3月30日(日) 雨のち晴 (周南市・JR徳山駅~柳井市・JR柳井駅
~周南市・ホテルAZ山口徳山店に戻り連泊)
6時40分、宿の窓より、徳山の朝。徳山は、企業の城下町といったところ。出光、帝人、日立、中国電力等々。
今日の行程は、JR柳井駅まで空身で歩き、JR山陽本線で戻って、再び徳山泊。
柳井に適当な宿が見つけられず、足の状態をも考慮してのこと、とかいろいろ理屈をつけつつ、セコい手を使っている。易きに流れているぞ、いかんなぁ。
7時20分、ともあれ宿を出発。雨の中を、ゴアの雨具を着用し、傘をさしていく。
天気予報は、荒れ模様。降水確率は、午前60パーセント、午後30パーセント、とテレビが報じていた。
JR徳山駅前を通過。
だが、歩き始めるとすぐに止んでしまった。
駅前を通過し、県道347号を行く。
満開の桜並木が続く下を歩く。日曜日なので、静か。
7時40分、雲間から薄日がさすのが見える。
新幹線と、
山陽本線。
林立する工場の煙突などを右手に見つつ行く。
8時、櫛ケ浜駅前通過。県道170号に。
8時40分、末武川。橋を渡って下松市に入る。県道366号に代わる。
8時55分、平田川。
菜の花咲く開作公園。
9時30分、日立製作所の廃線になった引き込み線を通過。
9時45分、国道188号線に合流。山陽本線と並行する。
左手の小山の山腹に桜が咲いている。
9時55分、貨物列車通過。
右手は水路。
10時、光市に入る。
反対側は海が先方に見える。
この辺りから、周防灘沿いを歩くようになる。下関以来である。視野が広がるのは快適なり。
風が強く、波はやや荒いが、好天の兆し。
何で読んだのか、「おお海よ、汝の水は塩分に満ちている」という語句が、突然浮かんできた。
10時25分、虹ケ浜海水浴場。
10時45分、JR光駅前を通過。
「猿回し発祥の地」。
駅の先で小休止。お花見。
11時5分、島田川渡る。
桜を見つつ行く。
11時45分、冠天満宮。
室積海水浴場。
海の色は徐々に青さを増している。
12時35分、ここより7km横波注意の標識。
空はもうすっかり晴れ渡り、海はきらめいている。瀬戸内の島々が見える。波は輝き、風は柔らかく、追い風に足の痛さも忘れる。
牛島(うしま)。
荷物はないし天気はいいし、ただもうのんびりと。
振り返り。
何を採っているのかな。
13時15分、伊保木海岸。
国道188号線を快調に飛ばす。
13時55分、梶取岬。
田布施町に入る。
海青し。
その後、岬を回り込んでいくが、途中で、堤防に座って足をぶらぶらさせて、煙草を吸いながら、酒を飲んでいる男性に、「どこ行くの」とつかまり、ちょっと寄っていくように言われ、少し立ち話をした。酒を飲んでいけと言われたが、お断りしてコーヒーをご馳走になる。同世代の人で、いろいろな職業についてきたとのこと。音楽関係の仕事もしたとかで、「ローリングストーンズ ハブ ノー モス」「人生、しがらみを捨てて旅を続けよう」という考えで意気投合し、激励の握手をされて別れた。
14時、田布施川の河口部に入ると、海が濁ってくる。
尋ねてみたら、「ニナ」という巻貝を採っているとのこと。湯がいて食べると美味だ、と。
対岸の丘の上に風車が見える。対岸の山頂部に、4基ほど風力発電の風車があり。
14時35分、麻里府海岸。この地に一時住んでいた国木田独歩の詩碑あり。
「なつかしきわが故郷は何処ぞや
彼処にわれは山林の児なりき
顧みれば千里江山
自由の郷は雲底に没せり」
15時15分、田布施川にかかる新八海橋を渡り、平生町に入る。
古い八海橋は壊れていて通行止め。
以後は柳井駅まで、海から離れて陸の道を行く。
16時、柳井市との境の田布呂木峠。
幕末維新の志士、白井小介の顕彰碑あり 。揮毫は山県有朋。
16時10分、柳井市に入る。
16時25分、陸橋を渡り、
JR柳井駅に着く。あとは徳山駅まで戻ればいいはず‥‥
発車間際だったので慌てて乗車したが、これが逆方向行き。隣の柳井港駅で降りて、約40分間、山陽本線が来るのを待つ。いやぁ寒かった。最後でチョンボをして消耗。
18時、徳山の宿に戻る。宿泊、朝食サービス 4800円
歩数 57441歩 (累計 1118499歩)
距離 42km (累計 725.5km)
費用 6807円 (累計 99018円)
~周南市・ホテルAZ山口徳山店に戻り連泊)
6時40分、宿の窓より、徳山の朝。徳山は、企業の城下町といったところ。出光、帝人、日立、中国電力等々。
今日の行程は、JR柳井駅まで空身で歩き、JR山陽本線で戻って、再び徳山泊。
柳井に適当な宿が見つけられず、足の状態をも考慮してのこと、とかいろいろ理屈をつけつつ、セコい手を使っている。易きに流れているぞ、いかんなぁ。
7時20分、ともあれ宿を出発。雨の中を、ゴアの雨具を着用し、傘をさしていく。
天気予報は、荒れ模様。降水確率は、午前60パーセント、午後30パーセント、とテレビが報じていた。
JR徳山駅前を通過。
だが、歩き始めるとすぐに止んでしまった。
駅前を通過し、県道347号を行く。
満開の桜並木が続く下を歩く。日曜日なので、静か。
7時40分、雲間から薄日がさすのが見える。
新幹線と、
山陽本線。
林立する工場の煙突などを右手に見つつ行く。
8時、櫛ケ浜駅前通過。県道170号に。
8時40分、末武川。橋を渡って下松市に入る。県道366号に代わる。
8時55分、平田川。
菜の花咲く開作公園。
9時30分、日立製作所の廃線になった引き込み線を通過。
9時45分、国道188号線に合流。山陽本線と並行する。
左手の小山の山腹に桜が咲いている。
9時55分、貨物列車通過。
右手は水路。
10時、光市に入る。
反対側は海が先方に見える。
この辺りから、周防灘沿いを歩くようになる。下関以来である。視野が広がるのは快適なり。
風が強く、波はやや荒いが、好天の兆し。
何で読んだのか、「おお海よ、汝の水は塩分に満ちている」という語句が、突然浮かんできた。
10時25分、虹ケ浜海水浴場。
10時45分、JR光駅前を通過。
「猿回し発祥の地」。
駅の先で小休止。お花見。
11時5分、島田川渡る。
桜を見つつ行く。
11時45分、冠天満宮。
室積海水浴場。
海の色は徐々に青さを増している。
12時35分、ここより7km横波注意の標識。
空はもうすっかり晴れ渡り、海はきらめいている。瀬戸内の島々が見える。波は輝き、風は柔らかく、追い風に足の痛さも忘れる。
牛島(うしま)。
荷物はないし天気はいいし、ただもうのんびりと。
振り返り。
何を採っているのかな。
13時15分、伊保木海岸。
国道188号線を快調に飛ばす。
13時55分、梶取岬。
田布施町に入る。
海青し。
その後、岬を回り込んでいくが、途中で、堤防に座って足をぶらぶらさせて、煙草を吸いながら、酒を飲んでいる男性に、「どこ行くの」とつかまり、ちょっと寄っていくように言われ、少し立ち話をした。酒を飲んでいけと言われたが、お断りしてコーヒーをご馳走になる。同世代の人で、いろいろな職業についてきたとのこと。音楽関係の仕事もしたとかで、「ローリングストーンズ ハブ ノー モス」「人生、しがらみを捨てて旅を続けよう」という考えで意気投合し、激励の握手をされて別れた。
14時、田布施川の河口部に入ると、海が濁ってくる。
尋ねてみたら、「ニナ」という巻貝を採っているとのこと。湯がいて食べると美味だ、と。
対岸の丘の上に風車が見える。対岸の山頂部に、4基ほど風力発電の風車があり。
14時35分、麻里府海岸。この地に一時住んでいた国木田独歩の詩碑あり。
「なつかしきわが故郷は何処ぞや
彼処にわれは山林の児なりき
顧みれば千里江山
自由の郷は雲底に没せり」
15時15分、田布施川にかかる新八海橋を渡り、平生町に入る。
古い八海橋は壊れていて通行止め。
以後は柳井駅まで、海から離れて陸の道を行く。
16時、柳井市との境の田布呂木峠。
幕末維新の志士、白井小介の顕彰碑あり 。揮毫は山県有朋。
16時10分、柳井市に入る。
16時25分、陸橋を渡り、
JR柳井駅に着く。あとは徳山駅まで戻ればいいはず‥‥
発車間際だったので慌てて乗車したが、これが逆方向行き。隣の柳井港駅で降りて、約40分間、山陽本線が来るのを待つ。いやぁ寒かった。最後でチョンボをして消耗。
18時、徳山の宿に戻る。宿泊、朝食サービス 4800円
歩数 57441歩 (累計 1118499歩)
距離 42km (累計 725.5km)
費用 6807円 (累計 99018円)