナメントを余裕をもって迎えることができるかもしれない。
準々決勝と準決勝は同日。勝ち上がれば13時30分と19時30分の2試合、もしくは15時と21時の2試合を戦うことになる。21時の試合などコンディション調整も重要になってくる。ただプールAを2位以上で抜けることができれば21時の試合は回避できる。

とにかく優勝に一歩でも近づくためには、まずはアルゼンチン、デンマーク、ウルグアイに勝ち切ることだろう。

 

日本が入ったプールAとプールBを比べると、どうやら実力国がプールBに集まったようだ。 私が最初に勘違いしたようにグループリーグの2位以上が準決勝に進出するのであれば有利なグループに入ったと言えたのかもしれないが、準々決勝はかなりの実力国との対戦となる可能性があることを考えると、むしろ難しいプールに入ったのかもしれない。 前述したように、まずはグループリーグで勝ちきることが重要だが、ことに準々決勝、準決勝を見据えた準備が必要になってくるであろう。
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電動車椅子サッカーワールドカップ グループリーグの対戦相手決定(訂正削除有)

2017年02月24日 | 電動車椅子サッカー

(私の勇み足で間違った情報を書き込んでしまいました。間違った部分は削除しました。大変失礼しました)

今年7月アメリカフロリダ州でに催される第3回電動車椅子サッカーワールドカップのグループ分け抽選が、日本時間の24日5時よりおこわなれた。
プールAは、アメリカ、日本、デンマーク、アルゼンチン、ウルグアイ。
プールBは、イングランド、アイルランド、フランス、カナダ、オーストラリア。

デンマークは2大会ぶりの参加、アルゼンチン、ウルグアイは初参加。日本は3大会連続出場。過去の大会では、4位、5位の成績で大会を終えている。

一方のプールBは、イングランドが前回大会2位、3位がフランス。アイルランド、カナダ、オーストラリアともに前回大会の引き続いての出場となる。

データだけをみると日本は有利なようにもみえるが、グループリーグで対戦するデンマーク、アルゼンチン、ウルグアイの情報が私にはあまりないので、よくわからない。
オープニングゲームは、7月5日アメリカとデンマークの対戦。この試合も情報収集として重要になるだろう。
日本は6日に3試合、7日に1試合を戦うことになる。

明日25日から2日間、ワールドカップに向けた日本代表合宿がおこなわれ、10名の選手が招集されている。この10名から世界大会にのぞむ最終メンバーが発表される。

私も合宿に行きます。もちろんワールドカップにも全行程帯同予定。

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『MARCH』外国語ドキュメンタリー最優秀賞受賞と上映予定

2017年02月22日 | 映画『MARCH』

facebookでは報告しましたが、英国ロンドンで開催されていた『International Filmmaker Festival of World Cinema  LONDON』にて、短編ドキュメンタリー映画『MARCH』がBest foreign language documentary award を受賞しました❗️
外国語ドキュメンタリー最優秀賞です。
私もロンドンまで行ってきました。

映画『MARCH』に関わっていただいた全ての方々の力があってこその受賞です‼️

誤解されている方もいらっしゃるようなので説明しておきますと、60年ほどの歴史を有するロンドン映画祭とは異なります。
歴史も新しく、規模もロンドン映画祭ほどではありません。
ただロンドン以外に、マドリッド、ベルリン、ニース、ミラノでも開催され広がりを見せている映画祭です。

評価していただいたのは事実ですし、とても名誉なことです。 

 
映画『MARCH』今後の上映予定を書き出しておきます。 

3月8日は『サッカーにできるコト vol.5』の一環として上映。
申し込み締め切りは2月22日水曜日、今日です。申し込み多数の場合は抽選。 
http://smile4nippon.com/football/march8


2月26日はシンガポールにて上映
 photo.php


その後、企画進行中の上映会もあります。私が把握した時点でお知らせしていきます。
しかし、なかなか上映の場が少ないのが現状です。
是非自主上映会を検討してください。よろしくお願いします。
自主上映会の詳細は以下を参照してください。 
http://seedsplus.main.jp/%E8%87%AA%E4%B8%BB%E4%B8%8A%E6%98…/

 



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電動車椅子サッカー の選手たちが 10kmか6kmルールに専念出来ることに

2017年01月16日 | 電動車椅子サッカー

今週末の1月21日土曜日、横浜F・マリノス主催の電動車椅子サッカーの大会『横浜F・マリノスカップ』が開催される。
会場は日産スタジアムにほど近い障がい者スポーツセンター『ラポール』。
今回で14回目となる大会が昨年までと大きく様相を異にするのは、電動車椅子サッカーの制限速度が10kmと6kmの2カテゴリーで開催されることだ。

日本の電動車椅子サッカーは、この10年ほど2つのルールでおこなわれてきた。電動車椅子の制限速度10kmと制限速度6kmである。
前者が国際ルール、後者が国内ローカルルールである。この2つは別の競技かと思えるほどの違いがある。
別の競技に例えるなら硬式野球と軟式野球、あるいは硬式野球とソフトボール。硬式テニスと軟式テニスのような違い?
それよりも「走ってもいい通常のフットサル」と「走行禁止のフットサル」をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれない。通常のフットサルではスペースに出したパスに追いつくことができるが、走ってはいけないというルールがあるならばパスは足下に出すしか無い。
観戦する側からすると前者は迫力があり、後者は迫力にかけるだろう。しかしプレーする側からすると、後者はより緻密さが求められるという面もある。
このことはまさしく10kmルールと6kmルールにもあてはまる。

また国際ルールは10kmであるため、当然日本代表は10kmでプレーすることになる。ということは日本代表を目指す選手達は10kmでプレーする必要がある。
これまでも各地区の代表が対戦するブロック選抜大会や、電動車椅子サッカー協会の公式的な大会ではないがクラブチーム同士が争うドリームカップなど10kmでおこなわれる大会はあったものの、クラブチームの日本一を決める『日本電動車椅子サッカー選手権大会』が予選を含めて6kmで開催されてきたため、日本代表を目指す選手達は10kmと6kmの両方をプレーする必要に迫られて来た。
極端な言い方をすれば日本のプロ野球が普段軟式で行われていて、時々カップ戦で硬式野球も経験、そんな選手達が WBCに出場し硬式野球をやるようなものだ。
あるいはマラソンでオリンピック出場を目指す選手が普段は競歩もやらなくてはならない。
例えれば例えれるほどわかりにくくなったかもしれないのでこのあたりでやめておくが、電動車椅子サッカー日本代表を目指す選手達が2つのルールをプレーすることを余儀なくされ、強化という面ではとてもマイナスに作用してきた。
そういった意味で、彼ら彼女らにとって10kmルールに専念できる環境作りが望まれてきた。

しかしながら仮に10kmに統一してしまうと、電動車椅子の性能の問題や身体的な理由、あるいは考え方の相違でついていけない人たちがいる。むしろ全体の数で言えばそちらのほうが多いだろう。
日本における電動車椅子の法定速度が6kmであることも関係しているし、日本代表になるためにはストライクフォースというアメリカ車に乗らないと実質的には無理であるといったことも関係しているだろう。
当然「6kmで楽しくプレーしたい」という人も多いだろうし、「6kmを突き詰めたい」という人もいるだろう。
いずれにせよ、普及という観点から6kmルールは欠かせない。

 ということはプレーヤーが2つのルールのどちらかに専念したうえで共存していくしかないわけだが、それはそれで簡単ではなかった。
例えば審判の確保の問題や2つのルールを同一大会で運営する難しさもあっただろう。
クラブチームの立場からすればチームごとすんなりと10kmか6kmを選ぶことができれば問題はないだろうが、意見が分かれてしまえば悩ましい事態になる。
チームが多いエリアであれば移籍もあるだろう。しかしチーム数が少ないエリアではそうもいかない。

といった簡単ではない様々な課題を日本の電動車椅子サッカー界は抱えてきたわけだが、どうやら今年の全国大会から6kmと10kmの2つのカテゴリーに分かれて開催されるようだ。予選も2つのカテゴリーに分けて行われ、選手達は10kmあるいは6km、どちらかのルールに専念できることになる。
7月に世界大会を控える日本代表候補の選手達にとっては遅きに逸した感も否めないが、朗報であることは間違いないだろう。 
6kmを選択したチームは、これまではむずかしかった全国大会出場、そして上位進出が現実的なものとして立ち上がってくるかもしれない。
もちろん10km、6kmの選択の際、各チームで容易ではない選択もあるだろう。 前述した移籍もあるかもしれないし分裂もあるかもしれない。
簡単ではない課題も立ち上がってくるかもしれないが、進むべき方向に歩を進めていることは間違いないだろう。 


前述した『横浜F・マリノスカップ』は全国大会と比べると小さな大会であり電動車椅子サッカー協会の公式的な大会でもなくローカルな大会であるが、変革の序章として、2つのルールで開催されるという意味でエポックメーキングな大会と言えるかもしれない。
これまでも6kmの大会でデモンストレーション的に 10kmが行われるなど、同時に観戦出来る場が皆無なわけではなかったが、正式な形で両ルールでの試合が行われるのは初めてではなかろうか。
そういった意味でも今年の『横浜F・マリノスカップ』は、観て損はない大会だろう。


私も当然行きます。 


詳しくは
http://sp.f-marinos.com/news/detail/2017-01-14/100000/183322

開催日時 1月21日 10時〜19時(試合開始は11時50分〜) 両カテゴリーの決勝が行われる夕方近く(6km決勝16時10分〜、10km決勝17時20分〜)の観戦がお得かもしれない。


追記 わかりにくいようだったのでアップした後、少し訂正しました。 

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MARCH上映予定

2017年01月14日 | 映画『MARCH』

福島県南相馬市小中学生のマーチングバンド“Seeds+”を描いた短編ドキュメンタリー映画『MARCH』の上映予定

1/14(土) 11:00〜 大坂・中崎町ホール
『大坂市北区から何ができるか…防災について考えてみませんか?』という防災フェスタの一環として。
http://osaka-kitakusyakyou.com/
今日でした。

1/16(月) 13:30〜 東呉大学(第一教學研究大樓10F樓 R1006)
東呉大学ってどこだ? 台湾だそうです。

 1/28(土) 17:30~ 東京都水道橋
村上アシシ×ちょんまげ隊長ツン(映画のプロデューサー)による座談会&映画MARCH上映会
http://atsushi2010.com/archives/9065

2/11(土) 13:30~ 横浜・みなとみらい ブリリアショートショートシアター 
ヨコハマ・フットボール映画祭2017初日に上映
http://2017.yfff.org/march/
私も行きます。


 “自主上映会”の問い合わせはこちらに
http://seedsplus.main.jp/%E8%87%AA%E4%B8%BB%E4%B8%8A%E6%98…/

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ドラマ『奇跡の人』とヘレン・ケラー

2016年12月30日 | 手話・聴覚障害

NHKBSで放送されていたドラマ『奇跡の人』が文化庁芸術祭でテレビ・ドラマ部門の大賞を受賞したそうで。

 以下の段落はORICON STYLEよりの引用記事。
 ロックバンド・銀杏BOYZ峯田和伸が主演し、NHK・BSプレミアムで4月~6月に放送されたプレミアム・ドラマ『奇跡の人』が、平成28年度(第71回)文化庁芸術祭でテレビ・ドラマ部門の大賞を受賞した。27日、文化庁より発表された。
 同ドラマは、重いハンディキャップを克服したヘレン・ケラーと、彼女に光を与えた“奇跡の人”サリバン先生の実話をヒントに、うだつの上がらないダメ男・亀持一択(峯田)が、目と耳に障害のある娘・海を抱え、さまざまな困難と格闘していた鶴里花(麻生久美子)と出会い、「人生で何も成し遂げていない自分がやるべきことは、この母娘を助けることだ!」と一大決心。ダメ男のいちずな想いが信じられないような奇跡を生む、正真正銘の愛の物語。  
 受賞理由として、「岡田惠和の大胆だが繊細な脚本、狩山俊輔の遊び心たっぷりの演出、主演の峯田和伸や脇を固める俳優陣の好演が光り、娯楽性とメッセージ性を兼ね備えた傑作ドラマに仕上がった」と指摘。「盲ろうの少女が世界を発見していく奇跡は、私たちがこの世界を、人生を再発見していく奇跡でもある」と絶賛している。

 
 私も題材故に「観となかきゃ」ということで10月からの再放送を観ていた。ロック嫌いの人にはうざく感じられたかもしれないが、なかなか面白いドラマに仕上がっていた。無理を感じる部分もあったのだが、物語全体に寓話性を持たせたことによりうまく処理している印象だった。盲ろうの女の子がおざなりに描かれている部分もかなりあったが、盲ろうに関するポイントポイントは押さえていたように思う。欲を言えば10回ではなく6〜7回くらいの尺だとちょうど良かったのかもしれないと思った。そこは連続ドラマの難しいところで、内容によって適正回数が変動できれば良がなかなかそうもいかない。


 で、ドラマのモデルになっているヘレン・ケラーとサリバン先生について少し書き込みことにする。
 ヘレン・ケラーに関して、映画『アイ・コンタクト』を作るまでは人並みの知識しかなかったのだが映画制作を機に、ヘレン・ケラーの著作、サリバン女史の著作、ヘレン・ケラーについて書かれた何冊かの本、漫画などを読んだ。
 読んでいて印象的だったのは、ヘレン・ケラーが1歳7ヶ月までは「聞こえていた」「見えていた」ことだった。1歳7ヶ月と言えば、いくつかの単語を発し、言語が脳内に浸透し始めていく時期だろう。実際ヘレン・ケラーもある程度の単語を発していたようである。元々知的能力は高かったようでもあるし、ものに名前があるということはこの時点である程度理解できていたのではないかと思われる。そして1歳7ヶ月の時点から高熱のため、聞こえなく、見えなくなっていったようだが、全く聞こえなくなったのか?少しの残存聴力は残っていたのか? 正直よくわからない。

 サリバンと出会うのはその5年後で、その間は家庭内でのみ通じるホームサインでコミュニケーションをとっていたようである。ドラマで亀持一択が自分や母親の名前の手話を教える場面があるが、ヘレン・ケラーの場合はサリバンと出会う前からその点はできていたようだ。ただしその背後にある感情まではわからない。(ドラマでは単なるサインということではなく、親愛の情を示すコミュニケーションツールとして昇華していく様が描かれていた。)
 
 自身も弱視者であるサリバンは(荒っぽく言うと)ベルの紹介で派遣されてきた。ベルは電話の発明で有名な人物。その電話は難聴者である妻が何とか会話できるようにと開発したもので、ベル氏はろう学校の設立もしている。また強烈な口話主義者でもあったらしい。(口話主義のことは後述する)。サリバンは母親と早くに死別し父親はアル中、盲学校は卒業したが後が無いと言えば後がない状況。
 
 ともかくサリバンとのマンツーマンのやり取りのなかでヘレンは急速に文法を理解し、世の中には文字というものがあり、その文字で言語を書き現すことができるという事実を知ったようだ。それからは点字書物の乱読につぐ乱読。あるとあらゆる点字書物を読み尽くすほどの勢い。そうやってヘレンは貪欲に知識を吸収していき大学にまで進学することになる。
 
 ヘレンはベルの影響も多く受けており、口話(要するに音声でしゃべること)の習得にも情熱を燃やした。前述した口話主義とは聞こえなくてもしゃべれるようになるという主義。実際に世界のろう学校で口話教育がおこなわれ、日本でも昭和8年にろう学校での手話が禁止された。しかし実際しゃべれるようになったのは残存聴力が残っていると思われる一握りの子供たちだけであった。口話教育は(大げさでも何でもなく)人類の教育史上における大きな失敗となった。
 
 ヘレンに話を戻す。彼女はサリバンの口のなかに手を入れ、ある音の時の舌の位置はどこ、振動の具合などをチェックしくり返し発音練習したようだ。残存聴力も多少はあり活用したのではないだろうか?よくわからないが、個人的には残存聴力が少しあったのではないかと思っている。ただ補聴器もない時代であり活用できるほどの残存聴力ではなかったのかもしれない。
 
 そしてともかく不明瞭ながらヘレンは音声言語も話せるようになった。実際はごくごく近しい人しか聞き取れなかったようで、そういった人が通訳代わりとなり明瞭に言い換えたようだ。実際彼女の音声を聞いたことがあるが、不明瞭だということはわかるものの、英語なのでどの程度不明瞭なのかがよくわからなかった。

 ヘレンは生前、取り戻せるのなら聴力と視力、どちらを取り戻したいかと問われ明確には答えなかったようだが、言語によるコミュニケーションという面から聴力というような意味合いのことを語ったようだ。知性の人、ヘレンらしい返答とも言えるが、ひょっとしたら手話言語の豊潤さを理解できていなかったのだろうか。もちろん彼女は手話の存在は知っていて、日本からヘレンを訪ねたろう学校のろう教員から日本語の指文字作成の相談にものっている。当時は日本で指文字ができる前で、世界的にも有名なヘレンに意見を求めたのだ。
 ヘレンが触手話、あるいは触手話的なものをどれほど使っていたか不勉強ながらあまりよく知らないのだが、少なくとも視覚言語である手話(アメリカ手話)を見たことはなかったわけで、手話言語の持つ言語的豊かさに気付いていなかったのかもしれない。それとも多数者の言語である英語のほうが良いと思ったのだろうか。

 
 ドラマに関連づけてヘレンケラー のことに言及しようと記憶を頼りに書き始めたが、わからないことも多かった。詳しい方がおられたらご教授ください。

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『JIFF(障害者サッカー連盟)インクルーシブフットボールフェスタ2016』開催

2016年12月28日 | 障害者サッカー全般

 12月24日のクリスマスイブ、東京都多摩市でJIFF(障害者サッカー連盟)主催の 『JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2016』が開催された。
 今年4月1日に JIFFが正式に立ち上がって以来、JIFF主催の初めてのフェスティバルである。

 イベントには障がい者サッカー7団体の関係者や選手たちをはじめ、多くの健常児や障害児童、ご家族や関心のある大人達が参加。電動車椅子サッカー、アンプティサッカー、ブラインドサッカーを体験するとともに、健常者も障がい者も混ざり合うピッチで、ボールを蹴った。
 ピッチ上には、健常児、知的障害児、聴覚障害児童、脳性麻痺、片足切断のアンプティサッカーの選手達が混在。一つのボールを追いかけた。

 また在京のJリーグ(FC東京、FC町田ゼルビア、東京ヴェルディ)、なでしこリーグ(日テレベレーザ、スフィーダ世田谷)、Fリーグ(フウガドールすみだ、ペスカドーラ町田、府中アスレチックFC)等、各チームのコーチや選手、サッカースクール関係者、OGなども参加、健常児・障害児への指導、というか楽しい場作り、そしてともにピッチでプレーした。また聴覚障害のプレーヤーを中心としたチーム、バルドラール浦安デフィオからも監督、選手が参加した。

 北澤JIFF会長をはじめ、元なでしこジャパンの小林弥生さんも参加、元JリーガーでCPサッカー日本代表監督島田祐介氏もともにプレー、元日本代表監督岡田武史氏、日本代表GK川島永嗣選手は、各種サッカーを体験、プレーの難しさを体感していた。

  
 これだけの人々が集まったのも、やはりJIFFが正式に発足しサッカー協会と障がい者サッカー7団体とJFA(日本サッカー協会)が太いパイプでつながったことによるだろう。

 しかし以前より数は少なくとも、各県各地域で各障がい者サッカーが集ったイベントが開催されてきた歴史を忘れるべきではないだろう。
 例えば『メリメロ』は、「障害のあるなし関係無しに『ごちゃまぜ』 にサッカーを楽しむことができる空間作り」を旗印に活動を続けて来たが先日発展的解消をとげた。私も何度か参加させてもらった。

 また2010年に開催された別団体によるイベントには、南アフリカW杯を終えたばかりの川島選手も参加、ブラインドサッカー体験している姿が印象に残っている。
 その時のブログの書込み  
 障害者サッカーのイベントに川島選手が

 ちなみにその時、初めてアンプティサッカーを目撃。ヒッキ選手のボールタッチの柔らかさに驚いた。

 北澤会長もブラインドサッカーにかなり前から関わりを持たれて来た。ロンドンパラリンピック予選の前くらいからは煩雑にブラインドサッカーの現場でお見かけしたように思う。ブラインドサッカー版『ドーハの悲劇』も目の当たりにされていた。 

 岡田武史氏は以前より電動車椅子サッカーに関わりを持たれ、私が電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画を撮るきっかけになった日本代表の壮行試合(2011年)も観戦されていた。

 さらに言えば、岡田氏をフランスワールドカップアジア予選の真っただ中、監督に抜擢した故・長沼健JFA会長(当時)は、晩年、ハンディキャップサッカー連盟会長として知的障がい者サッカーと深く関わられた。2006年のドイツ大会ではご一緒することができた。

 そういった前史があって、今に連なっている。もちろん順風満帆な流れではなく、様々な問題を抱えながらの歴史だっただろう。


 具体的にどのイベントというわけではないが、以前のイベントでは健常者と障害者がともにプレーする、一同に会すること自体が目的のように感じられ、「楽しさ」が全面に押し出され「素晴らしいこと」で終わっていると思うことも少なくなかった。また『健常者、障害者ともに』ということを強調するがあまり各々の障害理解にはつながっていないような気がすることも多かった。

 もちろん健常児・健常者にとって何らかのきっかけになればで良いのだが、その場での疑問にも明確に答え得る人が少なく、浅い理解で満足しているように思えることもあった。

 やはり大切なのはその場で何かを感じて、その後も継続して考え続け、出来れば発信につなげることだろう。
 そのことが『サッカーなら、どんな障害も超えられる』 ということにつながっていく。

 閉会式の挨拶でも北澤会長がそういった意味合いのことを述べられている。

(以下は閉会式の岡田武史氏、北澤会長の閉会式での挨拶。当日の様子を撮影した映像をインサートしていますので雰囲気は伝わるかと思います)
 【JIFF】JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2016 岡田武史氏、北澤豪会長コメント動画  


 私自身は当日撮影等に追われていて時間的な余裕もなかったのだが、インクルーシブのサッカーを見て思ったのは、かなりガチの瞬間が多かったこと。
健常児が障害児からガチンコでボールを奪う、障害児も懸命にボールを取り返そうとする。もちろんそこには笑顔はない。しかし真剣にサッカーを、フットサルをプレーしている姿がある。
「楽しい」って、そういうことだったりもするだろう。
 何か少しだけインクルーシブサッカーの進化形を見たような気がした。

 また健常児がアンプティの選手にパスを出す場合、足は1本しかないわけでより正確なパスが求められる。もちろんスペースへのパスもより工夫が必要だ。CP(脳性麻痺)の選手にパスを出す場合は麻痺していない方の足で受けやすいようなパスを出すべきだったり、場合によっては健常児だけでプレーしているよりもより高度な瞬間的な判断が要求されることもあるだろう。あるいは接触プレーで倒した場合、さすがにそこまでの接触はよくないと学習もするだろう。知的障害児にはあまり複雑な動きは要求できないと学習するだろう。聴覚障害児とはジェスチャーやアイコンタクトが有効だと感じるだろう。
 そうやって身をもって『障害』を 体感できるのも、サッカーを互いが真剣にプレーするからだ。 

 

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