あるITコンサルの日々のメモ

某ITコンサルの日々の日記。
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2次試験:最悪の場合を想定していますか?

2009-09-09 23:55:24 | Weblog
お久しぶりです。kazu0gooです。

診断士1次試験の合格発表がありましたね。

合格した方、おめでとうございます。
息をつく暇もないですが、ここからが正念場です。
気を抜かないで、集中して2次対策に没頭してくださいね。

残念な結果に終わった方は、一度期間を決めて旅行するなり遊ぶなりして
気分をリフレッシュするのもひとつの手だと思います。
もう一度学習へのモチベーションを回復するのが何よりも先決だと思います。

で、本題に入りますが、

皆さんは本試験中に起こる「最悪の事態」を想定して2次対策をしていますか?

ここでいう「最悪の事態」とは、トイレとか体調不良とかではなく(笑)、
問題が難しい等で頭が真っ白になることを指します。

診断士2次の本試験は、過去に全くなかったようなパターンの問題を出題したり、
やたらと字数の多い問題を出したり、抽象度の高い言葉で書かれたワケわからん問題を出してきます。

実は、この手の問題は、模試や演習ではほとんど出てこないのですよね・・・。
だから本試験はいっそう難しいのです。

このような問題が出ると、本番の緊張感も重なって、本当に頭が真っ白になります(私は何度も「組織」事例で経験しました(涙))。

で、僕は、去年の今頃は、この「最悪の事態」を絶対に回避したかったので、
これらをどうにか回避する判断基準をかなり検討していた記憶があります。

例えば組織事例ならば、どうしても回答しにくい「今後の課題系」問題が出た場合、時間をかけず&深く考えずに、管理職育成強化、人材育成、権限委譲、PDCA強化など決まりきった言葉で強引に解答を埋め尽くすという対策案を持っていました。この手の問題で時間をかけたり深く考えたりすると、ほかの点を取れる問題で時間をかけられなくなるからです。

実際、去年の組織の第4問は、正直言ってすぐに解答が出てこなかったので、時間をかけずに上記のキーワードから使えそうなキーワードを選んで部分点狙いで解答をまとめました。

また財務事例については、計算問題が自分的に難しい場合、全部あわそうとはせず半分だけは点数を絶対取るようにすぐに頭を切り替えるという判断基準を自分でもっていました。

理由は、難しめの問題が出た場合、半分取れれば合格ラインには絶対にのれるということが、「ふぞろいな合格答案」等の各種情報よりわかっていたからです。

この判断基準を持っていたおかげで、去年の財務みたいな難しめな問題が出されても、あせりつつも意外と冷静に対応できるようになります。

これらの判断基準は人それぞれなので当然自前でで考える必要がありますが、この直前期にこそ、一度「最悪の事態」への対応をじっくり検討してみてはいかがでしょうか?

診断士の2次本試験は、判断力・決断力がかなりの割合で必要ですよ!!

では、また・・・。

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