6月11日(水) 晴のち曇一時雨 (「道の駅 にしめ」~秋田市・旅館「白鳥荘」)
4時30分、「道の駅にしめ」を出発し北上。酒田以北の羽州浜街道は、「酒田街道」と呼ばれる。愛称「おけさおばこライン」の国道7号線である。
空は快晴だがまだいくらか肌寒い。この旅ではじめて牧草ロールを見る。
途中の「道の駅いわき」を越えて、秋田市内まで一気に入る予定を組んだので、歩行距離は今日も40キロ以上になる。加えて、秋田ユースホステルが満員で宿が取れなかったので、別の宿の予約もせねば。
5時10分、子吉川にかかる本荘大橋を渡る。橋は塗り替え工事中で、テープが張られた端を通過。
市街地を行くが、早朝のため車も少なく町も静か。ウォーキングの人たちと挨拶を交わしつつ歩く。
6時、道は海沿いをたどるようになる。
杉の丸太が大量に積み上げられている海岸の広場脇を通過する。秋田は林業の県でもある。
海上は、波はおだやかだが、雨が近づいているせいか遠くはやや霞んでいる。右側、丘の斜面には、野草が咲いている。
6時35分~40分、秋田まで35キロの表示の先に、「夕陽の見える日露友好公園」があり小休止。
1932年12月のロシア漁船の遭難漂着の救助を記念して建立された碑。
7時10分、路傍の花、オオキンケイギクがここにも。
7時15分、強風や寒さへの対策だろうか、この辺りは家屋や畑などが板や丸太で囲ってある所が多い。
7時20分、芦川を渡る。
7時55分、松ヶ崎のコンビニで買い物と食事。牛乳、菓子パン、塩あめ。
8時35分、JR羽越本線の踏切を渡り、以後線路に沿って進む。気温19℃の表示あり。雲が広がって風がひんやりしてくる。
9時20分、羽越本線の写真を撮っていると、小雨が降りだして来、バス停にて雨宿り。
9時40分~10時15分、「道の駅いわき」にて休憩。携帯電話で旅館の予約をする。
ここの道の駅にも菅江真澄のパンフレットがある。
11時30分、雨があがり、低潅木が続く海岸を眺めつつ歩く。
11時55分、秋田市に入る。
13時、こちらは羽越本線の特急。
13時20分、酒田街道は、国道7号線から別れて県道56号線に変わり、秋田駅方面に向かっている。
13時55分、大森山公園の横の坂をゆるく上り、大森山動物園交差点で県道65号線と交差。このあたりから徐々に市街地の雰囲気が感じられるようになる。
14時15分、新屋橋の公園の東屋で10分間小休止。
14時35分、雄物川にかかる秋田大橋。
大橋をを渡っていると、70歳だという男性に声をかけられ、しばらく話。彼は旭川出身の人で、旭川~秋田間は約700キロとのこと。そうするとこちらもあと1000キロくらい。全行程の約3分の2を歩いてきたわけである。
最上川には比ぶべくもないが、雄物川もまた大河の風格はある。
14時50分、橋を渡りきったところで、今度は自転車の青年に話しかけられる。彼は自転車で日本一周をしたいと考えているとのこと。ぜひ実現するように祈っていると言うと、記念に写真を撮らせてくれと言われモデルになる。
以後は市街のビル群をぬって歩くが、秋田市街は、歩行者にとって実に歩きにくい所。自動車優先で、歩行者信号の待ち時間はやたらと長く通行時間は短い。歩道橋や地下道など頻繁な迂回も否応なしである。福井県に次ぐ歩行事情の悪さだと感じる。
16時、宿に到着。宿は秋田駅に近く、千秋公園の横の静かな所。連泊のため宿泊代、1泊2食付5000円×2。
経費 10,443円 累計 236,406円
歩数 65,579歩 累計 3,059,000歩(300万歩を越える)
距離 46km 累計 2,018km(2000kmを越える)
歩数、歩行距離ともに、区切りとなる大台を越えた記念すべき日なり。
(途中から当ブログにこられた方は、右バー「最新コメント」欄の「★はじまり★/ブログを始めました」をクリックして旅のはじめのページに飛び、最上段の「次の記事へ」から順に、日本縦断徒歩の旅をお楽しみください。--管理人より)
4時30分、「道の駅にしめ」を出発し北上。酒田以北の羽州浜街道は、「酒田街道」と呼ばれる。愛称「おけさおばこライン」の国道7号線である。
空は快晴だがまだいくらか肌寒い。この旅ではじめて牧草ロールを見る。
途中の「道の駅いわき」を越えて、秋田市内まで一気に入る予定を組んだので、歩行距離は今日も40キロ以上になる。加えて、秋田ユースホステルが満員で宿が取れなかったので、別の宿の予約もせねば。
5時10分、子吉川にかかる本荘大橋を渡る。橋は塗り替え工事中で、テープが張られた端を通過。
市街地を行くが、早朝のため車も少なく町も静か。ウォーキングの人たちと挨拶を交わしつつ歩く。
6時、道は海沿いをたどるようになる。
杉の丸太が大量に積み上げられている海岸の広場脇を通過する。秋田は林業の県でもある。
海上は、波はおだやかだが、雨が近づいているせいか遠くはやや霞んでいる。右側、丘の斜面には、野草が咲いている。
6時35分~40分、秋田まで35キロの表示の先に、「夕陽の見える日露友好公園」があり小休止。
1932年12月のロシア漁船の遭難漂着の救助を記念して建立された碑。
7時10分、路傍の花、オオキンケイギクがここにも。
7時15分、強風や寒さへの対策だろうか、この辺りは家屋や畑などが板や丸太で囲ってある所が多い。
7時20分、芦川を渡る。
7時55分、松ヶ崎のコンビニで買い物と食事。牛乳、菓子パン、塩あめ。
8時35分、JR羽越本線の踏切を渡り、以後線路に沿って進む。気温19℃の表示あり。雲が広がって風がひんやりしてくる。
9時20分、羽越本線の写真を撮っていると、小雨が降りだして来、バス停にて雨宿り。
9時40分~10時15分、「道の駅いわき」にて休憩。携帯電話で旅館の予約をする。
ここの道の駅にも菅江真澄のパンフレットがある。
11時30分、雨があがり、低潅木が続く海岸を眺めつつ歩く。
11時55分、秋田市に入る。
13時、こちらは羽越本線の特急。
13時20分、酒田街道は、国道7号線から別れて県道56号線に変わり、秋田駅方面に向かっている。
13時55分、大森山公園の横の坂をゆるく上り、大森山動物園交差点で県道65号線と交差。このあたりから徐々に市街地の雰囲気が感じられるようになる。
14時15分、新屋橋の公園の東屋で10分間小休止。
14時35分、雄物川にかかる秋田大橋。
大橋をを渡っていると、70歳だという男性に声をかけられ、しばらく話。彼は旭川出身の人で、旭川~秋田間は約700キロとのこと。そうするとこちらもあと1000キロくらい。全行程の約3分の2を歩いてきたわけである。
最上川には比ぶべくもないが、雄物川もまた大河の風格はある。
14時50分、橋を渡りきったところで、今度は自転車の青年に話しかけられる。彼は自転車で日本一周をしたいと考えているとのこと。ぜひ実現するように祈っていると言うと、記念に写真を撮らせてくれと言われモデルになる。
以後は市街のビル群をぬって歩くが、秋田市街は、歩行者にとって実に歩きにくい所。自動車優先で、歩行者信号の待ち時間はやたらと長く通行時間は短い。歩道橋や地下道など頻繁な迂回も否応なしである。福井県に次ぐ歩行事情の悪さだと感じる。
16時、宿に到着。宿は秋田駅に近く、千秋公園の横の静かな所。連泊のため宿泊代、1泊2食付5000円×2。
経費 10,443円 累計 236,406円
歩数 65,579歩 累計 3,059,000歩(300万歩を越える)
距離 46km 累計 2,018km(2000kmを越える)
歩数、歩行距離ともに、区切りとなる大台を越えた記念すべき日なり。
(途中から当ブログにこられた方は、右バー「最新コメント」欄の「★はじまり★/ブログを始めました」をクリックして旅のはじめのページに飛び、最上段の「次の記事へ」から順に、日本縦断徒歩の旅をお楽しみください。--管理人より)
今思い出しても、毎日が新鮮な楽しい旅でした。
今後もよろしくお願いします。