コードトーン記憶術 1.5全音で分ける その4

今までに覚えたのが
ドメサラ
デミソリ
レファスシ でしたね。


実はこれを覚えることによって、Xdim7というコードトーンを覚えてしまったことになるのです。

構成音で考えるとXdim73種類だけです。

これは、上記3行と一致します。

例えば、
ドメサラは、 Cdim7 ですが、
4つの音がそれぞれルートになることができるので、
メサラドは、 D#dim7/E♭dim7
サラドメは、 F#dim7/G♭dim7
ラドメサは、 Adim7 となります。

同様に、
デミソリは、C#dim7/D♭dim7
ミソリデは、Edim7
ソリデミは、Gdim7
リデミソ
は、A#dim7/B♭dim7

レファスシは、Ddim7
ファスシレ
は、Fdim7
スシレファは、G#dim7/A♭dim7
シレファスは、Bdim7

つまり、3行覚えたことにより、12個のdim7を覚えてしまったのですね。
めでたしめでたし

というわけで、この3行を覚えただけで
<<<<<
1.メジャーコードの3rdが分かっているとき、5thがすぐに特定できる
2.マイナーコードのRootが分かっているとき、m3rdがすぐに特定できる
3.マイナーコードのm3rdが分かっているとき、♭5thがすぐに特定できる

また、表を右から左に思い出すことが出来れば
1.メジャーコードの5thが分かっているとき、3rdがすぐに特定できる
2.マイナーコードのがm3rd分かっているとき、Rootがすぐに特に定できる
3.マイナーコードの♭5thが分かっているとき、m3rdがすぐに特定できる

1.X7(♭9)のルート以外のコードトーンがすぐに特定できる
2.メジャーコードの、3rd5th7thがすぐに特定できる

1.Xm(♭5)のコードトーンがすぐに特定できる。

1.Xdim7のいうコードトーンがすぐに特定できる。
<<<<<
これだけの、特典?が一度に身につく
のです。
省エネでしょ?

上の例で分かるように、Xdim7Xm(♭5)は良く似ていますね。
Xm(♭5)は、7thの音を加えてXm7(♭5)として使用するのが一般的ですが、 Cで考えてみると

Cdim7   ドメサラ
Cm7(♭5) ドメサ


で、違いは1音だけ、それも半音ですね。

こんな風に良く似ているので、Xm7(♭5)は、ハーフ・ディミニッシュとも呼ばれているようです。

では、今回は音程を意識してみましょう。

ここで、
コードトーン記憶術導入編7実は、このシ↓レファが重要な意味を持つことになるのでありました。 に繋がるのでした。

シ↓レファが歌えるなら、その音程差を使って
ドメサ-メサラ-サラド-ラドメと歌ってみましょう。

同じように、
デミソ-ミソリ-ソリデ-リデミ

続いて、
レファス-ファスシ-スシレフ-シレファ
(ついにシレファが登場しました!!!)
を歌ってみて下さい。

ルートを基準にする場合は、4音でdim7として歌います
ドメサラが歌えたら、音程を変えずに
メサラド-サラドメ-ラドメサ-ドメサラ(無限ループ)

デミソリ-ミソリデ-ソリデミ-リデミソ-デミソリ(無限ループ)

レファスシ-ファスシレ-スシレファ-シレファス-レファスシ(無限ループ)

と歌います。
(ドメサラのときは、を意識して)

ドメサラメサが歌いにくいようでしたら、ブルースの短メロフレーズを参考にしてみて下さい。

簡単に歌えてしまう人は、逆からも歌ってみて下さいね。
(無理は禁物ですよ。音程がぐじゃぐじゃになってしまう可能性がありますので)

なんといきなりディミニッシュ・コードの構成音を覚えてしまいましたが(わざとですよ)、次回からはメジャーコード、マイナーコードの3和音についてお送りする予定です。

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