おじいちゃんの話
この辺りは大名の領地になっていて、I豆の国は、山国のため小さくいくつかに分かれていたそうです。N川をさかいに、宇久須までが、那賀郡で、りょう地がK津という所だったためおさめるものなどは、この道を通っていかなければならなかったそうです。こんな事で人通りが多かったため、おいはぎも、たまたま出たということです。おいはぎにT九郎、Z郎佐衛門、孫四郎という人がいたそうです、昔は、今のように車などなかったので、用足しに行くには、みんな、どこでも歩いていったそうです。山こしで行く人、金を持っていそうな人を見つけては、その人のものをむりに取って自分の物にしていたそうです。そのためにこの辺の山にとうぞくの名前が付いたそうです。この三つの山の位置は、北から南へとつらなるI豆半島の中心のおねで北側にZ郎佐衛門、南へ来るとS方平という所があるそうです。ここはI代・Oなべ・S川のさかいに当たる所で、一キロメートルぐらいの所がT九郎山です。孫四郎は、S方平から少し南のおねから下ったOなべ側にあってT九郎よりも山のすそはだんがいぜっぺきで、かんたんには登れる山では、ないそうです。S方平を下って行くとまもなくとりつぎのだんといって、およそ二十アール位の平な所があって、ここで、N川から来た荷物とK津から来た荷物のとりつぎ所になっていおたそうです。この道づたいには、山の神様があり、お地蔵さまもあり、いろいろな名所もあります。道もふかくほりになっていて、いまでも残っているそうです。このほかにもOなべ側にこぞう山という山もあるそうです。
八瀬峠の西側にある山神様。造られた年号は確認できません。
西尾根上の巻き道分岐点
水源から流れる沢水
南尾根進入禁止のテープ
お地蔵さま
長九郎直下の山神様
明治四十一年製
三方平まで堀割みちが存在します
あらら・・・ 「とりつぎのだん」をアップし忘れました。
三方平から南へ進み、堀割道を僅かに下り込んだ地点に、そこそこの平地が確かに存在するのです。
さーて いかがでしたか?
「じつはオレのご先祖さんは、あの辺を荒らした山賊だったんだ」みたいな話があれば、さらに信憑性が増すのですけれどね。(笑)
それとみなさま、1000mほどの低山だからと侮って探索してはいけませんよ。
特に三方平東斜面はとてつもなく急峻ですし、精通した案内人なしでは確実に迷うこと請け合いです。したがいまして、三方平東側についての道説明は割愛とします。
故意か偶然か、登山道から外れ、毎年何人かの行方不明者いるのも事実なんですからね。
それでも この道を辿ってみたいと思うのなら、この方に弟子入りするのが得策かも知れません(爆)
この辺りは大名の領地になっていて、I豆の国は、山国のため小さくいくつかに分かれていたそうです。N川をさかいに、宇久須までが、那賀郡で、りょう地がK津という所だったためおさめるものなどは、この道を通っていかなければならなかったそうです。こんな事で人通りが多かったため、おいはぎも、たまたま出たということです。おいはぎにT九郎、Z郎佐衛門、孫四郎という人がいたそうです、昔は、今のように車などなかったので、用足しに行くには、みんな、どこでも歩いていったそうです。山こしで行く人、金を持っていそうな人を見つけては、その人のものをむりに取って自分の物にしていたそうです。そのためにこの辺の山にとうぞくの名前が付いたそうです。この三つの山の位置は、北から南へとつらなるI豆半島の中心のおねで北側にZ郎佐衛門、南へ来るとS方平という所があるそうです。ここはI代・Oなべ・S川のさかいに当たる所で、一キロメートルぐらいの所がT九郎山です。孫四郎は、S方平から少し南のおねから下ったOなべ側にあってT九郎よりも山のすそはだんがいぜっぺきで、かんたんには登れる山では、ないそうです。S方平を下って行くとまもなくとりつぎのだんといって、およそ二十アール位の平な所があって、ここで、N川から来た荷物とK津から来た荷物のとりつぎ所になっていおたそうです。この道づたいには、山の神様があり、お地蔵さまもあり、いろいろな名所もあります。道もふかくほりになっていて、いまでも残っているそうです。このほかにもOなべ側にこぞう山という山もあるそうです。
八瀬峠の西側にある山神様。造られた年号は確認できません。
西尾根上の巻き道分岐点
水源から流れる沢水
南尾根進入禁止のテープ
お地蔵さま
長九郎直下の山神様
明治四十一年製
三方平まで堀割みちが存在します
あらら・・・ 「とりつぎのだん」をアップし忘れました。
三方平から南へ進み、堀割道を僅かに下り込んだ地点に、そこそこの平地が確かに存在するのです。
さーて いかがでしたか?
「じつはオレのご先祖さんは、あの辺を荒らした山賊だったんだ」みたいな話があれば、さらに信憑性が増すのですけれどね。(笑)
それとみなさま、1000mほどの低山だからと侮って探索してはいけませんよ。
特に三方平東斜面はとてつもなく急峻ですし、精通した案内人なしでは確実に迷うこと請け合いです。したがいまして、三方平東側についての道説明は割愛とします。
故意か偶然か、登山道から外れ、毎年何人かの行方不明者いるのも事実なんですからね。
それでも この道を辿ってみたいと思うのなら、この方に弟子入りするのが得策かも知れません(爆)